1-1b Preparation *** 2001.7.09 ***


*** Red Hat 7.0 + DynaBook SS PORTAGE 3440 (PP344P501A8B) + SONY VAIO PCGA-CD51***

1-1 Preparation<Partitioning with Windows 98 >


INDEX

1) はじめに
2) HDD初期化 (SS3440 + SONY PCGA-CD51)
3) Linux用パーテションの作成
4) Linux用パーテションの初期化
5) インストールディスクの作成
6) Hardware情報の入手
7) RPM等のCOPY (HDDからインストールする場合)
8) Boot Priority Optionの変更
9) 参照

1) はじめに

SS3440 MODEM/Windows98 MODEL への RedHat Linux 7.0(英語版)インストール
手順のメモです.Win98と共存するものとします.

何ゆえ今更RedHat7.0かというと,7.1のCDからHDDへのCOPYがうまく出来なかった為です.
RedHatディレクトリ以下をHDDへCOPYしたのですがインスト−ル時にCD image が見つからないとALMあり,
RedHatのHomePageを見てもど-たらこ-たらと書いているだけで具体的な指示無し...
# 私が勉強不足なだけなのでしょう..
1-1) 準備するもの

a) FD5枚 (Win起動ディスクx2, FIPSx1, インストールディスクx1, LILOx1 )
b) RedHat Linux 7.0 CD Disk-1 & 2
c) 外付けCDドライブ (今回はSONY VAIO PCGA-CD51を使用)
d) 添付のFDドライブ

1-2) パーテション予定
Mount Point Device type Remarks
/mnt/dos/c /dev/hda1 VFAT32 Windows98
/ /dev/hda2 . Linux Native
. /dev/hda5 . Linux Swap

2)HDD初期化

*** 注:HDDをFORMATする前に"東芝ユーティリティ"から"標準起動FD"を作成しないといけません ***

実はこのSS3440は2度入院していたのですが(1.HDDクラッシュ--> 交換 --> 2. PCMCIA読めず --> SW?),
どうやら再インスト−ルがきちんと終わっていないようです.ついでにWindows98SEも入れ直しましょう.
ここで問題が...
DOS起動可能なCDドライブが必要なのですが,PRD-150は既に気前良く"おもちゃ"として遠くの友達に
あげてしまいました.手元にはSONY VAIO用のPCGA-CD51が転がっていますが,DOSはだめよ,と
親切な注意書き...
苦しい時のWEB検索(^^; ありましたありました.別ファイルに本文のみhtmlで転載します.
itkeiさんの"SS 34x0 with PCGA-CD51" HomePage から転載 (ご本人の了解済みです).

3)Linux用パーテションの作成

2-1) さて念の為,C:ドライブのエラーチェックと最適化.

マイコンピュータを左クリック → Cドライブ(S3a0281d002 ?)を右クリック
→ ツール → "エラーチェック"及び"最適化"を実行

2-2) FDへ E(CD):\Dosutils\fisp20以下のファイルを全てCOPY する.
2-3) FDDのDOSエミュレーションONにする.

マイコンピュータ-->コントロールパネル--> Toshiba Hardware Setup
→ USB → USB-FDD Emuration → Enabled → OK → PC再起動

2-4) DOSモードで再起動
2-5) パーテションの分割
購入当時は11.5GBの[パーテーション無し]なのでLinux用の領域を確保する.
c:\WINDOWS> a:
a:\ > fips.exe

後は指示に従って既存のC-DRIVEのサイズを縮小して新しい領域を確保する.
例: C:11507 → 6000(新しいCドライブ) + 5500(Linux用)

4)Linux用パーテションの初期化

このままでは使い物にならないので,以下手順によりLinux用パーテーションを
初期化する.

3-1) MS-DOS領域作成

スタート → プログラム → MS-DOS プロンプト
C:\WINDOWS > fdisk

大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか (Y/N)...? [N] ←ミソ

1-0.MS-DOS 領域または論理 MS-DOSドライブを作成
どれかを選んでください: [1]

1-2.拡張 MS-DOS 領域を作成
どれかを選んでください: [2]

1-3.拡張 MS-DOS 領域内に論理 MS-DOS ドライブを作成 ← 例 "d"
どれかを選んでください: [3]

3-2) PCを再起動する

3-3) MS-DOS領域初期化

スタート → プログラム → MS-DOS プロンプト
C:\WINDOWS > format d:

5) インストールディスクの作成

4-1) スタート → プログラム → MS-DOS プロンプト(直接Explorerから開いても良い)

C:\WINDOWS > e:\
E:\ > cd dosutils
E:\dosutils> rawrite.exe

Enter disk image source file name: \images\boot.img
Enter target diskette drive: a:
Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- :

→ FDを入れて"ENTER"を押す

注:これはHDDにRPMを置いてインストールするためなので,直接CDからインストール
したい場合は boot.imgの代わりにpcmcia.imgを入力する.
私のPCMCIA CDドライブを認識してくれなかったので,最終的にはHDDから
インスト...(;;)

6) Hardware情報の入手

5-1) DISPLAY,LAN CARDなど

マイコンピュータを右クリック → プロパティー → デバイスマネージャ → 印刷

最低でも以下の情報は掴んでおくように癖をつけると良い(含むIRQ,I/O).

a) ディスプレイアダプタ : Trident Cyber9525DVD PCI/AGP W98(22_2)
b) モニタ : Toshiba internal 1024x768 panel
c) サウンド・ビデオ : YAMAHA AC-XG Audio,Legacy Audio
d) LAN CARD(例) : TDK LAK-CD021(BX,AX,A),-CD022(A) for PCMCIA

5-2) 基本仕様

スタート →[はじめに]→[東芝PCシステム情報]をクリックする

e) メモリ/ビデオRAM : 2.5MB

7) RPMのCOPY

6-1) E(CD):\RedHat以下の"base"及び"Rpms"ディレクトリをHDDへCOPY する.

8) Boot Priority Optionの変更

7-1) 優先順位をFDDとする

マイコンピュータ-->コントロールパネル--> Toshiba Hardware Setup
→ Boot Priority → FDDを最初に引くようにする → OK → PC再起動

9) 参照

8-1) Nikkei Linux 2000年2月号 特集1 Windowsユーザーに贈るLinuxのススメ
8-2) RunRun Linux アスキー出版局 ISBN : 4-7561-1605-1
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以上でインストール準備は終わり.