エヘッエヘエヘ〜 ここがチョット危ない
壱号実験室です!
ただいま研究ナンバー「伊の壱番」禁断の部屋行きほぼ確実のサラミに挑戦中です。
サラミ自体は決して禁断の部屋行きメニューでは有りません!まして今から2月くらいまではもっとも適した時期であるので今期中にサラミのレシピを実験室ではなく、この上のレシピ紹介として、アップして行ければとの思いから、初めての挑戦です。
[目的]
Akiはサラミが好き!自分好みの美味しいサラミがいつでも食べたい!
こりゃ作るっきゃない〜!
[目標及び研究期間]
ツブツブがはっきりしていて胡椒の?辛さがはっきりとした、あのワン公のガムみたいなのではなくもう少し、肉の旨みを残していて、それでいて保存食になる、おつまみから、グラタンの具や、サラダにも合うようなサラミを来春までにこさえるぞ!
[情報収集]
いい加減なAkiはこれが苦手!勿論大回廊に問い合わせたのは当り前ですが、やはりサラミは経験者が少ないようで、あまりコメントが付きませんでした。そこで、図書館に行って薫製関係の本を漁ったのですが、サラミを載せているのは一冊も有りませんでした。そこで仕事の関係で、国会図書館に行く機会があったので、ここぞと前の夜まで思っていたのですが、いざ当日はそれどころでは無くなり、お仕事の本のメモで終わってしまいました。
[さてレシピ]
基本はソーセージだろ!位のもんです。そこに辛み香辛料とお酒を入れれば出来るのかなくらいで始めました。
しかもこのソーセージ自体が初めてのソーセージでその後数回の挑戦でやっと物になったものですから...どうなるかは見えたようなもんですが記録は記録です。
挽肉 合挽300g (5:5)ソーセージには牛が多すぎる
一次香辛料 ソーセージに同じ (だからそのソーセージは!^^;今度ね)
お酒 ウイスキー15cc ウオッカ5cc 焼酎5cc
二次香辛料 一味 小匙半分 チリペパー 小匙半分
胡椒 小匙1杯山盛り タバスコ 数滴
[作り方]
レシピの一時香辛料までを良く練って粘りをだし、ソーセージを作った時に一部取り分けそこにお酒、二次香辛料を加えて更に一練りしてウインナー状にしました。
その後がまた違います。タッパーの底に割り箸を置いて底上げしてそこに生サラミを並べて冷蔵庫の野菜庫に保存
(10月11日の事でした)。
11月16日
今日初めて煙りを掛けました。
フライパンスモーカーで、出来うる限り冷薫法、ヒッコリーのウッド1.5cmくらいだったかな!?煙りを掛けてその後見ると汗を掻いていたので表面を拭き取り冷暗所に吊るして、30分してからまたタッパーに入れて野菜庫行きです。
本来は明日から毎日なんでしょうが、仕事の関係で次に煙り出せるのは、来週です。これの影響はどんなもんでしょうかね!?
11月22日
本日第2回の薫蒸をしました。時間はヒッコリーのウッドを15mm位に切ったんですが、切り方と火の付け方が良くなかったのか、40分くらいで消えてしまったんですが、フライパンでの薫製では大分温度が上がってしまい表面に
いくらか焼け色がついてしまいました。今晩は鴨居に吊るして寝る事にしました。全体に表面はあのソーセージの白豚さんの様な色から大分赤黒くなってきました。でも...売っている様なあの赤い色は出ませんね!?あれがおかしいのか?はたまたこれがおかしいのか?
まだまだお肉は生のままですから、明日もう一度煙りを掛けて後は夜は外で風乾させて、昼間は具合見ながら、冷蔵庫とベランダを往復する様かな(^^;)
.....実は今回から写真入りで紹介出来るようになりました。「デジタルで写るんです」なる触れ込みのそれは小さくて安いデジカメを手に入れましたので、今度からは「うんち」に見えるジャーキーなんかも画才の無さを痛感しながら欠く必要も無くなりました。
これからも新しい玩具で賑やかにしていきたいと思いますのでヨロシクご声援下さい。
「デジタルで写るんです」のインプレはこちら!
三菱 ディージェイ・ディージェイ!
11月22日
今日は朝方室内に干してあったのを天気も良いし、気温も低いし、軒先に吊るして、午後から煙りを45分ほど掛けました。その後二階の窓の手摺につるしました。これからは乾燥に努めて出来上がるのは何時頃なのかな〜!
なにせデータが無い実験室ですから(^^;)
でもだいぶ固くなってきたのと塩が表面に滲み出して、結晶化してきました。良いのか悪いのかも判りません!?
