Re: ハカランダとローズ ( No.1 ) |
- 日時: 2010/03/25 17:38
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- ううううううむ。
それほど音に必然性をかんじない(漢字にすると禁止ワードみたい)ならそもそもギターに100万は激しくもったいような気がします。
いずれ転売/買い替えということも視野にあるなら60年代D-28に一票ですね。価値下落が少なそうということで。 一生ものというのは狙っても駄目で「縁」があれば結果的に一生つきあった、ということになるのではないでしょうか。
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Re: ハカランダとローズ ( No.2 ) |
- 日時: 2010/03/25 19:14
- 名前: 貧乏人
- 悩む必要はありません。
予算をupして両方買えばいいんです。
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Re: ハカランダとローズ ( No.3 ) |
- 日時: 2010/03/25 19:41
- 名前: 気になりました
- 悩むワープア さま
お父様の意図は、「あぶく銭が入ったからパァ〜っとプレゼントしてやるよ!好きな物買ってやる」ってニュアンスなのか、はたまたある種の「資産」としてのプレゼントなのか・・・
資産としてなら’60sのD-28でしょうね。 YAMAGUCHIさまが仰る様に価格が安定しています。 出来るだけキレイな固体を選べば良いと思います。
好きな物をパァ〜っとなら、それこそギターに100万なんて現実的には予算無制限に等しいです。 (もっと上は有りますが・・)
価格とか価値とか先入観を全て捨てて、音や弾き心地の気に入った物を選べばイイのでは無いでしょうかね?
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Re: ハカランダとローズ ( No.4 ) |
- 日時: 2010/03/25 20:11
- 名前: GT3RS
- こんにちは、
余計な意見を少ししますと、 そこまで予算があるならば、もう少し足して、 Tバー仕様のD−28の1957年までで、 よく鳴っている個体を選べばよいと思います。
新品のレギュラーのD−45は、 止めておいたほうが賢明に思います。
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Re: ハカランダとローズ ( No.5 ) |
- 日時: 2010/03/25 21:13
- 名前: あぜみち
- はじめまして、悩むワープア様、皆様。
私もみなさんとほぼ同意見ですが、 ヴィンテージマーティンがたくさん置いてあるお店に行って 「気に入ったものを一本買いたいので、ゆっくり弾かせてもらえますか?」 とお店の方に意思を伝え、予算程度のギターを 片っ端から弾かせてもらって音やルックスや弾き心地の一番気に入ったものを 選ばれるのが良いかと思います。 (もちろん古い楽器ですし、状態の良し悪しもしっかりお店の方に 確認されるとよいと思います)
そんな時ぐらいしか、そんなギター達を引き比べできる チャンスもそう無いでしょうし。
ああ、うらやましや
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Re: ハカランダとローズ ( No.6 ) |
- 日時: 2010/03/26 00:29
- 名前: TANN
- いまやっておられる演奏スタイルでは、おそらくどちらも良い結果は選べないと思います。
30万程度で、よく調整された Lowden を1本。 出来るだけきれいな、D-28 のハカランダモデルを1本。100万越えると思いますが、一番良い選択だと思います。ご参考に。。。
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Re: ハカランダとローズ ( No.7 ) |
- 日時: 2010/03/26 02:46
- 名前: 古都
- ハカランダかローズ?
28か45? しかもD? なんで?そんな枠から?
修正 そんな枠から?と聞くと誤解が出るな どうして、そんな狭いチョイスから選ぼうとしたのかな?
