松戸編

98年11月松戸にある戸定が丘歴史公園に行った。じつはここは徳川慶喜や水戸徳川家と深い縁のある場所なのである。 この公園の一帯は元々徳川慶喜の弟で最後の水戸藩主徳川昭武が明治時代に別邸を築き住んでいた場所なのである。
昭武の別邸戸定邸。昭武は1867年当時の将軍兄慶喜の名代としてわずか14才でパリ万博に派遣され、万博終了後も留学を続け当時慶喜の後継者として期待された人物だった。 邸内には当時はやりはじめた和洋折衷式の庭園があり、当時は富士山、筑波山まで見えたそうだ。慶喜と昭武は写真、狩猟といった趣味が共通し、慶喜は晩年戸定邸をよく訪れたようである。
この客間は慶喜が撮影した写真も残っている。慶喜も昭武も相当な写真好きだったようで多数の写真が残されている。戸定邸は明治の旧大名家の邸宅として貴重な建物であるが、60円で拝観できる。 隣接する戸定歴史館。慶喜や昭武に関する伝来品が展示されている。この日は彼らの明治時代の生活の様子やパリ万博に関する展示がメインであった。こちらも入場料たったの60円。