2.設計料について

 資本主義の社会では、”自由競争、見積、契約が原則”であるが、品質確保のため、一定基準があってもよいのではないでしょうか。現在最低最悪の水準ではないでしょうか。設備設計の明日のためにポリシーをもって設計するためには、一定基準の設計料が必要です。景気低迷がつづくと業界の基準も守らないひとが でます。そのような方の設計料基準が業界のレベルダウンにつながってきます。一人二人で適正設計料の運動をしても、むずかしいものがあります。本来どの業界でも協会なりをもちその中で、技術研鑚・PR活動・基準設定など行い活動しています。しかしわれわれ設備設計業界では、そのような活動の中心になる人材に乏しく、活動自体が、硬直化・慣例化し発展が望めません。協会がもっとがんばって業界の発展のために動かなければ、設計料もよくならないでしょう。