多摩川から東京湾へ
LastMod. 2003/05/05[19:47:15]
今日はとりあえず、多摩川を河口までいってみようと銀シャリ号で朝8時過ぎに出発。昨日の残りご飯のおにぎりを3つ放り込み、日焼け止めも塗って万全の態勢だ。


以前、多摩川をくだっていったら、たしか仲六郷あたりで砂利道になったんで、ひきかえしたのだけど、今日は不退転の覚悟で(笑)進むことに。

砂利道がえんえんと続いてうんざりしてたところにもってきて、土手上のサイクリングロードが途切れてしまった。二子多摩川のなんちゃら公園というところにぶちあたり、しかたなく一般道に。
なんとなく川沿いだろうと思う方向に進んでたら、セレブな奥様の街、二子多摩川に出てた。

まだ10時前なので、エルメスだのルイ・ヴィトンだのが誇らしげに店舗を構える高島屋は開店前。駅前のケンタに入ってコーヒーとコールスローサラダで一服しながら、地図をチェックしてみる。

多摩川沿いにしばらくは道があるみたいなので、そこを進むことにした。

久しぶりに食ったけど、コールスローサラダって(クズ部分の寄せ集めだろうけど)美味かったなぁ。

交通量がそこそこあって、見とおしが良くても気を抜けない道路だった。ベンツやBMWのオープンカーや、なんかご大層な道でもあったな(笑)

多摩川沿いの公園を過ぎると、ふたたび道は川沿いから離れてしまう。どーしたもんかな、と思いながらも、とりあえず南に進めば海に出るだろうし、多摩川の左側を走ってるのがわかってるので、多摩川に出るにはどこかで右に折れればいいか、と。
田園調布の住宅街を走り、大田区に入ったあたり、特別養護老人ホームをすぎたあたりで右に折れて、多摩川に戻った。
土手の道からの展望は、河口が近くなっているのか、広くゆるやかな蛇行した流れになっていた。川原も広く、公園・運動場になっている。

いわゆるパノラマだわ。
今日は、というか、今日も海から風=向かい風。でも、さほど強くないので「げげ、キツー」ということはない。

どこからするのかキシミ音がうっとーしので、ハンドル折りたたみ部を6角レンチで締めなおす。


六郷の取水口。いよいよ河口が近い。


雰囲気のある建造物なので、記念に一枚、押さえておいた。

タテに回転させてごらんください(笑)

この電灯(?)は生きてるのかしらん。

到着。その1

到着その2.弁天橋わき。
地元の漁師さんが大声で話してた。

やっぱりみんなここを目指してくるのか、ほかにMTBのおじさんや外人さん、ママチャリのおばちゃんなどなど。特に休憩所なんかはない。ここに休憩所作ればけっこう繁盛すると思うけどなぁ。
をっ、と思ったらBD-3のひともいた(色が青いからBD-3だと思う)


休憩所がないし、小便したくなってきたのをどうしようかとあたりを見たら、公衆便所。

いや、これが古いんだけど、手入れされててきれいに使われてるんで驚いた。地元のひとたちがやってるんだろうか。下町気質?漁師気質?みたいなものがあるのかも知れない。



んで、今日の目標はここまで。の予定。ていうか、このあとどうするかなんも決めてなかった。
最悪、どっかの駅に行って、輪行して帰ろうと、輪行バッグをつけてきたんだけど、どうも駅に行くにしても距離はありそうだった。
それなら、せっかくだからいっちょ羽田空港まで行ってみるか、と。南に海沿いを行けばなんとかなるだろうし。



スッチー御用達らしい羽田東急とか

モノレールとかを見ながら進む。家族連れが干潟に出てる。もしかして潮干狩りやってたのかなぁ。このへんの貝って大丈夫なんだろうか。

干潟をすぎると、歩道はほとんど人がいなくて、車道を車が行き交うだけとなる。この道がどこに通じてるのかわからないまま、空港の施設らしきところを目指してみる。

道を走ってればそのうちどこかに着くだろう。

機種は知らんがジェット機。間近でみると、当然ながら「デカイ」し「重厚感」たっぷり。これが飛ぶのだから世の中どうなってるのか(笑)

で、ココ、実は迷ってたどり着いてる。MTBとDAHONのBWのにいちゃんとかママチャリの中学生とか、金網越しに飛行機を眺めてるので、それなりのポイントなのかも。

タバコを一服してとりあえず走り出す。



きた道を引き返すのは面白くないと思ったら、やっぱりまた道に迷う(苦笑)
車道の交通量は多いけど、ひとの姿がまったくといっていいほどないのだ。あちこち「関係者以外、この先立ち入り禁止」の札がかかり、行っては戻りの繰り返し。巨大な迷路に迷い込んだような気になる。

しかたないんで、きた道を引き返して、標識を頼りに環八に。
羽田空港で1時間近くさまよってたので、体力を消耗してる。日焼けもひどくなってきてるし、朝食ったおにぎりとか二子多摩川で食ったコールスローサラダとかもうとっくに底をついた感じ。

をを、ここがセガの本社かぁ、と思いつつも写真を撮る気力がない。このへんにJRの駅でもあったら、たぶん輪行して帰ることになったな。




とにかく、腹になにか入れたいというので、商店街かなにかないかと標識を眺めながら環八を北上。「等々力駅300M」という標識に飛びついてみた。
はじめて見る、京浜急行?の小さな駅だ。田園調布の近くだし、もっと豪勢な駅かと思ったんだけど(笑)
駅前に銀シャリ号を止めて、マクドに入る。いや、マクドのセットが美味いと感じるなんて…ぐらいにはバテてたなぁ。
いつもはミルクもシロップも入れないアイスコーヒーに、今日はたっぷり入れて飲んでるし。
30分ばかりぼーっとしたらひとごこち。
隣の薬局で日焼け止めを買って、塗り増しして再出発。

環八に出たんだから、そのまま北上してしまえば甲州街道だの青梅街道だのなじみの街道がある、というのがわかってるんで、距離はともかく、気はラク。

等々力渓谷というのがあるらしい。
これがかなりにぎわっていた。有名な場所なのか。渓谷入り口に美味そうな豆腐屋があったけど、家にたどり着くには時間がかかりそうだし、荷物を増やしたくなかったのでパス。
もしも、また来る機会があったら、そのときは押さえておきたいな。


ひたすら環八を北上。砧公園だ、芦花公園だ、を左に見ながら進む。交差点になってなくて横断歩道のないところが何箇所かあり、そのたびに銀シャリ号をかついで歩道橋。おじいちゃんおばあちゃんも自転車を持って上がってるが、けっこう辛そうだった。どういう道の作り方してるんだ。


んでもって、甲州街道にぶち当たったので、西に向かって、途中、仙川沿いに、といういつもの通勤ルートをはじめて逆走。夕方の川沿いも気持ちいいもんだわ。

8時過ぎにうちを出て、戻ってきたのが6時前ごろ。腕は真っ赤に日焼けしてひりひりしてる。
げっぷが出るほど乗ったなぁ(笑)


[Back]
generated by mk_page.cgi