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Re: ハカランダとローズ ( No.12 ) |
- 日時: 2010/03/26 12:26
- 名前: 悩むワープア
- みなさん親身に考えてくれて本当にありがとうございます。
インターネットだから、うそだろと責められたりすると心配だったけど書き込んでよかったと思います。 D-28とD-45にしたのは、ミーハーだけど格好やイメージが好きだからです。 だけど、格好の好き嫌いは分かるけど音の違いはそこまでわかりません、だからここに書き込んでみました。 先週御茶ノ水に行ったときはまだ何も決めてなかったからぐちゃぐちゃに見たけど、それでD-28とD-45にしようというところまで決めました。 もうあまり時間が無いのでそれが決まったのは僕の中ではすごい前進だと思っています。 先週は何も決めずに見ていたので貴重な時間をムダにつかっちゃったから今週土曜日が最後だから今度はテーマを絞ってきちんと見たいです。 父は資産としてプレゼントではありません。 お前にもギター買ってやる50万でも100万でもいいぞという話だけど、やっぱりYAMAGUCHIさんの言うようにどれでもいいのに100万は自分でも怖いです。 父からのプレゼントだから売ることは考えてません。 Lowdenも憧れるけど、見ませんでした。 みなさんの言うように60年代のD-28を中心に考えて見ます。 みなさんは60年代のD-28と最近のD-45だと、音質で、どこが一番違うと思いますか?傾向が違う曲を弾くけどだめですか?
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Re: ハカランダとローズ ( No.14 ) |
- 日時: 2010/03/26 12:58
- 名前: ダン
- 悩むワープアさんこんにちは。
悩みどころですが・・・。 はったりが効くのは45ですよね。 通好みならビンテージってイメージですが。 やっぱりギターに何を求めるのかってところですが。 よく解らないなら、率直に店員さんに相談してみたらいかがでしょうか? 「すみませんが、ギターに詳しい方に相談に乗ってほしいんですが・・」 来た人が信用できそうな人だったら・・。 「この店にある●●で、あなたがこれは良いと思うものを2本選んでもらえませんか?」 その中から選ぶとか・・・。 あるいは、実際に試奏を聴いてもらって、一番合いそうな物を提案してもらうとか・・。 もしかしたらマーチン以外から、フィットするものが見つかるかもしれません。
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Re: ハカランダとローズ ( No.15 ) |
- 日時: 2010/03/26 13:31
- 名前: 気になりました
- 悩むワープア さま
私個人の感覚で言えば現行のD-45は「カタイ」です。 音質以外も含めてです。 以前に比べて使用される材もグレードダウンしてる気がするのでそのせいかも? これは決して単純に悪いってニュアンスじゃなく、倍音が強い(多い)為か繊細でキラキラした感じなので硬質に感じます。それが近年モノは更に強い気がします。 人によっては28と比べると、基音に対して倍音のバランスが多いので「芯が細い」と感じる人も居ると認識しています。
対して’60sのD-28は音の角が少ないと言うか、包容力が有る感じ?(笑) 人によってはそれが返って「温い音」とも取れます。 ともあれ、守備範囲はD-28に軍配が上がると思います。
それとYAMAHAのLL11Eをお持ちでしたら、それと比較して方向性が違うのは・・まだD-28の方かな?って気がします。
そうそうこの掲示板はD-28ですし。。
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Re: ハカランダとローズ ( No.16 ) |
- 日時: 2010/03/26 13:42
- 名前: うさタンぴ
- はじめまして、悩むワープアさま。
ぶっちゃけ、60年代D28と新し目のD45には差があります。 でも、それはブラジリアンとインドローズの差ではなくって、その二つの楽器の『差』です。 だから、諸先輩方も悩むワープアさまの質問には答えられないのです。
まあ、そんなことより。。。
リミットが迫っている中、まずD28とD45に絞ったのはとてもいいことだと思います。 そしたら、次はD45かD28かを決めるのがいいと思います。 結果的にD45にするなら最近のものしか対象にならないでしょうし、 D28にすればお古にも手を出せるでしょうけど、それは結果論です。 うさタンもそこまで音の差は分かりませんが、 悩むワープアさまも仰るように、『鳴り方は全然違う』のはお分かりなのですよね? そしたら、まずそこを好みで決めたらいいんじゃないかと思います。
マーチン社はD28とD45をそれぞれ、別の音が出る楽器に作り分けています。
ですから、D28とD45は違うコンセプトの楽器だと思いますので、そこを考えたほうがいいと思います。 貴重な時間をこれ以上無駄にしないだめにも、そこを決めた状態でお茶の水に行かれてはどうでしょう?
