今回の入院では昨年ほど日記をまとめてなくて申し訳ありません!
でもイベント毎に分かれてるので分かりやすいと思うんだけど・・・。
入院そして牽引!
3月28日(土)いよいよ入院です!
今回は何が嫌かって、「鋼線牽引」というものを手術前1週間やらなければいけないことです。 これは今回手術する右足の股関節が骨頭壊死によりつぶれており、骨盤側に食いこんでます。当然手術するときに左右の足の長さを揃える必要があります。(今は1cm左足が長い!)これを手術中に合わせるより事前に食いこんだ分を延ばしておいた方がやり易いという事で、右足を牽引しよう、というわけです。
問題はその方法です。
右足に5mm程の鋼線をダイレクトに串刺しにして、そこに重りを吊って引っ張ろうというワイルドな方法なのです! 当然麻酔なんてのは局部麻酔で、先の尖った鋼線を手回しドリルに取り付けて直接串刺しです!(ギャ〜!!)
ただ心残りなのは、施術中の写真を撮れなかったことかな!
左:牽引直後 右:手術後
牽引の作業自体は本当に「工作」でした。
まずは麻酔注射を打ち込む先と突き抜ける先の両方に注射します。まぁこれはそんなに痛いもんではなかったのですが、驚いたのは注射後すぐに串刺しを開始したことです。
通常抜歯の時でも、麻酔が効いてくるまで多少時間を置くものでしょうが、本当にすぐに取りかかるのにはびっくりしました。痛みは始めは良かったのですが、骨を突き抜けた瞬間から痛みが襲ってきました。
そして最後の皮膚を突き抜けた痛みで何とか一段落です。突き刺した鋼線をペンチでコンコンと叩いてセンタリングして重りを吊って完了です。 とは言ってもじんわりやってくる痛みは不快ですし、重りを吊ってからは股関節が伸びてくる嫌な感じで3日間は違和感との戦いでした。 くしゃみをしようものなら、つい脚まで力が入って「はっくしょん!イテ〜!!」でした。そして手術だ〜!
4月3日(金)ついに手術当日となりました。
朝から浣腸してすっきりし、いよいよ(私にとっては)恐怖の事前準備です。
まずは右足全部をイソジン(うがい薬のうんと濃い物)を塗ったくります。問題は鋼線牽引で串刺しになっている鋼線です。これは当然引っこ抜く!っていうんです。以前から他の患者さんから「痛いよ〜」って脅されていたので、できれば麻酔後に抜いて、と頼んだのですが見事に却下。ビクビクしてたらやたらでっかいニッパーでバチンと片方を切り落とし、反対側から一気に抜きました。でも「スコン」という音と共にあっさり抜けて痛みは無し。ちょっと拍子抜けです。あと血管確保ですが、先回と同じインターンの先生が行ったんです。先回は3回刺し直しました。 今回は一発で取れました。ということは腕が上がったというわけですが、先回もうまい先生にやってもらえたら痛い思いを何度もせずに済んだな〜!
とどめに筋肉弛緩剤を筋肉注射で打ち込みます。これが一番痛いんです!!そして手術室へ移動し、麻酔開始です。
先回は全身麻酔だったのですが、今回は腰椎麻酔だと言うんです。 手術中起きてないといけないのか、少々気が遠くなりそうでしたが、睡眠薬を入れてくれるというのでちょっと安心です。腰椎麻酔といっても結構背中の真ん中あたりだったのは驚きました。横向きになってから痛くないように回りを軽く麻酔注射して最後にグイっと注射されました。後は仰向きに戻って睡眠薬が効いてきたかと思ったらすぐ寝ちゃいました。気がついた時にはまだ手術室で「終わったよ〜」という執刀医のお言葉。
手術の結果については幸い骨盤側の損傷が少なかったということで、予定通り人工骨頭で完了したとのこと。 まずはホッとしました。
今回は腰椎麻酔ということで、麻酔を覚ます薬は使わないので、手術後の痛みは手術後3〜4時間経過してもほとんど無く、全身麻酔より楽だということが良く分かりました。とは言うものの、麻酔が切れれば痛みは一緒で、身体への負担が少なかった分、先回よりも痛みの感じ方が非常にダイレクトで、とても苦しかったです。 痛がりな私は痛み止めの注射を拒んで「ボルタレン」と呼ばれる鎮痛剤の座薬のみで対応したので、痛みは中々落ち着きません。 それどころか、枕も使えないし身体は当然起こしては駄目という状態に堪えられなくなり、半べそかいてちょこっと身体を起こす始末。 とはいえ25時頃に入れたボルタレンがようやく効き始めたか26時頃ようやく眠りにつく事ができました。
ここで教訓:痛かったらやっぱり一番効くやつを使おう!それが例え痛くても!!抜糸も完了!
