Re: ホンジュラスマホガニー ( No.1 ) |
- 日時: 2009/07/01 08:36
- 名前: nature
- トシさん、はじめまして。
私もまだまだ勉強中の身です。 実は私も同様の疑問を持っており、いろいろ調べました。 かなり前から、多くのメーカーがホンジュラスマホガニーの代わりに、アフリカン・マホガニーやサペリを使用してきているようです。 ただ「マホガニー」と記されている場合は、アフリカンであることも多いようです。サペリは樹種自体が異なるので、本当は「サペリ」と書かなくてはいけないはずですが、混乱している例もあるようです。事実、良心的なメーカー・ルシアーさんは「サペリ」と明記されています。 また「アフリカンマホガニー」は広範囲に分布し、 それによってかなり性質に差があるようです。気乾重量もホンジュラス・マホガニーより大変軽いものから重いものまでかなり幅があるようです。ですから、楽器の材料としても高品質なものから低品質のものまでかなり幅があるようです。 実は私はホンジュラス・マホガニーでギターをオーダーしようとしたのですが、私のオーダーしたところでは、もうストックがないとのことでした。しかし、前述のとおりの説明をされ、ホンジュラスに劣らないものを精選してつくって下さると言うことでお願いしました。出来上がりは、満足しています。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.2 ) |
- 日時: 2009/07/02 01:18
- 名前: ビンゴ
- トシさん、natureさん、こんにちは。
ホンジュラスマホガニー(ジェニュイン)は、新たな伐採は難しいでしょうね。 でも、それも仕方ないと思います。もともとホンジュラスマホガニー自体が、 キューバ産のマホガニー(すでに絶滅だとか)の代用材だったのですから、 次の代用材が「ブランド」になっていくだけなのかもしれませんし。 たしかに、「銘木」と呼ばれる木材は、性能・質感・香気・削ったときの仕上がりや感触など、 すばらしいものがあります。 日曜大工の角材ですら、ベイツガとヒノキとでは手触りからして違いました。 でも、結局安い方を買ってウッドデッキの手すりにしましたが。(安物買いの銭失いか?)
話がそれましたね。ネック材なら、別スレッドで議論されている、セドロ、やnatureさんの お書きになったサペリ、アフリカンマホガニーなどにも良材はあります。ナトー(ニャトー)にも あります。 「名前」にこだわらず、「品質(またはサウンド)」にこだわって製造する 姿勢は、決して悪くはないと思います。ダメな「ホンマホ」よりも良い「ナトー」が私は良いと 思います。ダメな「ハカ」より、良い「ローズ」・・・ですよネ。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.3 ) |
- 日時: 2009/07/04 08:47
- 名前: nature
- 便乗質問お許し下さい。
ビンゴさんは、クラシックギターにも詳しいと思うですが、私の持っているギターのうちの1本が、ネック に「ホンジェラス・シダー」という説明になっているのですが、どういうものなのか私にはわかりません。 もしおわかりになるのでしたら、ご教授下さい。 また、ビンゴさんは別スレでも、クラシックは「究極」の1本に出会われたそうですね。大変興味があります。どんな材質のギターなのか教えて下さると嬉しいです。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.4 ) |
- 日時: 2009/07/04 09:21
- 名前: ビンゴ
- としさん、natureさんへの返信お許しください。
「ホンジェラス・シダー」についてはよくわからないのですが、ホンジュラスが スペインから独立した国であることから推測して、スパニッシュシダー(セドロ)に 似た木材なのではないかと思います。 つまり、「ホンジュラス産のセドロ・・・っぽい」みたいな材ではないでしょうか。 あまり参考にならなくてごめんなさい。 材のことなら、このBBSでは家具屋さんですね。私もうかがってみたいところです。