最近のものだとはいえ、D45はD45です。 いくらヴィンテージと言っても、D28はD28です。 それらを比べるためには『どのエレメントを比較対象にして、どのエレメントを無視する』 なんて、比較の意味がなくなるような『ごく限られた条件化での比較前提』を作らなきゃいけないので、 どのみち、悩むワープアさまの今回の悩みにはそぐわない『比較』になると思います。
ということで、D45かD28かをまず、決めるといいかと思います。
(古都さまの発言は明らかにやりすぎですが、言いたいことはたぶん、 うさタンが↑に書いたことと一緒です。 あと、『28と45の音色について』ってスレがあるので、そちらも見てみてください。)
あと、余計なお世話ですが。。。 悩むワープアさまがその楽器を気に入ったのであれば、 それを買うのに、そのほかの理由は一切、要りません。 それを買っちゃいけない理由は何一つありません。
うさタンのそれも含め、周りの意見に必要以上に振り回されることのないよう。 悩むワープアさまがD45を買ったからって、それを責めるような人はここにはいませんので、 自信を持って、ご自分の気に入った楽器を買いましょう。
がんばってください!
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Re: ハカランダとローズ ( No.17 ) |
- 日時: 2010/03/26 16:23
- 名前: T.K
- はじめまして。
結果から言うとどっちでもいいと思います。ギターの音色はトップの設計が大半を占めています。では墓とローズの違いは??トーンの違いだけです。ハカランダは立ちあがりが早くエッジが利いていてジヤリ〜ンって感じで、ローズの場合は艶やかで、残響音がありまろやかな音色です。
ただそれだけです。
逆の発想で、もしインドローズが戦前から使われており’69年でインドローズが規制にかかり、やむなくブラジリアンを使うようになった、と想像してみてください。 要は好き好きもあるでしょうが、トラディッショナルな材が貴重視されるといったことも考えられるでしょう。当然貴重なブラジリアンですから値段は高いでしょう。 ハカランダがもはや入手困難な時代、貴重性のみを求めるのではなく、特性を考慮して、いろんなギターを弾いてみることが大切なことではないでしょうか。 むしろいい加減なグレードのハカランダを使うより、目が細かく、たっぷりとシーズニングをしたグレードの高いインドローズのほうがいいかもしれませんよ。
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Re: ハカランダとローズ ( No.18 ) |
- 日時: 2010/03/26 16:42
- 名前: GT3RS
- こんにちは、
個人的な意見ですが、 ハカランダとインドローズは、 材の持つ特有の音、木目、香りなどの好みの問題だと思います。
ただ、ハカランダのギターのほうが、 香りは、甘くよい香りのするように思います。 材質は、インドローズよりも硬く音も当然変わります。 現在は、ハカランダは、高価な材なので製作者も製作のときは、 より気合が入るのではないでしょうか?
レギュラー品でも 戦前のマーティンや50年代のマ−ティンは、 非常にこだわって製作した特別なギターに思います。現在とは、名前は、同じモデルでも異質のギターです。
ただ、製作者のこだわりが、まったく同じとして、ハカランダでもインドローズでもどちらも製作者次第で、どちらも、よくも悪くもなるように思います。
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Re: ハカランダとローズ ( No.19 ) |
- 日時: 2010/03/26 17:17
- 名前: Ouch!
