■羽賀友信氏講演会■
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【話の一部をお伝えします。あるページから引用させていただきました】 ■世界を変えたかったら、日本を、町を、まず自分を変えよ 人間関係は、違いを認め、共存する事が大切であり、心が通う出合いがあれば、 良きパートナーになれる。これからの国際化は受信だけでなく、発信力である。 そのためには自分の国を知り、町を知り、自分の出来る事から行動していく必要がある。 長岡には「豪儀(ごうぎ;“すごい”という意味)な人物が育つ土壌がある。 「長岡発→地球行き」として長岡から世界に文化を発信したい。 そのためにも、未来が見える人間を育てたい。 子供達の素材は昔と変わっていない。調理法が違っているだけだ。 ■陽が昇る時、生気がみなぎる: 「朝起き」することは、前倒しで行うこと。毎朝4時過ぎに起きて仕事をしているが、 一日を2時間早く使えるだけでなく、陽の出の時の自然のパワーをもらえる。 自然とは闘うべきものではなく、調和をとるべきものである。 ■人は心が反応しない限り動かない: 大人も同じであるが、現代の子供達には感ずる心が失われている。 無感動で無気力な子供達を砂漠に連れて行き、 生きることの大変さを体験させると大きく変わる。 大人が人を感動させる生き方をしていかないと、子供達はついて来ない。 そのためにも、イメージが心に響く言葉を話す人が必要となる。 ■説得力は倫理観からくる: 緒方貞子元国連難民高等弁務官の「人的貢献を急げ」という言葉に感動して 難民医療救援チームに志願したが、あの小さな緒方さんが世界中を動かしている。 原点は倫理観である。 ■日本は尊敬と信頼の国: 日本はこれまで倫理的優位性の国であると見られており、 これは目標に向かって努力し、人に感謝する国だからである。 しかし、これが失われつつある。 GNH(gloss national happiness:国民総幸福度)が世界一の国ブータンは、 「私達の誇りは文化力と人を不快にしないこと」と言っているが、本来日本もそういう国である。 ■挨拶は何のためにするか: 挨拶は人を良い気持ちにし、自分も良い気持ちになること以外に、 1〜自分が敵でないことを示す 2〜自分の名前や人物を覚えてもらう 3〜自分に興味を持ってもらう、等の意味がある。工夫をして、おおいに挨拶を活用したい。 その他、写真を交えながら1時間強話をしていただきました。 その後の懇親会では空手について色々勉強になるお話をしていただき、 「機会があれば清武館の道場生にも話をしに来るよ」とのことでした。 また、裏話として 動物保護官になりたくてアフリカへ ↓ ところが歴史が好きだったためある国に立ち寄る。 ↓ 一方、数日前に同国で日本赤軍がテロ。 ↓ 兵隊さんに羽賀さん間違って逮捕される。 ↓ 誤解は解けるが、羽賀さんは空手三段だったため、 逮捕した部隊の隊長さんに「空手の大会に出ないか?」と誘われる。 ↓ 優勝 ↓ 丁度、その国で特殊部隊設立。教官がいなかったので、教官になる また、羽賀先生はこう言っておられました。 「私の空手はチャンピオンを目指す空手ではありません。 格闘技としての強さを目指す空手でもありません。 ましてや、ケンカの強さを目指す空手でもありません。 相対的な強さは、所詮自分以外の誰かを物差しにした強さでしかありません。 絶対的な強さとは、自分自身に負けない強さに他なりません」 世界で数々の修羅場をくぐり抜けてきた方ならではの話にうなずくばかり。 佐藤塾の佐藤勝昭先生や、極真館の盧山先生も良くお知りとのことでした。 今回、講演会を教えていただいた国際交流課の皆様に感謝いたします。 お陰様でJICAの方や北海道国際交流センターの方々ともパイプができました。 今後の清武館の活動に活かしたいと思います。 |