クラシックギターの件ですが、分不相応なギターです。ドイツ在住の 日本出身の製作家である、カズオ・サトー氏のギターです。 ネックはセドロだと思います。トップはドイツ松、サイド・バックは ブラジリアンローズウッドです。 音は派手さはないのですが、太くてでかい音です。曲想や気分にぴったりくるサウンドを、 あたかもギターが感じ取っているかのように奏でてくれるギターです。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.5 ) |
- 日時: 2009/07/04 22:50
- 名前: nature
- としさん、便乗質問すみませんです。
ビンゴさん、お返事ありがとうございます。 「ホンジェラス産のセドロ」・・確かにそうなのでしょうね。 私はアコギをはじめてそのスキルアップの為に、クラシックを習い始めたのですが、今、練習している時間は半々ぐらいです。なかなか上達しなくて・・・。 クラギは3本に増えてしまいました。私にとってはどれも素敵で離しがたい魅力があります。 ドイツ松にハカランダですか、きっと澄んだきれいな音なのでしょうね。私も究極の1本に出会ってみたいです。でもその前に、もう少し腕を上達させないとギターがかわいそうですから。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.6 ) |
- 日時: 2009/07/06 12:18
- 名前: ビンゴ
- としさん、こんにちは。
私の書き込み、としさんの質問にだいぶずれていましたね。ごめんなさい。
としさんの質問の一つに「音色はホンジュラスとその他の物では変わるのでしょうか。」 というのがありましたが、音色が極端に違う、とか、音量やサスティーンが極端に違う ということはありません。ですから、そのネックがホンジュラスマホガニーなのか アフリカンマホガニーなのかが聴き分けられるような、はっきりとした違いは無いと 考えます。「違い」はネックの仕込み、ボデーの出来など、総合的な出力として表れてくるのでしょうネ。 natureさん、私があのガットギターに出会ったときは、試奏してみてそのときに 「おお、私はこういうギターが欲しかったんだ!」と思ったわけで、あらかじめ「究極」の イメージがあったわけではないのです。 鉄弦にも「クラシックギター奏法」は良い影響をもたらしますから、ぜひ続けてくださいませ。 「なかなか上達しなくて・・・」というお悩みは、実は上手くなっている証だと 思います。どんどん上達しているという実感は、実は初心者の特権ではないかとすら思います。 技術的な理解が高度になったり、「耳」が育ってくると、それまで「良いじゃないか」 とまんざらでもなかった自分の演奏の「粗」が見えてくるんですね。そこからが本当の上達 ですから、あきらめずにコツコツ練習してください。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.7 ) |
- 日時: 2009/07/06 12:33
- 名前: YAMAGUCHI
- >ダメな「ハカ」より、良い「ローズ」・・・ですよネ。
別スレッドでもあったけど、材料も名前が付くとそこで神話が形成されて...
先日、ビンゴさんもよく行かれる某大久保近辺の楽器屋さんで、なかなかいい楽器(スペイン製ガット)と遭遇しました。 それはローズサイドバックで、指板も真っ黒ではない、材料的には贅沢ではない楽器で、値段もそれほど高くはなかったけど、実にいい音でした。 同じ作者のハカランダも以前弾いたことがありましたが(値段35%増しくらい)、断然今回の楽器の方がよかったと思います。 材料の産地より大きなファクターはいろいろあるけど、「名前」が付いてしまうから気になるというところなのでしょうね。 (材のことだけ言っても、原産国より選別やシーズニングが大きく影響しそうです)
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.8 ) |
- 日時: 2009/07/06 22:38
- 名前: 家具屋
- 皆様、こんにちは。
ホンジェラス・シダー、、、私も聞いたことないです。
スパニッシュシダーは中南米に広く分布していますから、 ホンジュラス産のものを特にそのように呼んでいるのでしょうか? また、セドロは中南米産のCedrela属に広く使われる名前です。 代表的なのがCedrela odorata=スパニッシュシダーですが、 他のCedrela属の中にホンジュラスシダーと呼ばれるものがあるのかも?
