IBM2435-A01
2000.6.16
ＩＢＭ２４３５−Ａ０１のセットアップと設定について
既にＯＳとペンサービスを入れて使っている方もおられるでしょうが衝動買いで
ＯＳやペンサービスのソフトが無いため往生している方もおられるでしょう。 ＯＳ
やペンサービスのインストール・設定をやってみましょう。
注意。 ＯＳやペンサービスのインストール・設定は全てメーカーの保証外ですの
でけっしてＩＢＭやパナソニックには問い合わせないようお願いします。
また、当ページでも保証はいたしません。
■ Ｉ Ｎ Ｄ Ｅ Ｘ ■
１．ＯＳのインストール
２．ビデオドライバーのインストール
３．ペンサービスのインストール
４．ユーティリティーのインストール
５．各種設定
６．ペンとソフトキーボードによる日本語入力
７．日本語Ｐｅｎサービスをいれてみる
８．ペンパソに最適なＨＤＤ
９．３モードＦＤＤドライバーのインストール
ＩＢＭ２４３５に関連したサイト紹介
１．ＯＳのインストール
・用意するもの
・ノートパソコンかＰＣＭＣＩＡスロットを持つデスクトップパソコン１台もしくは
２．５から３．５への変換アダプター（デスクトップ）
・２．５インチＨＤＤを繋いでＰＣＭＣＩＡスロットに挿入出きる変換カード
（ＸｐｒｅｓｓＤｏｏｋ(MICROTECH)やＣｉｔｉＤＩＳＫなど）
・ＯＳ（Ｗｉｎｄｏｗｓ９５，９８）のCD-ROM，某所よりダウンしたペンサービス
やユーティリをフロッピーディスクに展開したもの。
CF01UTILDSK.EXE BIOSセットアップ １枚
CF01PENDRVR.EXE ペンドライバー １枚
CF01W95VIDEO.EXE ビデオドライバー １枚
ＯＳのセットアップディスク（フロッピー） １枚もしくは２枚
・ＣＤ−ＲＯＭドライブ（内蔵機種は新たに用意する必要はありません）
・英和辞書もしくは英和変換ソフト ペンサービス及びビデオドライバー
、ユーティリティーが英語版な為、英語の出来ない方は必要。
・手順
最初にＩＢＭ２４３５にドッキングステーションを付けた状態で電源コネクター、
ＰＳ２キーボード、マウスを付けドッキングステーションのフロッピードライブへ
インストールするＯＳのセットアップディスクをセットしてＩＢＭ２４３５本体の右
上にある電源スライドスイッチを上に上げ電源を入れます。 セットアップディ
スクが起動してＡ：＞になったらＦＤＩＳＫとＦＯＲＭＡＴコマンドでＨＤＤの領域
確保とフォーマットをしてＳＹＳコマンドでシステムを転送します。 終わったら
セットアップディスクを抜いて再起動しＨＤＤから立ち上がることを確認する。
次に、ＩＢＭ２４３５の電源を切りパッテリーを外し、２．５インチＨＤＤを外しま
しょう。 ＨＤＤの入っている位置はバッテリーの上になります。 外したＨＤＤ
をＸｐｒｅｓｓＤｏｏｋやＣｉｔｉＤｉｓｋなどに取り付けます。 この時ＨＤＤの１番ピンの
位置に注意。 そしてＨＤＤを取り付けた変換カードをノート又はディスクトップ
のＰＣＭＣＩＡスロットに挿入して認識させます。
次にノートパソコンかディスクトップパソコンにインストールするＯＳのＣＤ−ＲＯＭ
をセットしＣＤ−ＲＯＭ内のＷＩＮ９５（ＷＩＮＤＯＷＳ９５）もしくはＷＩＮ９８（ＷＩＮＤ
ＯＷＳ９８）のフォルダーをIBM2435のＨＤＤにコピーします。 コピーが終わったら
IBM2435のＨＤＤを元の場所へ戻して下さい。
次に再びＩＢＭ２４３５の電源をいれＨＤＤが起動したらＷＩＮ９５もしくはＷＩＮ９８の
フォルダーへＣＤコマンドで移りＳＥＴＵＰ ／ＩＳをキー入力してセットアップを始め
ます。 セットアップ中は殆どデフォルトのままで進めて大丈夫です。
２．ビデオドライバーのインストール
ＯＳのセットアップが終了し再起動でＷＩＮＤＯＷＳ９５（９８）が起動しましたか？
無事に起動出来たなら次にビデオドライバーをインストールします。
CF01W95VIDEO.EXEより作ったビデオドライバーのフロッピーをコントロールパネル
のハードウェアでダブルクリックして「次へ」 「いいえ」 「次へ」 「サウンド、ビデオ