4月17日、18日と二日にかけて抜糸というか抜針しました。
というのも私はホッチキスで傷口を塞いであるので。
写真にあるようにやったわけですが、まぁチカチカするだけなんですけど、17日が担当の女医で18日がインターンの先生でした。17日は女医らしく丁寧で写真を撮ってたこともあって痛みはソコソコでした。しかし翌日のインターンの先生は2年目ということもあって変に慣れてて、針の向きなんか関係ないって感じで無理やり引っこ抜く感じで痛かったです。血管確保はうまくできたのにな〜。
右の写真のはさみみたいのでひとつずつ取る訳ですが、つまむと針が開くしくみになっているので丁寧にやれば痛みはそんなに無いと思います。
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手術後の状態
手術の翌日は、もうベッドアップ30°が許可されました。
先回は2日間はベッドアップ禁止だったことを思えばとてもうれしい限りです。また先回は手術の翌日に「個室の空きが無いから」の一言で苦しいのに大部屋に移されたのですが、今回は4月7日(水)まで個室にいることができました。おかげで最初の3日間位の夜の寝苦しさも他の人に迷惑かけることなく過ごせましたが、その後は寂しい寂しい!
看護婦さんしか来てくれないので、上半身が元気になった月、火は本当に寂しかったです。 まぁそんだけ今回は身体も心も余裕があったということです。ストライカーと呼ばれる機械で、膝の曲げ伸ばしの運動も5日(日)からドレインホースを抜いてから行いましたが、脚が曲げられることがこんなに快感だったとは思いもよりませんでした。 今回は本当に順調で先回は50〜80°位で太ももの筋肉が異常に痛くて苦しみましたが、今回はちっとも引っかかりも痛くもありません。 また自分で脚を持ち上げることも手術後1週間経った11日(日)にはでき、改めてどうせ手術するなら早め早めにした方が得だと思いました。
今後のリハビリ計画
今回は本当に早く退院出来るかもしれません。
先回は手術した方の脚の荷重開始は手術後8週間置いてからだったのですが、今回は何と4週間でいいそうです。 ということは単純に計算すると6月初旬には退院できてしまいます。 でもリハビリで筋肉がしっかり付けばの話なので何とも言えませんが、脚上げが先回よりもうんと早くできたことを考えれば、7月初旬目標だった退院日が、6月初旬になることもあり得るかもしれません。
4月24日(金)までベッド上でリハビリをやって、翌週からリハビリ室で本格的なリハビリ開始です。 どうも先回と同じM先生が担当になりそうで、「今暇だから早く来てね!」と言われてます。 とても楽しみです。
担当のM先生です。無茶苦茶明るいです。
発熱が・・・。4月26日追加
4月20日に寝冷えしたのが原因でした・・・。
手術後の経過もよく、抜糸を終えた安心感と久々の天気の良さに気持ち良く昼寝をしてしまいました。 そしたら何となく寒いな〜と体温を計ると37.3度。ガックリ!!
正にやっても〜た〜!です。それがきっかけでSLEがついに顔を出してしまい夕方になると38度に迫る勢いで連日発熱です。 朝はプレドニンを飲んでからしばらく熱が下がるのでいいのですが、午後に入ると切れるらしく一気に発熱モードです。
21日と24日はしっかり38度を越えてしまい、ボルタレン座薬のお世話になってしまいました。(まぁこれを使うと一気に平熱に下がるので、下手に37度台で止まってるよりもっと上昇して欲しいんだけどね・・・。) 24日の発熱を以って無事に元に戻れた様なのでホッとしました。 あぁやばかった!リハビリ開始!4月26日追加
4月23日にリハビリ科の診察があり、問題は無し!
というわけで予定通り24日(金)からM先生のもとでリハビリがスタート致しました。まずは実際の脚の可動範囲を確認しましたが、やはり右足の方が良好のようです。 しかし右足の方が3mm短い事が分かりました。残念、揃いきれませんでした。本来なら鋼線牽引で1cm引っ張る予定が、引っ張りきれませんでしたからね・・・。
気を取り直してリハビリ開始です。
メニューは昨年とほぼ同様なので詳細説明は前のリハビリ日記を参照下さい。
筋肉的には右足の方がしっかりしているらしく、結局昨年手術した左足もリハビリが必要ということで、左足もしっかりやらされる羽目になりました。(仕方ないけど・・・)
昨年と大きく違うのは、手術した右足がもう既に自力で持ち上げることができること!
おかげで脚上げ時にはいきなり500gの重りをつけて実施です。1kgの重りでも持ち上げれましたが、数をこなすことを目的に軽めから入りました。24日は金曜日でそれから土日はリハビリは無し。翌週はG/Wと休みがリハビリ開始直後に続くとあって病棟でしっかり衰えないように気をつける必要があります。 頑張らねば!