詳しくは発売元に問い合わせれば教えて下さると思いますよ。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.9 ) |
- 日時: 2009/07/07 13:53
- 名前: nature
- 皆様、こんにちは。
家具屋さん、ありがとうございます。 スペイン製のギターなので、英語で質問したのです が、そのほかの質問にはお答えいただけたのですが、 どうも私の英語が拙くてその質問には見当違いの回答 しかいただけなかったのです。ずいぶん時間もかかりましたし。 HPには Mango:Cedro de Honduras と説明されております。 でも、家具屋さんの説明で、スパニッシュシダーが 中南米にあることが理解できました。ありがとうございました。
ビンゴさん、励ましの温かい言葉をありがとうございます。姿勢も弾き方も違うので、二刀流に困惑して いる部分もありますが、頑張って続けてみます。 それに最近ナイロン弦の音色にもグッと来ています。私のお気に入りはTOPがエゾマツで、SIDE・BACK がホンジュラス・ローズなんです。意外に甘くて心地良い音で鳴ってくれております。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.10 ) |
- 日時: 2009/07/07 20:17
- 名前: ビンゴ
- natureさん、こんにちは。
「TOPがエゾマツで、SIDE・BACKがホンジュラス・ローズ」ですか・・・。この組み合わせは ヤマハのGC(グランドコンサート)シリーズにありますね・・・・。 明瞭で張りのある音のギターという印象です。特に近年のヤマハナイロン弦は 「一皮むけた」みたいな感じで元気よく鳴るギターが多いと感じています。エゾマツは かなり良いトップ材だと思いますが、資源は枯渇しかかっているやにも聞いています。 何につけても「枯渇」「取引禁止」など、寂しいことですね。ホンジュラス・マホガニーも そうですが、他にも指板材の黒檀などもかなり厳しい状況のようです。 せめて今手元にあるギターを大切に使いたいと思います。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.11 ) |
- 日時: 2009/07/07 22:02
- 名前: nature
- としさん、私のせいで話題がそれてしまい、申し訳
ございません。しばし、お許しを。 ビンゴさんには何でもわかってしまうのですね。 実はシダーTOPで、SIDE・BACKがインドローズという スペイン産の、私には過ぎるギターを縁あって2本 持っています。どちらも音量があり、甘くて太い 素敵なギターです。それに比してYAMAHA GC-41は 堅そうな素材のイメージなんですが、そうでもなく、 結構ゆったりと鳴ってくれます。これは意外でした。 個体差なのかもしれませんが、気に入っています。 昔のGCのハカランダものを一時持っていましたが、 自分の音の好みで、今の3本になりました。 ホンジュラス・マホもホンジュラス・ローズも そしてエゾマツもと、どんどん資源が枯渇していく のは寂しいですね。今手元にある巡り会った楽器たち を大事にしていきたいと思います。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.12 ) |
- 日時: 2009/07/09 18:32
- 名前: ビンゴ
- こんにちは、トシさん。(表記をひらがなでしていました。失礼いたしました)
マーチンがホンジュラスマホガニーのネック材を確保できなくなったのは、 カタログで「セレクテッドハードウッド」と表記し始めた頃でしょうから、 そろそろ10年ぐらい経つのでしょうか・・・。私も正確な年代は覚えていません。 90年代の末頃だったと思いますが・・・。そして、セレクテッドハードウッドの 初期ではホンジュラスマホガニーとセレクテッドハードウッド、つまりホンジュラス マホガニー以外の材(セダー)が混在していたように思います。
マーチンは現在中南米産のセダーをセレクテッドハードウッドとして使用している と認識しています。つまり、アフリカ産のマホガニーや東南アジア産の「マホガニー」 はまだ使っていないと思います。これからは使うようになるかもしれませんが・・・。
ところで、YAMAGUCHIさんのお書きになったローズボデーのクラシックギターのお話 で、あのショップにある「ラファエル・ロマン」というベルナベ工房製のギターを 思い出しました。ローズにありがちな「重さ」から一つ抜け出した「コ〜ン!」と した太い響きと全体にパンチ力のあるギター。なんだかそれを連想してしまいました。 もう売れたのかなあ・・・。今度見てみようっと。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.13 ) |
- 日時: 2009/07/09 19:10
- 名前: YAMAGUCHI
- >「ラファエル・ロマン」というベルナベ工房製のギターを
あはははは、これまた大当たり! 本当に何でもわかっちゃうんですね。 今日もう一度、うちのマリンちゃんと対決させようかと思ったけど渋谷で用事ができて行けませんでした。 渋谷で、またHeadway OM-CUSTOM があって弾きましたが、実に大したレスポンスですね。マーチンは響きの柔らかさはあるけど、芯はHEADWAYの方が強そうです。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.14 ) |
- 日時: 2009/07/10 19:39
- 名前: YAMAGUCHI
- >今日もう一度、うちのマリンちゃんと対決させようかと思った
で、出直しました。この対決は別スレッドで語られている。
芯/倍音
について考えさせられました。
ショップの楽器(1995年スプルース/ローズ)は芯が強く、遠達性がある、パワフルな楽器、そしてスペインの香りがプンプンです。
持ち込んだ楽器(1970年シダー/ハカランダ)は比較するとずっとブライトで軽みがある音。色気はあるけど、芯の強さでは一歩譲る。
素材・時代・作者についていろいろ考えされた対決でしたが、やはり入れ替えるという決断まではいたりませんでした。 店頭でならんでいたらどっちを選ぶか、微妙だったと思います。
で、 2本をとっかえひっかえ弾いていたら品のよい紳士に声をかけられました。 かなりお詳しそうな方でしたので、「聞いていて違いはどうですか?」とたずねると、大体私の感じていたことと一致しました。
それからひとしきり楽器のお話をして、この方もマーチンを試奏されてました。
でね、この方、なんだかビンゴさんを連想させるんですよね。柔らかい物腰とか言葉、楽器に関する哲学とか、「ビンゴさんですか?」と聞けばよかったのかも知れませんが...