、及び・・・」を選びディスク使用をクリックしビデオドライバーをセットした位置を指定
します。 CHIPSDSP.INFを選んでＯＫを押します。 後はインストールウイザードの
指示に従って進めます。
３．ペンサービスのインストール
CF01PENDRVR.EXEで作成したペンドライバーの入ったフロッピーをセットしコントロ
ールパネルを開きアプリケーションの追加と削除をダブルクリックしWindowsファイル
を選びディスク使用をクリックしてPENWIN.INFを選んでＯＫボタンを押して以降はウ
イザードの指示に従って進めます。 再起動の表示が出ますので再起動してくださ
い。 再起動後にＰｅｎが使用できるようになります。 ただこの時ペンとカーソルの
位置がずれているかもしれませんが後述の設定で直すことが出来ます。
 |
ペンサービスがインストール出来 たらコントロールパネルに左記の アイコン（赤丸で囲んだ部分）が 出来ます。 |
４．ユーティリティーのインストール
CF01UTILDSK.EXEより作成したフロッピーをセットし先のペンサービスのインスト
ールと同手順でINSLOCAL.INFを選びます。
以上で必要なソフトは入れ終わりました。
５．各種設定
・ペン操作について
 |
この２４３５は液晶左にある各マークをクリックする事によって 操作する事が出来ます。 ただ注意が必要なのはマウスの 左、右クリックがマウスマークを１回クリックしてからでないと 有効にならない点です。 各マークの機能は左のようになります。 マウスに何もマークが付いていないのは左右クリックを無効 にする機能のようです。 |
・ペンサービスの設定
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左のＰｅｎアイコンをダブルクリック するとペンの設定画面になります。 下図が設定画面 |
この画面で各種ペンの設定が出来ます。 上のGeneralタブを選びAlign
Now..を選ぶと
ペンと実際に表示されているマウスカーソルの同期合わせが行えます。
上の＋表示部分に正確にペンを合わせてクリックすると右上にも＋が現れ同じ
ようにクリックしまた左下、右下と現れるので同様にクリックすると、これでよいか
とダイアログが表示されるのでＯＫボタンを押します。 ペンとマウスカーソルの位
置は同期しましたか？ 同期してなければ繰り返して下さい。
これで一応ペンがまともに使える様になります。
・System Setupによるハード設定
System Setupのアイコンをクリックで時間・日付・シリアル・パラレル・ＩｒＤＡを設定
できます。
Power Managementアイコンをクリックでパワーセーブ設定とEnable
Hibernationに
チェックしてハイバネーションファイルを作ることでハイバネーションが出きるようにな
ります。 ただしハイバネーションはＦＡＴ３２でフォーマットした環境では使えないよ
うです。
６．ペンとソフトキーボードによる日本語入力
私はベクターからダウンロードしたSKEYという自由定義ソフトキーボードを使用してい
ます。 フリーの中ではかなり使い勝手がよいです。 これにATOK13の手書き認識機
能を使って日本語入力をしており英語版のペンサービスでも不自由はしていません。
同じことはＩＭＥ９８かＩＭＥ２０００でも出来るようです。
７．日本語Ｐｅｎサービスをいれてみる
シャープのペンパソコンＲＷ−Ａ２５１が入手出来、これのペンサービスは日本語版な
ので２４３５に入れてみるという実験をしてみました。
結果から言いますとダメでした。 ペンとカーソルの位置がずれてしまい調整不可
でした。 コントロールパネルのＰｅｎのプロパティが日本語になったのはいいのです
がこれでは使い物になりません。 ということでアンインストールして英語版に戻しま
した。
西川さんより三菱のＡＭＩＴＹＳＰ２のペンサービス（日本語版）があることをすると使え
るという情報をいただきました。 私はＡＭＩＴＹを持っていないので確認できませんが