リハビリの様子5月5日追加
4月24日から始まったリハビリですが、昨年に比べると楽なスタートとなりました。
しかし、数をこなす内に昨年悩まされた脚の付け根の筋肉痛に悩まされてきました。
なんせ力を入れて脚を持ち上げる度に襲ってくるのでたまりません。
これにはリハビリの先生も痛くなってから3年経過して元々筋肉が落ちていたのでは?という推測を立ててます。 ということで高負荷ではなく低負荷で数をこなす方針でいくとのこと。これは全てのメニューでも同じです。 たぶん出来るだろうと思われる負荷でも無理をせず数をこなすと言うやり方です。 当然リハビリ室での訓練だけでなく昨年以上にベッドでのリハビリが重要だと言うことです。 まぁどうせベッドにいる間は何をするわけでないので、それ位はやれ!ってことでしょうが・・・。自主トレ!5月5日追加
G/Wに入り定期的なリハビリが無く、5月3〜5日は連休で何も無し!
こうなると尚更ベッドでの自主トレを肝心です。
一応朝昼晩と30分はやろう!と心に決めて始めたわけです。 特に気をつけてやるようにしたのが柔軟体操です。 筋肉は今後立つ練習をすれば自ずと付いてきますが、柔軟性はやらないことには絶対上がりません。 特に人工関節を長く持たせるためには柔軟体操が大切だとか。 でも右も昨年手術した脚も柔軟体操をすればまだ痛い状態で、こんなんで本当に大丈夫かと心配してしまいます。寝た状態で太ももを引き上げることが自力で
90度弱しかできないのですから大変です。(普通なら120度位は楽勝のはず)
体操座りするのも大変ですからね・・・。んで頑張った結果はあまり以前と変わらない現実。 もっとも何もせずに退化したわけでないので良いのかもしれませんが・・・。
リハビリの様子〜その2!6月7日追加
本格的にリハビリがスタートしました!
幸いG/W中の自主トレの効果もあってあまり苦労することなく再開できました。
トレーニング中の痛みも特に無く、このままスムーズに行きそうでした。
でも両足とも人工物の入った状態で気になることが「如何に長持ちさせるか!?」
ということで、その為には関節の可動範囲がノーマル状態に如何に近づけるかということになります。でも計ってみると股を広げてみると右足20度、左足15度しか開きません。 また寝た状態から膝を上げると90度も行きません。これではいけない!ということでリハビリメニューにマッサージが追加になりました!股関節を痛めてると内側の筋肉(内転筋)を酷使してしまうようで、筋肉が硬くなってしまってます。これを揉みほぐすのですがこれが痛い! 始めて2週間経ってさすがに慣れてきましたが、私は触られると緊張してしまう体質で、力が入ってしまうんですね。この状態でマッサージを受けると尚のこと痛いんですよね・・・。
股の開きを良くするため当然「股裂き」をするわけですが、意外な方法だったのがリハビリの先生に固定してもらって思いっきり股を広げた状態から閉じ、脱力します。そうすると筋肉が見事なまでに脱力するので、そこでちょこっと広げます。これを何度か繰り返すとだんだん広がっていくのです。 身体が硬い人はぜひやってみてね!
(ホールド&リラックスというらしい・・・)
気になる傷跡!6月7日追加
今回は絶対ゲロイドにならないように気を付けよう!と思ったんですが・・・。
昨年の手術痕は見事にゲロイドになっていて今でも「赤い大ミミズ」が横たわってます。今年はそんなことにならないように気を付けよう!と抜糸後もお肌にやさしいテープを買ってきて傷跡の周りのお肉を盛り上げるようにして貼っていたのですが残念ながらまたやってしまいました。 どうもこれは体質のようですね。 同じ手術をした年下の男性は手術後1ヶ月でただの一本線になったと言ってましたから・・・。 一応先生に言って塗り薬を出してもらってますが効果の程は「?」ですね。 始めは良かったのにな・・・。
下の写真は5月31日現在の私の脚の写真ですが、はっきり言ってこれは特殊でしょうね。 他の人はもっときれいな一本線でこんなに赤くなってませんから・・・。現在の左足------------現在の右足(今回手術した方)-------もらってる塗り薬
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ついに退院だ〜!!7月6日追加
6月20日(土)はついに退院です!
昨年より1ヶ月弱早い退院で、少々入院慣れした身には寂しさで一杯です。
私に影響されてDELLのノートパソコンを病棟に直接持ってこさせるという豪快な購入
をしたIさんを始め、今回の入院でもたくさんの方々とお友達になることができました。
きっとまたみんなが揃って退院するころに酒かカラオケ等で集まることになるでしょう!