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ルータが勝手にインターネット繋がってしまいます。原因は?


LAN接続されたパソコンから、発信される通信が原因です。
インターネット向けの通信だけでなくほかのセグメント向けの通信も出たりします。

原因例1 電子メールの新着メッセージ確認

     新着メッセージ確認のため、自動的にメールサーバにメッセージを取りに行きます。

      [対策例]
       電子メールの着信確認ツールを停止したり新着確認を手動にします。

原因例2 Windows UPDATEの定期的な更新確認
    WindowsXPを使っていたり「Windows重要な更新の通知」が組み込まれている
       定期的にマイクロソフトサイトに更新情報確認のためインターネットに接続してしまいます。

      [対策例]
       (1)重要な更新の通知をアンインストールします。
       (2)WindowsXPの自動更新を切ります。


原因例3 InternetExplorerの自動配信機能

     アクティブデスクトップ・Webページの表示など。

      [対策例]
       オフにする。

原因例4 アンチウイルスソフトのウイルスデータ自動更新確認

     アンチウイルスソフト各社のサイトに自動的にウイルスデータ更新確認に行きます

      [対策例]
       自動更新確認をOFFにする。  

原因例5 インターネット速度計

      シマンテック社 Norton Utility の インターネット速度計 です。
     インストール時の初期設定では、Symantecへ 30秒毎に PINGを発行しつづけます。

      [対策例]
       インターネット速度計の利用を止める。

原因例6 RealPlayer

      RealPlayer自信のバージョンアップ確認やチャンネル更新の自動確認のため
     断続的にインターネットに接続してしまいます

      [対策例]
       RealPlayerの常駐を止める。    

原因例7 ネットワークプリンタ印刷ユーティリティ

    (1) ネットワークプリンタ印刷ユーティリティの中には、双方向通信によりプリンタ
     の状態を自分のパソコンに表示できるものがあります。
     パソコン側のプリンタのIPアドレス設定を間違うとルータが外部に接続してしまいます。

    (2)インターネット経由の印刷をサポートしているものの中には、DNSで名前解決を使用とする
     ものもあります。DNSに問い合わせるため、ルータが発呼してしまいます
    (HP JetDirect用ユーティリティなど)。 

      [対策例]
       (1)誤った設定のプリンタを削除します。
       (2)ルータにホスト登録して名前解決させます。
       (3)各PCのHOSTSファイルに参照する名前登録して名前解決させます。

原因例8 NetBIOSの名前解決

      WindowsパソコンをWANで利用しているときに発生し得ます
     NetBIOS名前解決にDNSをもちいるため、外部に接続されてしまいます
     15分間隔で発生します。

      [対策例]
       WANでファイル共有しないときは、ポート137,138,139をフィルタリングしましょう。

       コムスターズルータでは、NetBIOSフィルタをONにすれば良いです。

原因例9 NTPタイムサーバへの自動通信

      時刻合わせのためにタイムサーバに問い合わせしています。

      [対策例]
       タイムサーバへの問い合わせソフトを利用しないか、利用間隔を広げましょう。

       コムスターズルータでは、「時刻設定」で「自動取得」をOFFにします

原因例10 Windows2000 DynamicDNS機能

      Windows2000Dynamic DNS機能により、自分自信をDNSに登録しようとします。
      Dynamic DNS機能をOFFにして対処します。

      [対策例]
       Dynamic DNS機能をOFFにします。

原因例11 Windows2000 ドメイン名の逆引き

       Windows2000パソコンが他のパソコンのファイル共有を利用しているとき
      127.0.0.1アドレスに対しドメイン名の逆引きを行うためです

      [対策例]
       COMSTARZ ROUTERの場合「管理者(設定)」画面から「端末名称設定ページ」にで下記設定を行い対処します。

        IPアドレス :127.0.0.1
        端末名称 :"localhost." 
(”.”は必ずつける)

原因例12 ブラウザのホームページ更新チェック機能

       定期的にホームページを参照しようとします。

      [対策例]

       更新チェック機能をオフにします

原因例13 Windows Media Player(WindowsMe添付)

      Media Player自信のアップグレード確認やメディアガイド表示のため
     インターネットに接続してしまいます。

      [対策例]
       (1)アップグレードの確認を長くする。
       (2)メディアガイドを表示しないようにする。

        MediaPlayer7の場合 「ツール」→「オプション」でプレーヤー」タブを開きます

        (1)「アップグレードの確認」を長く「1ヶ月に1回」にする
        (2)「プレーヤーをメディアガイドで開始する(G)」のチェックをはずす
 

原因例14 Windows2000Server自ドメイン名をつけた名前解決

       Windows2000Serverが自ドメイン名を末尾につけた
      
_ldap._tcp.Default-First-Site-Name._sites.dc._msdcs. 自ドメイン名や_kerberos._tcp.自ドメイン名 といった
      名前解決のためにDNSに問い合わせるためです

      [対策例]

        「Windows2000 NTドメイン名 名前解決によるコムスターズルータ自動発呼」を防ぐ方法

原因例15 Windows98ダイヤルアップ着信時にのPPP接続が発するマルチキャストパケット「224.0.0.2

       [対策例]
          224.0.0.2に向かうパケットにフィルタをかけ発信しないようにする。

原因例16 コンピュータウイルス
       (1)ランダムなIPアドレスに接続を試みるものがあります

        (Windows\systemにWininit.exeがあったら要注意!(こんなウイルス))
       (2)PCの情報を外部に送るものもあります(OPASERV

       [対策例]
          ウイルスを駆除します。                 

原因例17 Windows2000Server によるルートDNSサーバへの問い合わせ

       [対策例]
          ルータ接続時のみ問い合わせパケットを通すようにフィルタを指定する


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