ご本人でしたら失礼しました。また人違いでしたら、これまた大変失礼しました。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.15 ) |
- 日時: 2009/07/10 19:59
- 名前: ビンゴ
- YAMAGUCHIさん、大当たりです〜!
私でした。も〜、私、ファンなもので、ドキドキしていました。 またお会いできると良いですね!
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.16 ) |
- 日時: 2009/07/10 20:44
- 名前: ひと
- ぇえ!? お二人が出会われたんですかぁ!!
YAMAGUCHIさん、ぜひ私のホンマホOMカスタムで、over the rainbow 聴かせてくださ〜い
と言っても、なかなか関西方面に来られる予定は有られないみたいなんですが・・・いつか!
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.17 ) |
- 日時: 2009/07/10 21:57
- 名前: ビンゴ
- ひとさん、YAMAGUCHIさん、こんにちは。
先ほどは私こそ失礼しました。 仕事を早くに終えたので、何の気なしに立ち寄ったら、チョー格好いい演奏が 聞こえてくるではありませんか!!ああ、YAMAGUCHI さんだ〜〜!! もう、近くに行って、お話させていただきました。でも、HNを名乗るのもなんだかで、つい知らない顔してとぼけてました。
次は本名で名乗ります。ここでも、店頭でも、今後ともよろしくお願いします。m(__)m
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.18 ) |
- 日時: 2009/07/10 22:09
- 名前: 山本山
- なかなか良いお話ですね。
バーチャルな世界といえど世の中広いようで狭い。 楽器店で皆様はすれ違っているのかもしれませんね。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.19 ) |
- 日時: 2009/07/10 23:35
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- >ビンゴさん
こちらこそよろしくお願いします。 私もビンゴさんの書き込みのファンでしたので、とてもラッキーな出会いでした。 HPのメニューに「メール」のリンクありますので、よろしかったらコンタクトくださいませ。
>ひとさん
>関西方面に来られる予定は有られないみたいなんですが・・・いつか!
11月には大阪から四国に回ると思います。 その節はまたよろしくお願いします。
>山本山さん
>楽器店で皆様はすれ違っているのかもしれませんね。
そうですね。特にマニアックなアコギ店は限られてますので、遭遇の可能性は高そうです。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.20 ) |
- 日時: 2009/07/11 00:48
- 名前: トシ
- 多くのレスありがとうございます。ホンジュラスついでにホンジュラスローズウッドの事もお聞きしたいと思います。ヤマハやヤイリではニューハカランダと称して10年以上前からバック・サイドにこのホンジュランスローズウッドを使用している様ですが、たしか愛媛シーガルもこの材を積極的に使っていますね。ニューハカランダと言うとハカランダの代用みたいですが、こちらもワシントン条約の議題に上っているみたいで希少材の仲間入りをするのでしょうか。で、私この材の事詳しくないので主にこの材のギターをお使いの方ご感想をお聞かせ下さい。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.21 ) |
- 日時: 2009/07/14 12:10
- 名前: nature
- ホンジュラスローズウッドは、ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)と同じ、マメ科の木で、木目も木乾比重も近く、音響特性が似ているらしく、そのことから稀少材となったハカランダに代わってニューハカランダと呼ばれるようになったようです。しかし、今はニューハカランダという呼称はあまり一般的でなく、ホンジュラス・ローズウッドときちんと明記されています。ところがこの木は、中米の小国ベリーズのみに産する木で、最初から限られた量しか産しなく、稀少材であったようです。ですから、規制の対象となることは十分に考えられると思います。
ところで、音ですが、私はクラギでしか所有しておりませんので、その感想を。YAMAHAのGCシリーズで、TOPはエゾマツ、SIDE・BACKが、インドローズ・ハカランダ・ホンジュラスローズのものを持っておりました。ただ、製作年代もグレードも異なるので、単純な比較は出来ませんが。 3本の中でハカランダは、芯があってやや硬質できらびやかに感じました。それに比べると、ホンジュラスローズは、インドローズに近く、芯があるのですが、その周りをのびやかに包んでくれる感じがしました。音がぼけるのではないのですが、のびやかに鳴ってくれる感じが私には合いました。よく「きらびやか」といろいろなサイトで表現されることも多いですが、私の持つ個体は、前述のように感じています。 結局私は、その3本の中から、弾いていていちばん気持ちがよいホンジュラスローズのものを残しました。 もちろんせっかく手に入れた稀少なハカランダを残そうかとも考えたのですが、気持ちよく弾ける方を選びました。 これは私のたまたま持っていた楽器の話で、一般化は出来ないと思います。そんな個体・そんな感じ方もあったのだと思って下されば幸いです。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.22 ) |
