大阪市立水道記念館(旧送水喞筒場)
竣 工:大正3年
設 計:宋 兵蔵
大阪市水道の創設期の施設は現存していませんが、この柴島浄水場が現存最古の施設になります。このポンプ場は、記念館になる前には「第一配水ポンプ場」に名前が変わっていました。「第一」と付くぐらい拡張されたわけです。
記念館に改装するために大工事をしたようで、はじめて行ったときに外壁の煉瓦がやたら新しい上に積み方がおかしいことに気付きました。中に入ると改装の手順が展示してあり、古い外壁に補強用の鉄筋を通し、表面に金網を張って、さらに煉瓦タイルを貼るという手の込んだ工事がされていたことを知りました。
煉瓦マニアにとっては味のある大正期の煉瓦の色合いが見られないのは残念ですが、大阪窯業の刻印がある煉瓦も展示してあったので許します(^^;)。
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地下配水池への出入口上屋もいいです。 |
節制井上屋
竣 工:明治41年
水道記念館の門の近くにある節制井上屋(緩速濾過池の底にある集水渠からの濾過水の流量を調節する)です。
(右の窓に人の顔が写っている! ナイナイ岡村? ノッチ?)
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取水喞筒場
竣 工:
ここは記念館のある所から随分遠いのですが、柴島浄水場の敷地内です。取水塔からの原水を沈澱池などに送水するポンプ場と思います。
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取水塔
竣 工:大正2年
淀川に建っている取水塔です。
一番奥に見える一基のみ第4期拡張工事(大正14〜昭和5年)のものです。
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取水ポンプ場
竣 工:
上の取水ポンプ場より上流側にありましたが、この建物はもうありませんでした(2003年12月確認)。
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除砂池
竣 工:
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グランド整備倉庫?
竣 工:
グランドにこれがあるとは思っていなかったので驚きました。このグランドや柴島高校の辺りはかつて緩速濾過池があった所ですので、この建物は当時の節制井上屋がそのまま残っていると思われます。
上の節制井上屋と見比べればると、修復前後が良く判ります(打球による損傷を防ぐためか窓には金網が張られていますが、モルタル壁に丸い穴が開いているのが残念)。
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謎の木造建築
竣 工:
これは敷地の北の端の方にある建物です。中からポンプが回っているような機械音がするので現役のようですが、何の施設か判りません(外観は大正っぽいのですが)。
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謎の煉瓦構造物
竣 工:
これは「くにじまスポーツ」の横にある煉瓦構造物です。取水ポンプ所から線路の向こうの施設への水路の脇にありますので、バルブとか流量計があったものと推測します。
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