モン・サン・ミシェル


モン・サン・ミシェルはフランス北西部の干潟に突き出した島の上に建てられた大修道院です。島がまるごと一つ城壁を巡らせた都市のようになっていて、その姿はまるで地上に降りた天空の城そのものです。
聖地として巡礼する人も多いのですが、観光バスでやって来るツアーの中には裸足でモン・サン・ミシェルのまわりの干潟をぐるっと1周するかなり入れ込んだツアーもあります。
城壁の門をくぐると右手にみやげもの屋やレストランが軒を連ねた賑やかな参道があり、修道院の入口まで続いています。横道に外れても上へ上へと登って行けば入口にたどり着きます。島の上部にそびえる大修道院は今では博物館も兼ねていて入場料を払うことになりますが島の歴史も勉強出来ます。

モン・サン・ミシェルへは最寄りの駅のポントルソンから列車の時刻に合わせてバスが出ています。駅では20Fくらいで大きな荷物も預かってもらえます。ただし、列車の本数はあまりないのでパリから列車で日帰りで行こうなどと思ってはいけません。可能かも知れませんが、かなりあわただしくなってしまいます。
モン・サン・ミシェルとその近郊にはホテルがあり、ポントルソンの町にはユースホステルもあるので一泊ぐらいして天空の城をじっくり堪能してみるのがおすすめです。