大徳寺北派本庵大仙院は永正6年(1509年)正法大聖国師が開かれた数ある大徳寺塔頭の中でも特に由緒ある名刹だそうです。
室町時代の代表的な枯山水庭園、方丈建築があります。
大仙院歴代中三世古渓和尚さんは千利休の首を加茂の河原から持ち帰ったことで、七世沢庵和尚は宮本武蔵との関係で有名だそうです。
透渡殿をはさんだお庭の説明をしていただきました。
亀島と鶴島の間に蓬莱山があり、そこから滝が流れ落ちていきます。
その水はさらに石橋の下をくぐります。石橋の下をくぐり透渡殿の下をくぐった水はいったん堰を落ちて大河となります。
石の宝船が浮かび子亀の泳ぐ景色を見せて、遂に方丈南側の大河に至ります。
ここの襖絵には相阿弥の濟湘八景、狩野元信の花鳥図、狩野之信の四季耕作図があり、現在重要文化財に指定されています。
写真は狩野之信の四季耕作図。(撮影許可済み)
正受院
ここがどういう由来のものかは分からないのですが、バスに戻る途中、お庭がきれいだったのでシャッターを押しました。
ここの住職さんはとても気さくな方でした。なんでも静岡県引佐郡の出身とか。
お寺にいらしゃるときは、お見えになった方一人一人にパンフレットにその人の名前と住職さんのサインを書いてくださり、一言二言お話(ギャグ?)されます。
私は、「あなたは誰と結婚しても幸せになれるよ。一番幸せになるのは僕と結婚することやけどね」と言われました。(^_^;)
入ったときに名前を書く紙をいただくのですが、記名したものを帰りに箱に入れてくると翌日その人の幸せを願って祈ってくださるそうです。
その箱の分類がA型・B型・AB型・O型・??・合格祈願なっていてちょっと笑えました。
お抹茶とお菓子もおいしかったです。
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