日泰寺仏舎利奉安塔

 所在地:名古屋市千種区城山新町
 竣 工:大正7年
 設 計:伊東忠太

 1898(明治31)年、イギリス人ウィリアム・ペッペはインド北部のピプラーワーにて骨壷を発見しました。中には文字が刻まれた人骨が入っており、釈迦の遺骨=仏舎利(ぶっしゃり)であることが判明しました。仏舎利はシャム(現タイ)王室に寄贈され、その分骨はさらにビルマ、セイロン、日本に分けられることになりました。
 明治37年、仏舎利を奉安するため、どの宗派にも属さない日泰寺が建てられ、大正7年にはインドやタイに見られるストゥーパ様式の奉安塔が建てられました。

 私が小学生の頃、第一軍戦死者記念碑と地図のほぼ同じ位置に書いてある「奉安塔」と言う文字を読んで「あの塔が奉安塔か」と勘違いしていました(^^;)(第一軍戦死者記念碑は地図に載っていない)。
 −で、本物の奉安塔ですが、非公開ですので簡単に見ることが出来ません(;.;)。なんとか台座の辺りだけは撮れました。

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