- こんにちは、
たかがハカランダ、されどハカランダですね。
個人的にはもし悩むワープアさんがロック的な 音が空きならば、ハカランダのほうがいいような気がします。
ハカランダが使えなくなる以前は、マーティンは インディアンもブラジリアンも使えたわけです。 それでマーティンがブラジリアンを選んだというのはそれなりのわけがあったのでしょう。
もちろん、それぞれの材の個体差などは押さえた上の話です。
今まで弾いたローズの固体は、他の皆さんがおっしゃっているように立ち上がりが遅く残響音が重すぎるものが多かったです。個人的にはロックをメインに演奏するので、ハカランダの中でも一番音の跳ね返りのよいものを選びました。少しメイプル的ですが、しかし、メイプルではでにくい中音域の甘さもあるいい音ですね。
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Re: ハカランダとローズ ( No.20 ) |
- 日時: 2010/03/26 19:13
- 名前: ダン
- 悩むワープアさん・・・・。
悪魔のささやきですが・・。 ドライゼンターって弾いたことあります? ちょうど予算の少し下あたりのやつ・・。
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Re: ハカランダとローズ ( No.21 ) |
- 日時: 2010/03/26 21:15
- 名前: 古都
- どっちも良いギターだともうよ
俺には手がとどかねぇ。 だから余計に、もっと選択は無いかとも思う。 タナボタ的なプレゼントならどちらでもいいと思う。 ただ失礼を承知で書きますが ビンテージといえど価格ばかりで死んでいるものもあります せめて、そのあたりが分かればと思いますが老婆心でした。
それと追伸ですが 妬みでなく俺自身の正直な気持ちとして45の音の広がりと倍音は綺麗だと思うけど 意外と使い道の無い音だと思うよ 特にチューニング事態、変則で弾くならあの倍音は邪魔だと思うな。
マーチンがブラジリアンを使っていたのは丸太買いによる 単なる流通のせいです。 丸太買いするのは良質な部分を贅沢に使うためと 自社で責任管理した材を提供するためだといっていました。 ブラジリアンが当たり前に手に入った時代は当然航路で インド等からわざわざ入手するより 陸路のでブラジルから入手する方が安価だった為でもあります。 これが逆に わざわざインドから輸入していた材を使っていたのなら話は変わりますが・・・。 「悪い材ではないが、そうでない。他にお金をかけるべきところはたくさんあった。 今はインドローズを使っているが音質ともに差は無い ただ、丸太買いではなく製材を輸入している点は違う。」 と150th頃の雑誌で前社長が語っておりました
俺にはマグロの方が切実です。
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Re: ハカランダとローズ ( No.22 ) |
- 日時: 2010/03/26 22:37
- 名前: D-35Br
- はじめまして。
楽器には物質的なモノ意外の意味があると個人的には思いますので、楽器を活かせる/後生に残せる事も頭の片隅に置いて下さる事を祈ります。 悲しい楽器を増やさない為に。 普通、お金じゃ買えない歴史が楽器には刻まれてますから。
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Re: ハカランダとローズ ( No.23 ) |
- 日時: 2010/03/26 23:45
- 名前: もうすぐ50歳
- こんなサイトがありましたhttp://www.guitarholic.com/yom/yom_29.html
参考になるでしょうか?
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Re: ハカランダとローズ ( No.24 ) |
- 日時: 2010/03/26 23:47
- 名前: 66!
- 思うにトップの振動は音の広がりを決めますが、音質を決める要素としてはバックの要素が強いように思います。
だから60年代以前にマーティンがブラジリアンを選んだのは、 入手しやすさばかりが原因というのは、少し一面的なものの 見方ではないでしょうか?
スキャロップの有無など他の要素を同じにして比べた場合に、 ブラジリアンとインディアンの音の傾向の違いは 結構はっきりしていますから。 好みの問題でどちらが すきというのは自由ですが、だからといってこの2つの 違いを過小評価するというのは、どうにも理解できませんね。
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Re: ハカランダとローズ ( No.25 ) |
- 日時: 2010/03/27 04:58
- 名前: 古都
- 当事の文を思い出して加筆しましたので
読んでみてください。 思い違いはあるかもしれません
納得できなければ 目くそ鼻くそ妄想や都市伝説より
マーチン社に聞けば判ります。 簡単なことだと思いますが? 違った内容であれば、又掲示していただけると 皆の参考となります。
よろしくお願いいたいます。
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Re: ハカランダとローズ ( No.26 ) |
- 日時: 2010/03/27 08:08
- 名前: GT3RS
- 予算内で、新品で、ローズ系にこだわらなければ、
D-18Authentic は、現行のMartinの中では、 所有満足度かなり高いです。
ただ材質は、ハカランダでは、なくマホガニーですが。
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Re: ハカランダとローズ ( No.27 ) |
- 日時: 2010/03/27 13:35
- 名前: 蝙蝠
- 新品のギターを造って売る側にしてみれば
人気のハカランダと現行のインドローズに 「差が無い」と言うのは当然ではないだろうか? 鵜呑みにするのはどうかと思わないかね?