ＡＭＩＴＹも持っているという方は実験してみては？
方法ですが、まず、英語版のペンサービスのインストールされている２４３５にアミティ
のペンサービス（ユーティリティディスク１）を英語版ペンサービスインストールと同じ手
順でインストールしますがこの時に「コードページの異なる・・・・」と数回メッセージが出
ますが「いいえ」を選んでインストールを進め、次に三菱の文字認識ツール（ユーティリ
ティディスク２）をペンサービスと同じ方法でインストール、再起動を求めてきますが再起
動しないで、今度は英語版のペンサービスを再インストール、この時また「コードページ
の異なる・・・・」と数回メッセージが出ますが「はい」を選んで進めます。 再起動後これ
で日本語手書きが使用できるようです。
このことはあくまで実験に止めてください。 使用承諾・ライセンス違反行為となりえま
すので。
８．ペンパソに最適なＨＤＤ
このネタは他の所でも上がっていますが一応書いておきます。
２４３５は２．５インチＨＤＤのうち内ネジタイプのＨＤＤを採用しています。 この内ネジ
タイプが入手しにくいとこもあってかＨＤＤの容量アップに踏み切れない部分もあります
が、秋葉原の若松通商のＢ１Ｆで売っていたＮＥＣの４ＧＢのＨＤＤが丁度内ネジタイプで
したので入手して換えてみたところ正常に動作したことをお知らせします。
箱のメーカーはＮＥＣですがＨＤＤ自体は日立製でした。
型番 ＮＥＣ ＰＣ−ＶＰ−ＷＵ０３ １４，８００円
現在これを２Ｇづつに分けて使用しています。
９．３モードＦＤＤドライバーの入手
２４３５のＦＤＤは３モード対応ですがＯＳ付属の３モードドライバーでは３モードにはなり
ません。
９８シリーズのＦＤＤとのデータ交換の必要性から３モードＦＤＤドライバーを捜していた
のですが、例のサイトにはなくＳＯＮＹ，富士通，パナソニック，IBM等のサイトからドライ
バーを試しましたがことごとく玉砕し、途方に暮れていましたが、ドッキングステーション
を分解したところＦＤＤはＴＥＡＣのＦＤ−０５ＨＧが使われておりＴＥＡＣのサイトで探したと
ころドライバーがあり試したところビンゴでした。 灯台もと暗しやな。
３モードＦＤＤドライバー名 FD3_460.EXE （ＴＥＡＣ
Ｔシリーズ／Ａシリーズ／ＬＳシリー
ズ用）
ＴＥＡＣ http://www.tsc.teac.co.jp/support/fd/fd-down.html
■ 関連サイト ＩＢＭ２４３５に関連したサイト紹介 ■
・パナソニック販売の同型ＡＬ−Ｈ０の紹介及び解剖映像（必見）があります PC FLEXのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介１ あやせさんのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介２ PONTAさんのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介３ 吉澤工務店さんのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介４ NAOKINさんのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介５ T.Amanoさんのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介６ しのちゃんのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介７ 旅人さんのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介８ ＭＡＲＳさんのページ
・ＩＢＭ２４３５の紹介９ おおたさんのページ
・パナソニックＣＦ−０１のカタログページ
・日本ＩＢＭのカタログページ
・ＴｈｉｎｋＰａｄ Ｃｌｕｂ ここの「その他 ThinkPad系」掲示板は必見
・ペンパソの掲示板