第7版2000年12月23日
第6版2000年9月25日
第5版2000年9月12日
第4版2000年9月 9日 第9版2003年1月19日
第3版2000年5月24日 第8版2002年8月17日
LMHOSTSファイルの作り方
LMHOSTSファイルは、IPアドレスとコンピュータ名・ドメイン名の名前解決に用いられます。
作成するのに必要なもの : テキストエディタ
ファイル名 : LMHOSTS (拡張子はなし)
ファイルを置く場所 : Windows95/98
→ Windowsをインストールしているフォルダ(普通は¥Windows)
WindowsNT/2000/XP
→ ¥(WindowsNTをインストールしているフォルダ)
¥System32¥Drivers¥Etc
<構文>
(1)各項目は1個以上の空白で区切る
(2)「IPアドレス(空白)コンピュータ名」 で記述
例 192.168.1.4 PASO1
(3)大文字/小文字の区別はない
注意! WindowsNT/2000で使用しPDCを記述するときは、ドメイン名を大文字で記述してください。Windowsの障害です。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP262655
(4)1行に1コンピュータ名 分を記述する
(5)コメントは「#」を先頭につけて記述する
ただし、特殊キーワードでも使用される
<特殊キーワード>
#PRE : あらかじめ情報をNetBIOSネームキャッシュにロードしたい行につけます。
※必ず大文字で記述してください
NBTSTATコマンドで情報を追加することもできます(「NBTSTAT -R」)。
#INCLUDEキーワードには、必ずつける必要があります。
#DOM:domain : コンピュータとドメイン(ドメイン名はdomainに記述します)を関連付けます。
ルータの先にあるドメインにログオンするとき記述します。#PREといっしょ
に使いましょう(しかも、#DOMキーワードの前に記述する)。
(Max 25メンバまで登録できます)
#INCLUDE
filename : filenameで指定されたファイルを検索します。ネットワーク上のサーバにある
ファイルを利用するときは、サーバに関する記述の後の業に置く必要があり
ます。
#PREも記述する必要があります(ないと無視されます)
#BEGIN_ALTERNATIVE
: 複数の#INCLUDEをグループ化します。複数の同じ内容のLMHOSTSファイルを
〜
持つサーバを順に参照していき。1サーバでも成功すると、OKとなります。
#END_ALTERNATIVE 例.
192.168.1.2
server1 #PRE #DOM:pdcever
192.168.1.2
server2
#BEGIN_ALTERNATIVE
#INCLUDE
\\server1\public\lmhosts #ソース
#INCLUDE
\\server2\public\lmhosts #バックアップ
#END_ALTERNATIVE
\0xnn : NetBIOS名の16文字目(特殊文字)を記述するときに使います。
通常のNetBIOS名の後16文字目16進数の値を(nn)に記述します。
記述の再には、ダブルクォーテーション(””)でNetBIOS名を囲み、
16文字目になるまで空白で埋める必要があります。
LANManagerでは、利用できないキーワードです。
例.
192.168.1.2
"server2 \0x14"
(1)Windows9xセグメントマスタブラウザで「\0x1b」を指定したプライ
マリドメインコントローラ行を追加すると、ルータを超えてコンピュータ一覧を
取得できるようになります
http://www.microsoft.com/JAPAN/support/kb/articles/J030/0/16.htm?LN=JA&SD=SO&FR=0
(2)Windows2000において、WINSなしでルータを超えてWindowsNT
ドメインに参加するには、「\0x1b」を指定したドメインコントローラをコンピュータ行を大文字で追加します
#MH
: 複数のネットワークアダプタをもつ(IPアドレスを持つ)コンピュータを
定義します(Max 25アドレスを割り当てられます)
#SG:group : 特殊グループを追加します(Max 25メンバまで登録できます)
関連:Windows95/98でルータを超えた先のパソコンの共有フォルダを利用するには?