私のような素人でも音の「差」はあると感じるが・・・? もちろん「優劣」とは別の次元だけれど・・・。 そもそもクリスさんの耳は確かなのかな?(笑)
確かに「優劣」はないとは思うが・・・。 でもこれも主観の問題だね・・
マイケルヘッジスの音がお好きなら 私だったら迷わないと思うがね・・・。
追記 ああ、だが45を叩いて弾くのも それはそれで良いかも判りませんね・・。やったこと無いので
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Re: ハカランダとローズ ( No.28 ) |
- 日時: 2010/03/27 16:51
- 名前: 古都
- そうだね、最初から俺は優劣など語ってないよ
スレ主が何故検討視野に入れているか?それだけだ。
そして、制作メーカーが語っている以外の、ものは 構想・仮説・都市伝説としても良いのでは? 売るメーカー側の説明を鵜呑みにする必要は無いが メーカーとて金儲けでしているわけだから 主観の分かれる分野で わざわざ利の低い部材を選ぶことも無いだろう。
俺の想像ではインドローズがブラジルにあり ブラジリアンが、インドにあったなら過去のマーチン社はインドローズを使用していたと思う。 そしてインドローズがワシントン条約の対象になったとしたら 同じ現象が出ると思うよ。
俺も確かに音としての差は感じるけどそれより何より 当事の加工精度というか?作りこみは全く違うね。 D-18あたりで比較すると分かりやすくないかな? 過去のものと現在のものとで比較すると 材の差以上の何かを感じるからね GE・オーセンティックくらいが、ごく当たり前に作られていたんだね。 28の場合はプラス・バック材の違いと来ている。 他にもネックとか些細な違いはあるけど
単にブラジリアンだからというのは俺に言わせれば それこそ画一的だし説得力が無いね。 ファクターのひとつかな。
28GEのように家具用に木取りされた板目のブラジリアンなら '60代を選ぶね、でもその予算があればマーチンは買わないね。 あっ、でもD-18GEは価格的にも総合的にリーズナブルだね。 今はオーセンティックとの差別化で内容が少し違うから 5年ほど前の中古品からなら更に安くいいものがあると思うな。
ちなみに前社長はクリスじゃぁねぇし。
さぁ、釣の成果品をさばくとするかな。
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Re: ハカランダとローズ ( No.29 ) |
- 日時: 2010/03/27 18:21
- 名前: うさタンぴ
- 古都さま
68年製と69年製の差や71年製と72年製のD28の音の傾向の差は微々たるものだと思います。 ていうか、個体差に潰されちゃうというか、差なんて特に感じません。 (69年製は硬い音のが多いけど
でも、うさタン的に69年製と70年製の音のイメージは、はっきりと違います。 69年と70年で変わったのってサイド・バックの材とブリッジプレートだけです。 工場も作りこみも変わらないはずです。
それを都市伝説と言われると、うさタン的にはどうもちょっと。。。
スレはずしごめんなさいです。。。
追記。
変な話をしますが。。。 うさタンは山岳部の部長だった人なので、それなりにそっち方面のグッズに興味あります。 ナルゲンボトルってアメリカ製のボトルがあって、1gので2000ぐらいのやっすい水筒です。 それが、なんか環境ホルモンが出たって言うんで、素材をポリカーボネイトからPETに変えました。 うさタン的にはあり得ない話です。 ポリカーボネイト製だから買ってたようなもんだからです。 PET製の1gのボトルに2000なんて、冗談みたいな話です。
でも、ナルゲン社の見解は 『PETはポリカーボネイトに劣る素材ではなく、それどころか、環境にやさしいです』。 明らかに、売上に影響するからですよね。 ポリカーボネイトとPETが同じわけねえですよ。 ものすごい耐熱と銃弾を貫通させないポリカーボネイトが、PETになったんですから。 アウトドア用品ということで、何より頑丈さが求められて(=ポリカーボネイトが評価されて)売れてたんですから。
マーチン社はどう思って見解を発表したんでしょうか?
