キッコーマン本社裏の煉瓦塀

 所在地:千葉県野田市
 竣 工:
 設 計:

 キッコーマンと野田関連の大まかな歴史は以下の通りです。
寛文年間 高梨兵左衛門が醤油醸造を始めた。
明和年間 茂木七左衛門が味噌醸造から転じて醤油醸造を始めた。
天保年間 (キノエネ醤油創業→醸造組合に入らず現在まで単独で醸造を続けている)
19世紀中期 高梨家・茂木家の醤油が幕府御用醤油となる。
明治20年 野田の主要醸造家が野田醤油醸造組合を組織した。
明治33年 野田商誘銀行設立。
明治37年 鈴木梅太郎(ビタミンB1を発見し、脚気の特効薬「オリザニン」の商標で販売された)の指導のもと醸造試験所を設立。
明治44年 千葉県営軽便鉄道開通(野田醤油醸造組合が県に訴え、その県債を20万円で引き受けた)。
大正6年 銚子の醸造家(ヒゲタやヤマサなど)との競争が激化し、野田での無用な争いを避けるため高梨家・茂木家などの8家合同で野田醤油株式会社を設立。
大正12年 水道敷設。
昭和2年 200種以上あった商標を「亀甲萬」に統一。
昭和39年 キッコーマン醤油株式会社に社名変更。
昭和55年 キッコーマン株式会社に社名変更。
平成16年 ヒゲタ醤油株式会社と資本提携。


 なぜかこの界隈の煉瓦塀はフランス積みです(千秋社裏の煉瓦塀や高梨家の煉瓦塀)。
 すぐ近くに立派な門柱が残っていて、かつて旧本社屋があった敷地は社員駐輪場などになっていました。


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