- 日時: 2009/07/15 19:58
- 名前: Rikki
- 参考になるかどうか分かりませんが、ホンジュラス・ローズウッドとホンジュラス・マホガニーの音を提示します。
>http://players.music-eclub.com/?action=user_song_detail&song_id=193569 メリルC-28S アディロンダック・スプルース+ホンジュラス・ローズウッド (少し録音にコーラス・エフェクトがかかっていますが差し引いてお聴きください)
http://players.music-eclub.com/?action=user_song_detail&song_id=239563 ブリードラブ(リバイバルシリーズ)OMM-Dx アディロンダック・スプルース+ホンジュラス・マホガニー (エフェクトかけていませんが、高音部分のみイコライザーで20%ほどカットしています)
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.23 ) |
- 日時: 2009/07/15 21:30
- 名前: 太郎八
- Rikki さん
お久しぶりです。
Open D の2曲、聴かせていただきました。 Little Martha は以前に聴かせてもらってましたが、 ブリードラブの Living in the country、めちゃくちゃ太郎八好みの音。。。 この曲、Leo Kottke のレコードでよく聴いたなつかしい曲です。 Rikki ver. どことなく東洋的な香りのする独自のアレンジ、光ってますね。 何回も繰り返し聴かせていただきました。 公開、ありがとうございます。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.24 ) |
- 日時: 2009/07/15 21:39
- 名前: Rikki
- >太郎八さん
拝聴ありがとうございます。 どちらもトップがアディロンであるという組み合わせもあると思いますが、ホンジュラス・マホはエッジが立っていて、明るくクリアな音だと思われます。 つい数週間前、お茶の青爺でフラッと購入してしまいました。ダメな私・・・。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.25 ) |
- 日時: 2009/07/16 16:33
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- Rikkiさんの演奏聴かせていただきました。
LITTLE MARTHA は本当に懐かしい曲。このアルバムは何度聴いたか分かりません。 メリルはビンテージサウンドを標榜してるそうですが、どちらかというと新しい楽器の感じの音ですね。(マーチンのオーセンもそんな感じ) オリジナルの音ももうよく覚えてないけど、枯れた感じではなかったのでイメージはピッタリだと思います。
もう一本のマホは、同じアディロンマホでもうちのマーチンと対照的です。音が元気でよく立つ感じ。ヘッドウェイのOM-CUSTOMと印象的には近いです。 太郎八さんが好きというのがよく分かります。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.26 ) |
- 日時: 2009/07/17 06:51
- 名前: Rikki
- >YAMAGUCHIさん
>同じアディロンマホでもうちのマーチンと >対照的です。
拝聴ありがとうございます。 本スレの話題である、ホンジュラス・マホの特徴は自分でもいまだによくつかめません。
むしろトップ材との組み合わせの方が音質に与える影響が強いように思えます。
それにしても、確かにおっしゃるように、同じアディロン・マホでもマーチンのアディロン・マホは特別ですね。音が太くてパワーを感じますが。
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.27 ) |
- 日時: 2009/07/18 07:43
- 名前: なみgこぞう◆b6HHCQdHq/2
- スレ主さま、みなさまおはようございます。
Rikkiさんお久しぶりです。 ギターの音のことは、何もよういわんのですが、 実にRikkiさんらしい、シャープでいい演奏ですねぇ!健在でなんだかうれしいです。 どうやったら、あんなふうな音がだせるのか・・・ いつも思います。
スレ主さま、ややスレはずし、すみません。 あまりにひさしぶりにRikkiさんの音をきいたので、つい!
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Re: ホンジュラスマホガニー ( No.28 ) |
- 日時: 2009/07/18 15:43
- 名前: Rikki
- >なみgこぞうさま
ごぶさたしております。お聴き頂き恐縮です。 一応、スレタイにそって材質の違いによる音質の違い把握の参考になればと思いアップいたしました。 スレ主様がお見えにならぬところで盛り上がってもなんですが、ホンジュラス・マホに限らず、アディロンとマホの組み合わせは、今のところ自分では一番のお気に入りの音です。 ただし音の厚さと言うかパワーというかボリューム感は、やはりローズウッド系に軍配があがるように思います。
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