プロフィール
独立行政法人国立病院機構水戸医療センター
脳神経外科診療内容
我々の脳神経外科では、一般の外来診療および入院治療を行っている。また病院に第3次救命救急センターが併設されており、ここに収容される救急患者の治療にあたっている。特に、脳血管障害については脳神経血管内治療を積極的に取り入れた治療を全国に先駆けて行っている。
脳血管障害のなかで脳動脈瘤の破裂によるくも膜下出血の治療には、開頭・クリッピング術と血管内塞栓術がある。
<開頭術> <塞栓術>
二つの治療法について、国際的に「脳動脈瘤破裂クモ膜下出血2143患者に対する開頭クリッピング手術と血管内コイル塞栓術の無作為国際比較試験」が行われた。( 掲載:The Lancet 360:126-1274, 2002 (2002/10/26) )
その結果、「塞栓術とクリッピングのいずれも適応可能と判断された破裂脳動脈瘤患者の術後1年無障害生存率は、塞栓術群が有意に高かった。治療後の再出血率はコイル塞栓術の方が若干高めであるが、どちらの治療法でも低く長期的予防効果があると言える。」という事であった。
我々は、1997年より、手術侵襲の少ない血管内手術を第一選択として治療し、治療成績は、現在まで治療された400例以上の患者さんで、約80%の患者さんが予後良好である。この結果は、国際的な比較試験よりも良い成績であるとともに、他の施設で行われている開頭クリッピング手術の成績に比べても劣らないし、凌駕していると言えるものである。
また、脳ドックなどで見つかる未破裂脳動脈瘤に対 しても血管内手術を第一選択としており、現在までのところ400症例の全例で良好な結果に なっている。脳動脈瘤に対する血管内手術の適応も世界的な基準に合わせて作成 し、全体の約80%が、本治療法の適応があると判断されている。適応外のものは、 開頭術を行っている。
その他脳および硬膜動静脈奇形、閉塞性脳血管障害などにも血管内手術を行って いる。
医療設備:MRI、CT, DSA、脳血流測定装置、回転式リネアック、
外来診療:月〜金。(園部医師=月、水 杉田医師=火、木 加藤医師=金)
月 園部医師 : 新患受け付けは8:00から11:00 *再来は予約制
火 杉田医師
水 園部医師 : 新患受け付けは8:00から11:00 *再来は予約制
木 杉田医師
金 加藤医師
*セカンドオピニオン外来をはじめました。
水曜日:午後2時より
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sonobe@msi.biglobe.ne.jp