杉並浄水所
所在地:東京都杉並区善福寺
竣 工:昭和7年
設 計:小尾嘉郎(おびかろう)
私費を投じて井荻村の発展に尽力した内田秀五郎は水道事業も手掛け、善福寺池畔からの湧水を水源としました。(完成時には井荻町。当時の写真には高架水槽も写っている。)完成翌年の水飢饉の際には内田町長の先見の明と言われたらしいです。
設計したといわれている小尾嘉郎は鈴木禎次の弟子で、神奈川県庁の設計コンペで一等となった建築家です。
画像は上から、扇状の緩速濾過池の中央に円形の管理棟、量水器室と思われる建物、第一取水井、第二取水井と思われる建物(すぐ横に内田秀五郎の銅像があります)、です。取水井は3基あるとの情報もあり、第三はわかりません。
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撮影日:2018年6月19日
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Shinichi Takahashi