たぶん、想像で言いますが。 69年のD28と70年のD28は、『D28』というアイデンティティを覆すほどの音の差はありませんでした。 だから、ミュージシャンも騒がなかったんだと思います。 『材は変わってもD28はD28だからな』と言う事だと思います。 逆に言うと、D28のアイデンティティはサイドバックの材ぐらいじゃ変わらないってことだとも思います。
ここから911の見解ですが。。。
マーチン社は70年に至るまで、インディアンローズウッドを使用しなかった。 たとえば、ジャーマンはオプションとして選択肢を用意していたが、インドローズはオプションとして存在しなかった。 つまり、楽器用木材として採用していなかった、価値を見いだせなかったという事だと思います。 輸送料金込みの単価で言えば、シトカ、アディロンダック、イングルマンよりジャーマンのほうが高かったでしょう。 それでも、音質に対するなんかしらの価値を見出したからオプションとして用意したのだと思います。 インドローズがオプションとして用意されなかったのは、『高いってだけで、音質面での価値を認めない』からじゃないでしょうか? インドローズはブラジリアンのストックが尽き始めて、必要に迫られて、初めて採用した材です。 ブラジリアンが枯渇しなければ、今だってブラジリアンを使い続けていた事と思います。
ただ、D28という楽器が最も高い評価を得たのは、ブラジリアン時代でなく、インドローズになってからです。 産業の世界で言うならば、商品の価値は、(同じ値段だという前提で)すなわち出荷量の多さでしょう。 D28は70年代に最も評価され(売れ)ました。 マーチン社の考えに反して、ブラジリアンより、大衆の耳はインドローズを評価したのかもしれません。 そこらへんは何とも言えません。
そのことを考えると、ブラジリアンかインドローズかを考えるとき、 『D28の中では』大きな違いだと思いますが、『ギター全体では』どっちもD28の音がしますし、小さな違いだと思います。
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Re: ハカランダとローズ ( No.30 ) |
- 日時: 2010/03/27 20:17
- 名前: 古都
- うさタンぴさん
確かにそうかもしれませんね。
サイドバックのオプションに関してはスタイル分けで決まっていたのかもしれませんし トップ材の変更ほど音に関して重要視していなかったのかもしれません。 天然乾燥に莫大な時間がかかったのかもしれません。 (テスト的に使うことは出来ない) そしておっしゃる理由だったのかもしれません。
オプションは'78位からだと思っていましたので 当事から、トップ材がオプションで選択可能だったとは知りませんでした。 45などでイレギュラーにジャーマンやエンゲルマンを使用していたのは オリジナル45の設計に準じようとした表板の強度での検討だとばかり 思っていました。 18や28もオプション対応だったのでしょうか? であればジャーマンD-18は弾いてみたいですね。
同種でも樹種が違えば音は変わるとは思います。 コアウッドもローズと同じマメ科ですけど全く別物のようです。 そのような土俵なのかもしれません。 つまりブラジリアン・ローズウッド インディアン・ローズウッド 名前は似ていますが全く違う木だという認識 コアもハワイアン・ローズウッドとしたならイメージは 易いかもしれません。
ところが「ジャカランダ」という総称は更なる混乱を用いているように感じます。
考えとしては理解しますが、どちらにしても事実とは異なる空論かも知れませんから
現実として目の前の当事のものを選ぶのですから そのもの自体が気に入ってしまえばオンリーワンの価値なのでしょう。 その微細なしかも主観の分かれる部分に倍以上の対価を見出す・・・・・。
俺の主観には沿わない、といいますか そこまで魅力はないとかんがえます。(価格的にね)
だけど、価格の変動を見ると価値があるのでしょうね。
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Re: ハカランダとローズ ( No.31 ) |
- 日時: 2010/03/27 20:54
- 名前: 悩むワープア
- 古都さんは詳しいから僕にいろいろ教えてくれようとしてるけど、何を勧めてくれるてのかはっきりわかりません。
