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第1日目
1998年3月29日
博多 22:47 (ドリームにちりん) 0:09 行橋
1998年3月30日
行橋 0:10 (ドリームにちりん) 6:44 宮崎 8:13 (きりしま 1号) 10:23 西鹿児島
西鹿児島 14:05 (つばめ18号) 17:35 鳥栖 17:43 (かもめ31号) 19:30
ドリームにちりん 博多(行橋)→宮崎 クモロ787−13
3月29日の夜、博多駅構内で、九州在住の友人と飲んだあと喫茶店で一服。「ドリームにちりん」の発車時刻が迫ったので、コインロッカーから荷物を出しホームへ向かう。
ただし、「九州グリーン豪遊券」の有効開始日は、30日からなので自動券売機で行橋までの乗車券と自由席特急券を購入した。在庫になっているオレンジカードが、多少処分できた。
発車間際の「ドリームにちりん」に乗車。「ドリームにちりん」は平日は赤間、折尾、黒崎へ帰宅する通勤客の利用が多いのだが、日曜日の今日は、大分、宮崎へ向かう長距離客が多かった。なんとか空席を見つけて座る。
小倉で乗客が入れ替わるが下車客よりも乗車客の方が多く、立ち客も出る盛況ぶりであった。小倉からは方向転換し逆に進む。
0:09、行橋に到着。ここで先頭1号車のグリーン車へ移動する。車内に流れていた自動放送では、「小倉で車内放送を停止する」といっていたが、車掌の肉声放送は宇佐まで続いた。グリーン車内は切っても良いだろうに・・・。
宇佐を発車後、肉声放送の停止が流れ車内も減光され、夜の気配が漂ってくる。頭上のトランクから毛布を引っぱり出し眠りにつくことにする。座席は3番A席で、目の前に壁がある構造であったが、足下のフットレス非常に心地よく、毛布にくるまれてぐっすりと眠ることが出来た。
深夜の大分駅の長時間停車や構内放送にも気がつかず、延岡到着の車内放送まで、ぐっすりと寝た。しかし、まだ夢うつつで正気にかえったのは宮崎到着の放送であった。
きりしま 1号 宮崎→西鹿児島 クハ481−215
「きりしま1号」にはグリーン車がないので、普通車指定席を利用。車両は485系のきりしま色3両編成である。JR九州の485系特急といえば真っ赤な車体が有名であるが、「きりしま」の運用につく485系は専用編成であることをアピールするためか緑色に塗られている。
2,3号車の自由席はほぼ満席であったが、1号車の指定席はがら空きであった。(^^;;
乗り込んでみれば、窓に「みやざきフラワーフェスティバル」開催案内のステッカーが貼られ、ADトレインの様相と化していた。最近車両を走る宣伝媒体として活用するケースが全国的に目立っている。
車内に入ると乗降口に近い車端部の1列が、シルバーシートになっていた。これは、この編成が宮崎−宮崎空港間の普通列車として使用されるからであろう。特急型車両にシルバーシート、数年前には考えられない光景である。
自由席は盛況のようだが、指定席は静かで眠たくなる。自由席は都城で多少の入れ替わりがあったようだが、指定席は鹿児島まで変化はなかった。鹿児島でほとんどの乗客が下車。鹿児島市の中心駅は西鹿児島であるが、東側からだと鹿児島駅の利用が増えるようである。列車は回送状態で城山トンネルをくぐり西鹿児島駅に到着。
鹿児島市内散策

城山から桜島を望む

鹿児島市交通局
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西鹿児島駅は九州新幹線乗り入れを考慮して設計した駅舎に変わっている。昔の駅舎が懐かしい・・・。構内を歩いたところ、何故か「電車でGO!2」が置いてあった。JR九州が電車の運転に親しみを持って貰おうと、設置したとのことである。ただし、料金はしっかり200円取られる。
子供がプレイし終わったあと、さっそく「こまち特級」をプレイする。しかし、車内のチャイム音以外の音はすべて鳴らなくしているので、ブレーキのタイミング等、多少運転しづらく、大曲0m停止をし損ねた。
西鹿児島駅から近い西田温泉で一浴びしたあと、市内観光で時間をつぶす。駅前の鹿児島市交通局の案内所で市電・市バス一日乗車券を購入し、路面電車で城山へ向かう。 城山への足としては、鹿児島市内の観光名所を巡る「カゴシマシティビュー」号が30分毎に運転されていて、こちらの方が便利のようだが、電車の利用にこだわる。
「市役所前」で下車。江戸時代に愛知、岐阜県境の輪中地区の治水事業に取り組んだ武士を祭っている薩摩義士碑前を通り、城山へ登る。今日は異常に暑く、健脚を誇る私でも汗が出まくった。城山の展望台に登れば、目の前には雄大な桜島が眺められ、非常に得した気分になる。苦労して登ったかいがあったな。
