AKIKOが見たおたくの生態 part1


先日、とあるショップで主人と店長さんが談笑中に私は見てしまいました。
どうやらギャルソンおたくの男性を.......
その人は身綺麗にギャルソン服を着、一種独特の光(?)を放っていたので私には彼がおたく
だとピーンときたのです。
なんだかとても興味をひかれたので、その行動をしっかりチェックしてしまいました。(ゴメンナサイ)
彼はまず、店内をゆっくり1周。そしてお気に入りのパンツコーナーに落ち着くと担当の店員さんに質問開始。
生地がどーだの、長さ・裁ち方がどーなの、合わせ方があーだのと
それは聞こえていてちょっと頭にきちゃうくらい素晴らしく、アカデミックな質問攻勢だったのです。
かといって店員さんの有り難いアドバイスも彼にかかっては、『暖簾に腕押し』
状態(つまり人の話しなんて聞いて無いって事)。
そう!やっぱり彼はギャルソンおたく。
だってその店員さんたら、誰が見ても「解放してくれよー」って顔してんのに、奴は
それに気付かずナルシスティックにたった1本のパンツにのめっていたのだから。40分も!
彼に比べたら、同じ40分間おしゃべりばかりして、ろくに品物を見てないウチの主人は
まだまだギャルソンマニアとはいえませんね.....
結局、私達が帰る頃になっても、彼は、同じパンツの前に立っていた。...
御免なさい。悪口ばかり書いちゃって。私が、96SUMMER AKIKOです。

続いて、◯勢丹にて遭遇した、瞬間おたくのお話。
その人はおたくっぽくなかったのです。
どちらかといえば、武道なんかやっていそうな、ちょっと丸めの筋肉系。でもお店の人には
しっかり素材か、在庫か何質問していて、「へーギャルソンには色々なタイプのファンがいるのね...」
と感心して彼を見た瞬間、私の目に飛び込んできたのは、以前に買えなかった
トリコのバケット型バック(かわいい形)を持ったその太くたくましい腕だったのです。
何で貴方がそんなかわいらしい女モノのバックもっているのよー!
悔しさのあまり一瞬ボーッとなったけど、冷静に見ると少し無気味だったのです。
だってそうでしょう?ギャルソンとあらば(しかも限定モノ)女モノでも一早く手に入れる
その執念を、彼のちょっと弛んだお腹にみてしまったのだから。

ギャルソンおたくのみなさま。どうかもう少し、人にどうみられているか、時々ふりかえって
みて下さいネ。

くだらない話ばっかり書いて、御免なさい。
けれど、おたくも度を過ぎると、自分の首を絞めかねませんよ。
スタッフの方々も、いろいろ悩んでいるらしいですし。



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