16回

ある秋の夜に拾われた子猫のお話です

拾われたばかりの頃
泣いてばかりいました

第6回でご紹介した慎ノ介くんのママ☆MAYUMIさんから
電話がかかってきたのは、1999年10月16日夜のことでした。
午後9時頃近所のショッピングセンター入口で、
左肩から血を流して鳴いている子猫を保護したというのです。

メス、生後1ヶ月位。左肩に動物の噛み傷有り。
目ヤニで目が潰れた状態で、ノミもひどく、衰弱している様子。
子猫はすぐに入院することになりました。

ちぃちゃんに甘えたりして

まだ離乳前ですが、食欲があった子猫は
ほどなく元気を取り戻し、退院できることになりました。
でも、困った。MAYUMIさんの家は共働きで昼間は慎ノ介だけ。
とても子猫の世話をみてあげることができません。

困ったMAYUMIさんを助けてくれたのは友達のゆかりさんです。
子猫はゆかりさんちのちぃちゃん(当時6ヶ月位)をお姉さんのように慕い、
日に日に可愛く成長していくかのように見えました

ところが…そんなことってあるのでしょうか
ある日突然足が動かなくなってしまったのです…(T_T)

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