このあと、西南戦争に飛び交った銃弾の跡が残る私学校跡の石垣をながめ、鶴丸城にそって歩き、西郷隆盛、小松帯刀の銅像を横目に、「朝日通り」から電車に乗り鹿児島市の繁華街「天文館通り」で下車。今日は平日の昼間のため、随分と落ち着いた雰囲気を出していた。
つばめ18号 西鹿児島→鳥栖 クモロ787−5
ウロウロしながら西鹿児島駅に戻る。「つばめ18号」が発車するホームに向かうと、グリーン車ではつばめレディがうやうやしく頭を下げてのお出迎え。ちょいと気分がいい(^^)。14:05定刻に列車が発車すると、早速検札があり下車駅を声を出して確認。続いて、おしぼりサービスがある。「つばめ」で発売している楽飯を楽しみにしていたので、まだ昼食を済ましていない。レディに頼めば、ビュッフェのオーダを受け付け、席まで運んでくれるのだが、散歩をかねて自分でビュッフェに出かける。
ほかほかの「楽飯」と「つばめ」「ソニック」のロゴが入ったビールを購入し、席に戻り、一気にたいらげる。相変わらず「楽飯」は美味しい(量は少な目だが・・・)
食べ終わった頃、オーディオイヤホンの貸し出しサービス、続いてドリンクサービスを受ける。まるで、飛行機の機内サービスにそっくりである。日本の鉄道ではこれほどのサービスは無い。やっぱり、「つばめ」は日本一の特急ですね。
車窓からは、東シナ海、不知火海が一部区間で望める。この区間に日中乗車することは実は初めてであり、楽しみにしていた区間である。なかなか景色がいいので気に入ったが、惜しむらくはA席で座席が山側に面していることである。海側の座席はC席(1人掛け)なので、乗車される方は注意!
グリーン車の乗車率は7割方埋まっており、平日にしてはなかなかの乗車率でC席はすべて埋まっている。そのため、ときどき背伸びして海を眺めた(^^)
水俣で、旧山野線と別れる。80年代に吹き荒れた赤字ローカル線廃止問題で山野線は廃線候補に指定され、JR化後もしばらく残っていたのだが、乗りに行く前に無くなってしまった。今でも、心残りのある路線である。
水俣駅から旧山野線の廃線跡がレールはないが、くっきりと残っている。水俣駅構内を出ると、廃線跡は舗装されて「日本一長い運動場」となっていた。しばらく鹿児島線と併走し、やがて山の中へ消えていった。
八代までは単線区間が多いので、比較的おとなしく走っていたが、八代以北は複線区間になり、最高130km/hでガンガン飛ばし始める。やっぱり、特急はこうでないとね
熊本で自由席はオーバーフローしたらしく、ワゴンサービスは自由席をまわらない旨をを放送していた。いつの間にか、G車もほぼ満席になっている。
大牟田で東京行き寝台特急「はやぶさ」を追い抜く。昨年の秋のダイヤ改正で熊本止まりになって久しい。近年の電車特急の高速化によって、110km/hまでしかスピードが出せない寝台特急の足の遅さが目立っている。「サンライズ」のような新車を投入する時期に来ているよなぁ。
でも、「はやぶさ」のほうでは、ロビーカーで宴会をやっているグループがいる。こういう風景が、夜行列車ならではであるが、全体的に空席が目だつ。
途中、工事徐行区間もあったので5分ほど遅れて、鳥栖に到着。隣のホームには、「つばめ」のすぐ後ろを走るはずの「かもめ」が先に到着していた。
かもめ31号 鳥栖→長崎 クロハ782−506
すぐの接続で鳥栖から、かめも31号に乗車。グリーン車は満席であった。なかなか人気があるなぁと思ったが、佐賀、肥前山口、肥前鹿島と停車する度に、車内はがら空きに・・・。随分と短距離の利用客が多いねぇ。
肥前鹿島を過ぎると、夕暮れ迫りくる有明海を左手に見ながら疾走する。車内が空いてきたところに、車内販売員がまわってきて、グリーン車の乗客にドリンクを無料で配り始める。混雑で車内を回れなかったのかな?。空いてから来るとは随分とが悪い。
私は、車内が空いてきたことをいいことに、運転台席が展望できる座席に移る。佐賀で運転席の後ろのブラインドが閉められたが、1番C席は無事であった(^o^)
この区間は、線路条件が厳しく、60〜75km/h走行の繰り返しである。せっかくの783系の走りを期待したのだがねぇ・・・。諫早からは、制限速度も解除されるのだが、ほぼ各駅で運転停車を行うので、一瞬120km/hを出しただけで、もっとも期待した長崎トンネル内でも110km/hしか出さなかった(; ;)
「かもめ」のスピード感をガブリつきを楽しむのは博多−肥前山口間がポイントです。
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