古都さんは何も知らないときに100万円のギターを買ってくれることになったらハカランダとローズの音と値段が不思議じゃないですか? 僕は平気で50万円も違っててびっくりしました。 だから、僕は聞き分けられないんだと思いました。 僕がずっと弾いて差がわかるようになった時に後悔しないようにしたいと思いました。 音が違うって分かった時にハカランダが欲しくなっても50万円も違ったら、たとえ金持ちになっても音の差が少しの差じゃ買わないと思うから今じゃないと一生買えないかもしれないからです。 でも今は値段の事はあんまり心配しなくていいからハカランダとローズがどう違うのかわかる人の意見を聞きたかったです。 音が違う事がわかるようになってローズのほうが好きな音だったのにハカランダを買ってたら困るからです。 だけど、今日はローズ2本とハカランダ5本とマフォガニー1本を弾いてきたけど、違いが少しわかりました。 T.KさんとGT3RSさんの話でわかるようになりました、ありがとうございました。 ハカランダはコツコツしててローズはぶよぶよしています。 マイケルヘッジスやドンロスはローズの方があうと思ったけど、どっちもいいけどハカランダのほうが弾いてて気持ちいいです。 ダンさん、ドライゼンダーはみつかりませんでした。 信用できる店員さんとすごく長く話して、最後は僕のスタイルにはしっかりした70年代の中古のローズのD-28か新品のD-28がいいっていう話になりました。 あと偶然ですね、 GT3RSさんと古都さんの言ってたD-18のGEも勧められて弾きました。 安いのにすごくいい音でびっくりしたけど、深みのある音じゃなかったのと店員さんがやっぱりD-28のほうがあってるって言ってくれました。 だけど、帰る途中からD-18のGEが気になってしかたありません。 今日は疲れたけど、これから父を迎えにいかなきゃいけないので終わります。 みなさんありがとうございます。 明日報告します。
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Re: ハカランダとローズ ( No.32 ) |
- 日時: 2010/03/27 21:34
- 名前: 古都
- そうか・・・。
そうだな、悪かったな。
価格は関係ないとしてブラジリアンとインディアンの差は 皆さんが書いているような感じに私も感じる
だけど、優劣でなく好みだと思うよ 自分で分かりづらければ、店員さんのアドバイスが正しいのかもしれませんが・・。 というか?それだけ分かれば上等ジャン。
ブラジリアンが何故高いのかは理解していただけたでしょうか? そういった意味では今回のような機会は絶好のチャンスかもしれません。 自分で買うとなると???ですし高価です・・・・。
後に好みが変わり、下取りに出しても店員さんが薦めるクラスのギターは買えるでしょうし ドレッドノートでないかもしれません。 ・・・そうか、プレゼントだから売るわけにはいかないのか・・・悩むな。
いろいろ薀蓄言ってるけど、正直D-28は基本というか 王道だからね かならず比較の対象にあがる良いギターだと思うよ。 マホ系は、それを知ってからでも問題はないと思う。
D-18GEはコストパフォーマンスに優れていますが・・・。 頑張れば後からでも買えるよ。 といっても十二分に良いギターです 価格相応どころかそれを上回る品だと思います。
これは高くてよい品は当たり前という関西人の血かもしれません。
その、価格を気にしなくて良いのであれば'60代28かな? でもタタキ系なら可愛そうな気もするな 歴史的遺産だからね・・・。 タタキ系は今のギターにするとか・・・。
ギターを思うがばかりコレクターのように弾かずに 床の間に飾られるのもギター本来の姿でないし ボディーヒッティングで打紺だらけあるいはトップ損傷、ブレイシング損傷ってのも可愛そうな気もするんだ。 その意味ではビンテージは気を使うかもしれないね。
俺は、価格の枠にこだわりすぎてたな。
でも、最後は自分が気持ちよくなるギターにしましょう。 弾きやすさも長く使うには大事だからね。
PS そうか! ブラジリアンで100万 '60代 インディアンで100万 45か 最初45と28を何故比較にするのかが分からなかったよ。
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Re: ハカランダとローズ ( No.33 ) |
- 日時: 2010/03/30 14:05
- 名前: 古都
- ブラジリアン論争ついでに、スレはずしさせていただきます。
ここにひとつブラジリアンに関しての私の考察がある むろん空論レベルなのですが・・・・。
それはD-35という機種 すでにブラジリアンが使えなくなってからの新機種なのですが
