SLばんえつ物語号&風っこ乗車記
(東京〜新潟〜会津若松〜郡山〜東京)
両国駅から始電で秋葉原まで行きます。そこから京浜東北線で東京駅まで向かいます。早朝なので、接続もあまり良くありません。東京駅では、東海道線の始発電車が待っていました。
朝早いので、いつもは賑わっている東京駅の(新幹線)改札口は、非常に静かでした。さて、この後は新潟に行きます。もちろん上越新幹線ですが、E2系のあさひ号です。上越新幹線の1部は、200系ではなく、E2系が使われています。今回乗るあさひ301号も200系ではなく、E2系が使われています。
8時過ぎに新潟に到着しました。新潟まで来ると、車両の色も新潟色と言って、東海道線に使われているようなオレンジと緑ではなく、緑に濃い緑のラインで白が車体の色となっています。
新潟では、いろいろな特急列車を見ることができます。485系の原色やリニュアール車、さらに583系の現役すがたも見ることができます。
2つの特急列車の撮影をしました。先ほど言った2つの車種ですが、485系と583系です。485系に関しては、原色です。583系は、JR西日本によってある程度リニューアルされていますが、昔から伝わる風格はほぼそのままです。さらに、きたぐには、急行列車であるというのも特徴の1つです。
右2つは、サボです。今でもこのような物を使っているのは非常に珍しいです。1番左のは自由席車の様子です。外からなので、すこし見にくいです。
先ほど紹介した普通列車で新津で行きます。この新津は非常に鉄道と関わり深い町です。まず、JR東日本の新型車両はここ新津で作られています。主に、総武・中央緩行線で活躍しているE231系、相模鉄道で活躍している10000系がこの新津で作られました。さらに、町全体が鉄道と深く関わっていこうと言うことで、「鉄道の町新津」というキャッチフレーズを作っています。そのこともあり、C57 180号機の復活が実現しました。
SLばんえつ物語号の運転にあたり、駅の雰囲気もレトロ調になっています。時計や、ガス灯、駅名板など至る所でSLばんえつ物語号をアピールしています。
新津駅の電光掲示板です。なぜか、「磐越」と漢字になっています。すると、SLを一番後ろにして、12系がプシュプル運転されるような形で入線してきました。
C57 180号機のいろいろな所を撮影します。ぴかぴかに磨き上げられています。独特な石炭の匂いがします。
至る所にSLばんえつ物語と描かれたエンブレムが貼ってあります。さらに「森と水とロマンの鉄道」と言うキャッチフレーズも一緒に書かれています。
最近増結されてた展望車です。どちらかというと、トワイライトエクスプレスのサロンカーに似ています。椅子と寄っかかる程度の棒があります。なお、展望車にある売店は、発車時にはまだ準備中でした。
この展望車では、このSLばんえつ物語号が走る沿線の観光情報をここでPRしたり、いろいろなイベントがここで行われています。なお、僕が乗った日は、津川下りの観光PRをしていました。
次は、普通車です。12系客車のリニューアル車が使われています。C57 180号機しか牽引することがありません。(C57 180号機の故障以外)車内は、クロスシートになっており、国鉄時代となにの変わりもありませんが、座席の色と通路側の肘掛けにテーブルが付いたのが変更点です。
新津を出発して、3つ駅を通過して、初めての停車駅の五泉です。この五泉あたりまでは、住宅地が一応あるのですが、ここを過ぎると山の中に入っていき、先頭で牽引しているSLが見えるぐらいのカーブが続いています。12系の客車なので窓も開きます。6月の初夏だったでの、非常に気持ちいい風でした。
津川駅では、この様に3つの駅名表示板があります。この津川では、約20分停車します。その間にいろいろな角度からC57 180号機を納めることが出来ました。
C57 180号機のいろいろな所を納めました。
幻の駅弁と言われている日出谷駅の「とりめし」です。中身は至って質素ですが、やはり味はいいです。すごくおいしかったです。幻ではなくいつも売って欲しいような気もします。しかし、パンフレットによると駅弁自体が手作りなので、大量生産はむりだそうです。
そして、次が山都駅の山都そばです。これも手打ちだそうです。すごく美味しく食べることができました。
会津若松駅で次に乗る「風っこ」を待ちます。その前に「ビバあいづ」が先に出発します。
3両編成で運転されています。うち2両が「風っこ」と言われるトロッコ気動列車です。残りの1両は普通の気動車です。車内販売も何もなく自動販売機もないので、乗る前にいろいろと買っておく方が良いでしょう。乗った時期がまだ夏の前だったのですこし寒かったです・・・・・
郡山の一歩手前の喜久田駅で列車の待ち合わせです。約15分ほど停車します。だったら、定期列車を遅くしてこっちを先に郡山に行かせろー!と思いした。
郡山から「つばさ」で帰ろうと思ったのですが、列車が遅れていたので一本前のやまびこ号で東京に帰ることにしました。なので、電光掲示板には時間が逆転しているのがわかります。
そして、家路につきました。