初版2001年 2月 7日
100BASE−TXオートネゴシエーションでの速度選定
規格上(IEEE802.3u)の優先順位は下記のようになります
<優先順位>
1 100BASE−TX(全二重)
2(100BASE−T4)
3 100BASE−TX(半二重)
4 10BASE−T(全二重)
5 10BASE−T(半二重)
ちなみに
相手が100BASE−TXオートネゴシエーション状態のときは、FLP(ファーストリンクパルス)
を両端で検出するため100BASE全二重として設定されます
相手が10BASE−T(半二重固定)のときは、NLP(ノーマルリンクパルス)で片方向のみでしか
検出されないため10BASE−T(半二重)として認識されます
しかし・・仕様上の欠陥から相手が自動認識(オートネゴシエーション)を未サポート(状態)の場合、動作が
「半二重」に固定されます(スピードは自動判断してくれる)
表のようになるわけですね・・(><)
相手側の設定 | オートネゴシエーション で選択される速度 |
結果 | |
オートネゴシエーション | 100BASE−TX(全二重) | 正常 | |
100BASE | 全二重 | 100BASE−TX(半二重) | 異常 |
半二重 | 100BASE−TX(半二重) | 正常 | |
10BASE | 全二重 | 10BASE−TX(半二重) | 異常 |
半二重 | 10BASE−TX(半二重) | 正常 |
接続ケーブル長が35m〜41mのとき、100BASE−TXのアイドル信号をNLPとご認識してしまい、ご認識してしまうこともあるそうです