県立東高根森林公園

工都川崎市の都心から北西へ 16 Km、多摩丘陵の一角に位置する。

昭和43年ころ、県住宅供給公社が開発のため用地買収を始めた。

これを機会に、県と市の教育委員会が昭和44年から45年にかけて発掘調査を行い

弥生から古墳時代にかけての農村集落跡を発見。

また、周囲の傾斜地にシラカシなどの常緑広葉樹林が存在し、かって関東地方の平野部を覆っていた

自然植生が奇跡的に保存されていることが分かった。

神奈川県が、昭和46年にそれぞれ史跡「東高根遺跡」および天然記念物「東高根のシラカシ林」として指定。

昭和48年度から、これらの文化財をふくむ周囲一帯を県立都市公園として整備工事をはじめ、昭和53年4月から開園。