三国峠パーキング

三国峠パーキングでは、東大雪の山並みと樹海が広がる雄大な景色を展望できる。
三国峠は、北海道上川郡上川町と河東郡上士幌町とを結ぶ国道 273 号の峠。

最高地点の標高は 1,139m で、自動車の通行が可能な北海道の峠としては最も高いところにある。
名前の由来は、旧地名で石狩国・十勝国・北見国境界付近にあることから。

  

   

銀泉台

大雪湖から国道 39 号を右折して長さ 15km の大雪観光道路の突き当たりにある。
銀泉台ヒュッテ(営業中止)・森林パトロール事務所・トイレ・駐車場がある。

観光道路と言っても、カーブのきつい部分が舗装されているのみでほとんどが砂利道で、道も狭く、車同士のすれ違いには要注意。
また、キタキツネやエゾシカが道にいることもある。

標高 1490m の高地から眺める緩やかな斜面は、赤・黄・緑の色彩あでやかで、日本で一番早いといわれる紅葉の名所。
例年 9 月 20 日前後が見ごろだ。燃えるような赤色をはじめ、温かみのある黄色や針葉樹の緑色が交じりあい、実に美しい。

銀泉台は赤岳登山の登山口でもあるので、多くの登山者が訪れる。
銀泉台ヒュッテの建物の奥側が、森林パトロール事務所で、赤岳登山者はここで入山の手続きをする。

  

ヒュッテの奥にトイレの建物があり、その右から歩き始める。最初は車 1 台が通れるくらいの幅の林道である。
ゆるやかな坂のダケカンバが黄葉している中を左へ右へと折れ曲がった道を行く。

5 分ほど登ると、右側に赤岳登山口と書かれた道標があり、道標の左側から細い登山道が始まっている。

ヒュッテから歩き始めて 15 分ほどで右の視界が開け、
緩やかな斜面は、ナナカマドの紅葉・ダケカンバの黄葉・ハイマツの緑も混じり極彩色の絨毯で飾られる。
  

  

銀河・流星の滝

北海道上川郡上川町層雲峡にある滝で、同時に2つの滝を見ることが出来る。

落差90mの流星の滝は水量も多く勇壮な迫力ある滝で雄滝とも呼ばれている。
銀河の滝は高さ120mから幾重にも分かれて落ちてくる女性的な滝で、雌滝とも呼ばれている。

駐車場からでは両方の滝を同時に一望することは出来ません。
駐車場からちょっと急な山道を450m登れば2つの滝を同時に眺めることが出来る双瀑台がある。

駐車場の山側にある登山口の看板に「徒歩10分」とあるが、これは普通の人向けではなく、登山家向けの時間のようなので要注意。

道は、傾斜が急なうえに、状態があまりよくない。
階段を作ってあるのだが、木で段の縦の部分を作り、足で踏む横の部分は土製という構造。

土が雨で流されてしまっているので、もはや段々になっていない。
それに、道の上に倒れて来た木が、そのまま道をふさいで横たわっていたりする。

双瀑台への山道の中間点からも2つの滝を眺めることが出来るが、中間点からでは流星の滝の下部が見えません。
 

双瀑台標識

下るのも大変です

行幸啓記念碑

石狩川と黄葉

銀河の滝が石狩川に合流

石狩川と紅葉

銀河の滝

双瀑(中間点)

流星の滝