5 奉納演目
胴の口開け・八幡・恵比寿・塵輪・潮祓・鍾馗・磐戸・尊神・天蓋引き・神武・八岐大蛇・黒塚・四神・矢旗・大江山・天神・ 奉幣
6 プロフィール
苅屋形神楽団は、明治10年頃、広島県の北西部に位置する北広島町苅屋形地区に、同地区及び周辺地区の有志の尽力により 「苅屋形神楽連中」として創設された。
神楽の形式は、石見神楽邑智系を原型とした優雅で重厚な、いわゆる六調子舞が、独自に変化し発展したものである。
先人達の遺産である旧来からの儀式舞や能式舞について、舞法や奏楽の基本的な原理・原則を踏まえつつ、技術の習得に日々 精進している。また、最近では、一部の曲目に浜田八調子舞を取り入れて、新たな舞法や奏楽などにも挑戦している。
当神楽団の由来書には、明治中期から大正初期にかけて、神楽の技能及び衣装などの一層の発展により、各方面に名声を博し て、一時は奥山県の代表的神楽連中とまで呼ばれ、また、大正天皇の御即位の御大典の祝賀行事などで、山県郡内外から数多く 招請されて神楽を奉納したことが記載されており、当時は、相当に活躍をしていたものと推察される。
先輩諸氏が築いた過去の栄光に恥じることがないように、更なる飛躍及び発展を目指して、団員一同が心を一つにして神楽の 継承に邁進している。
7 奉納予定
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