これも考え方は分かれる
バックが3ピースなのだが当初ブラジリアンが採用された事実 マーチン社がブラジリアンの楽器材としての価値を認めている証拠か? (本当はブックマッチで作りたいが、今となっては不可能) 違う材を混ぜることによる新しいトーンの開発か? (センター・メープルとしているメーカーもあるのだから意味はあるのだろう) 在庫ブラジリアンの端材のストック処分のためか? (その程度の大きさならまだ対応可能だった)
わざわざ、スタンダードの新機種として発表した以上、意図はあるはず しかも28の上のクラス(価格と品番)と位置づけている。
だから、それを知っていると 又、非難を浴びるだろうが オール・インディアンの35は 俺からすると35でないし28の方が良いように感じる。 もっとも28も同価格ならブラジリアンを選ぶ。
しかし35のトップの秘密も今回触れないが 35としてのキャラクターは守っている。
余談もあったが、恐らくマーチン社はブラジリアンの楽器材としての 特性、価値は認識していたものと思われる。 たまたま近場に絶好の材があったということでしょう。
何度も言いますが、どっちが優劣ではなく マーチン社としての 望む材・音はブラジリアンだったのでしょう。
それは先代の音、マーテン社の音、引き継ぐべき音 だったのかもしれません。
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Re: ハカランダとローズ ( No.34 ) |
- 日時: 2010/03/30 15:08
- 名前: Ouch!
- ワープアさん、おやじどもがあーだ、こーだいってるけどね、わたしのおすすめは60年代D-28!
理由は、当時のマーティンの部材、つくりなどの 丁寧さが現行のD-45を上回ると思うから!
もちろん、個体差はあるのでご自分で弾いて気に入った音が見つかったらというただしつきですが。
現行D-45なら今日かって明日うったらいくらくらい? 5-6割ってところ? 60年代D-28なら、15%の委託料の負担です。ここらへんも結構品質を正確にあらわしていると考えますね。
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Re: ハカランダとローズ ( No.36 ) |
- 日時: 2010/03/30 18:56
- 名前: 悩むワープア
- みなさん報告がおくれてしまいました。
日曜日は父と土曜日に行った楽器屋に行ったけど、楽器屋にずっといると僕はいいけと父は退屈だから30分しか楽器屋にはいませんでした。 その後新宿で食事をしたりして6時に分かれました。 だから楽器は買わなかったけど、現金を100万円もらいました。 父はその場で買うつもりじゃなかったみたいだから、あまり気にしてなくて気が楽になりました。 日曜日もD-18のGEがいいと思ったけど、やっぱり60年代のD-28は別格です。 僕には合わないけど、ライブするわけじゃないから弾いてて気持ちがいい60年代のD-28にしようと思います。 店員さんが管理に気を使わなきゃいけないって言ってました。 あと、ぱっと見ただけではわからないけど故障がある場合が多いって言ってましたから、じっくり選ぼうと思います。
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Re: ハカランダとローズ ( No.37 ) |
- 日時: 2010/04/24 11:22
- 名前: 破渦乱打
- 60年代のハカランダが最高ですよね。
ローズとは明らかに音が違います。
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Re: ハカランダとローズ ( No.38 ) |
- 日時: 2010/05/17 18:35
- 名前: 暮夜夢
- 60年代は、管理が大変ですよ!
まして、汗水流して、こつこつと貯めたお金じゃ ないんで、管理がおろそかになりませんか? 私なら、おろそかになっちゃいます でも、最近のD−45、止めて正解ですね! 新しいのにするのであれば、100万円だとcollings のD-2Hのカスタム(トップ材がアディロンダックでサイド・バックがマダカスカルローズウッド)なんかいいと思いますよ!管理も楽だしD-28に勝るとも 劣りませんよ!将来的な資産価値もあるし・・・ 私だったら、選択肢に入れます! ご参考に!
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