取りあえずまだ臭みは無いから大丈夫だと思います。ほのかにウイスキーや焼酎の匂いがして実は摘まんで見たいと言う欲求にかろうじて堪えてる毎日です。
12月6日
ご無沙汰してました。いや〜困った!たかがサラミ、されどサラミ未だに乾燥できないんです。弱り果てていつも困った時のまさりん頼み!たまたまメール下さったまさりんさんに相談して、再度煙りかける事にしました。
左の写真が週末の写真です。生々感が写真だと出ませんが、触るとグニャッとした感じで、とても食べる勇気は有りません。
さてここ数日の好天気を利用して、昼間は太陽でこの様に天火干しして、夜は煙りで乾燥する事を繰り返している今日このごろですがさてどうなるかな〜!
そうそうもう一つ気になるのが、腐らないんですよね!天日干ししても腐らないって...塩がやっぱりきついのかな〜!
12月7日
だめだ〜!乾燥しないんですよ!金曜夜から夜な夜な煙に巻いて昼間は上の写真のように天日干しだ!少し乱暴な気もしますけどここまで来れば意地ですからね!来週にはセイロガン片手に食べます。
と言うのも、毎年恒例お年賀用薫製を12月28日に師匠の一人のテツさんの薫製小屋で行う事になっておりその時までに結論を出したいもんで焦ってます。(^^;)
12月10日
今日は会社から早く帰れたのでもう一度煙りを掛けて見ました。1時間くらい掛けましたが、やはりグニャグニャです。でもね!でも、もう我慢も限界です。そう今日は食べてみる事にしました。一つ切り出して恐る恐る口に運んで見ました。....ウッ.....!
スッゲー塩辛い!強いて言うなら超辛口の塩鮭の端っこの一番しょっぱい所を知らずに塩もみしてから焼いたみたいなほとんど塩の塊みたいです。でももしこの塩気を差っぴければ香りも風味も良さそうだったのでその分残念でした。今度の週末に出来れば第2ラウンドの仕込みをして見たいと思います。
12月22日 強奪成功!
偶然だろうが、人様の怪我の功名だろうが、ここがサラミの本場!だからここでやるんです。強引ですが、サラミの本質を知った気がしました。嘘か本当かは保証しませんし知りませんが、
その昔の人もソーセージを作って間違ってほったらかしたに違い有りません!それでも捨てるに忍びなく、負けず嫌いの彼はそれを口にして思った!これはソーセージがサラミウマくなった!(あ〜止めときゃ良かった^^;)
でもこれが作り方の原点かななんて思いました。但し味付と仕様がソーセージですからサラミとして美味しいかは別問題でしたが、これは行けるかも知らん。今度の薫製の時にやって見ようかな!!
今度の日曜日に薫製の予定なので美味しいサラミをお正月には食べられるかな?
12月27日 再挑戦!
明日は史上最大のお歳暮大作戦!それに合わせて、我らが第壱実験室もサラミに再挑戦をすることにしました。
もちろんこれまでの研究成果と、誠意を込めて今度こその仕込みをしました。
今回は普通のソーセージから作り分けることにしました。その違いとしては、こね終わった挽肉(ソーセージより少し牛が大目)にビーフジャーキー用に仕入れた牛煮込み用バラブロックから脂身をこそいだものを刻んで混ぜ合わせました。ソーセージから更に加えたスパイスは以下のものです。(1kgに対する量)
一味 バサバサ
タバスコ 数滴
黒胡椒 バサバサ
ウイスキー キャップ一杯
赤ワイン 25cc
よく混ぜ合わせて腸詰めしました。その後一晩風乾して仕込みはおしまい。
12月28日 さ〜本番だ!
やってきましたお歳暮大作戦!他のお肉と一緒に精魂込めたサラミも薫製小屋の中に消えていきました。後は完成まで飲めや歌えの大宴会!じゃなかったお神酒と供物を少し大目にささげながら出来上がりを待つこと4時間!
小屋から出したサラミは早速試食タイムです。
手触りはまだ勿論ソフトサラミですが、香り味ともにまさにサラミだ〜!本当にサラミが出来た。とっても美味しいです。
後は食べるの我慢して数日さらに風乾させてサラミにしましょう!
12月31日 やった〜!ついに完成!
明日は史上最大のお歳暮大作戦!それに合わせて、我らが第壱実験室もサラミに再挑戦をすることにしました。
これが完成した1kgのサラミ.....どう見ても1kgに見え無いっすね(^^;)
いやそれは、やはり実験室としては、途中経過と言うか変化も克明に記録する義務が有るかと思いまして...もうこれしか残ってないって訳でして(面目ない^^;)
でもここからも貴重なレシピへの追加項目が生まれてくるわけですよ!
必要量の倍は作らないと完成時には目減りしているので注意すること!特に眼鏡を掛けた大きな猫と、口が達者でスポンサー風吹かす大ねずみに注意すること(^^;)
これにて一件落着!
さてさて苦節足掛け3ヶ月ようやくここに美味しいサラミの完成を見ました。タイミング良くお正月にも間に合い今年を締めくくる素晴らしい薫製になりました。「研究番号 伊の壱番サラミ」はこの辺で終了とします。このレシピは近日中に通常の薫製の窓辺に掲載して幕といたします。ご声援有り難うございました。
さて壱号実験室今度は何に挑戦しようかな!
また見てね!
I will be Back!!