第2版2000年9月3日
初版2000年8月16日
スイッチングHUBは普通の(リピータ)HUBはどうちがうの?


 普通のHUBはリピータHUBともよばれ電気レベルの信号を再生して各ポートに
中継します。

 スイッチングHUBは、普通のHUBにない下記のような機能を持っています

  1 データのあて先(通常はMACアドレス)を見てデータを送出するポートを決め、該当ポートからデータを送出します
    
IPアドレスを見て送出ポートを決められるものもあります(レイヤ3スイッチ)

  2 あて先(通常はMACアドレス)と送出ポートの関係は、スイッチングHUBが自動的に記憶します
  3 内部バスは搭載ポート速度の合計値より充分速くなっています
  4 1と3の機能により各ポートは、1対1で複数のポートがほぼ同時に通信できます
  5 1と4を利用して各ポートの接続をグループ化し複数のLANがあるように見せる(バーチャルLAN(VLAN))
    ことのできる機種もあります
  6 全二重通信(Full Duplex)により2倍の通信速度を出すことも可能です
  7 3によりリピータHUBのような
段数制限はありません


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