第4版2000年9月15日
第3版2000年6月18日
PHSでの64Kbps接続でDDIpocketとDoCoMoで繋がるプロパイダと繋がらな
いプロパイダがあるのはなぜ?


 PHSでのPIAFS 64Kbpsで利用しようとすると、プロパイダによりDoCoMoしか
対応していなかったりDDIpocketしか対応していなかったりします。

 DDIpocketとDoCoMoが採用している通信方式が異なり、プロパイダ側も
アクセスポイントの対応が異なるためです。

 DDI poket : ベストエフォート方式 (PIAFS 2.1)
             CS(PHSの基地局)の空き状況により接続速度を自動的に切替ます。
            (32Kbps<−>64Kbps)。
              64Kbps通信中に移動し基地局が切り替わって(ハンドオーバー)一
             スロットの空きしかなくても、32Kbpsに落として接続を続行します。

 DoCoMo    : ギャランティ方式 (PIAFS 2.0)
             一度64Kbpsで接続すると、64Kbpsで・・、32Kbpsで接続すると
            32Kbpsで通信されます。

  PHSでの64Kbpsは、32Kbps通信で使用する2倍のスロット(基地局の回線)を使って実現
 しています。

 モバイルするときには、自分が利用しているプロパイダのアクセスポイント情報を見て、
「PHS事業者をきめるか」「プロパイダを変えるか」考えましょう。


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