再びロサンゼルスへ


コスタリカ日記

12月27日(金) その1

荷物とは増える物であり、恐怖のパッキングが終わりベットに横になることが出来たには1:30頃であった。ホテル出発は7:30なので、なかなかきつい。温泉の2文字に誘われて、最終日にアレナル火山とタバコン温泉ツアーを選んだのは失敗であった。
6:00頃起床し、コスタリカ最後の朝食をとった後、チェックアウトをし、残ったコロンを全てチップとホテルのショップで使いきる。コロンはコスタリカの国を出た瞬間にお土産もの(紙きれ)になってしまうからである。国際空港には銀行があり両替出来るが、面倒である。またホテルではUSドルからコロンへの両替はしてくれるがコロンからUSドルへの両替はしてくれない。買い物はUSドルでも出来るが、お釣りは基本的にはコロンでくれる。国際的には通貨の信用性はやはり低いようである。
コスタリカを出国するためには、出国税として17USドルかかる。本間さんに見送ってもらい無事出国手続きをおえ、搭乗口に向かう。途中空港の免税店でコスタリカ最後のお土産物を買う。町中でみたお土産物はほとんど有るような感じである。
すでにコロンを全て使いきってUSドルしか持っていないので、買い物はお釣りをもらわないですむ、VISAカードを使う。ここでも日本人は珍しいらしく、漢字で署名すると珍しそうにカードの署名と見比べていた。
9:30頃、UA864便は経由地サンサルバドルへ向けてファン・サンタマリア国際空港を飛び立った。約1時間のフライトでエルサルバドルの首都サンサルバドルに到着する。飲物とマーフィンがザーブされた後、サンサルバドル国際空港に到着する。空港の周りは見渡す限り畑で、滑走路以外の部分には草がはえている。
 空港の周りの畑では野焼きが行われている。サンサルバドルで降りる乗客が機外へ出た後、男女2人の公安官が機内に乗り込み機内に残っている手荷物の所有者を1つ1つ確認してまわる。また約1時間のフライトで出たゴミも全て機外に持ち出していった。次にステュワーデスがコスタリカで渡されたサンサルバドルからの搭乗券を集めてまわる。爆弾テロ防止のための安全対策である。サンサルバドルからの乗客が機内に乗り込み、11:30頃、UA864便はロサンゼルスに向けて飛び立った。
飲物や機内食がサーブされ、約5時間半のフライトの後、ロサンゼルス国際空港に到着する。コスタリカとロサンゼルスは2時間の時差かあり、ロサンゼルス到着はロサンゼルス時間の14:50分頃となる。あいにくの雨の中、UA864便はほとんどショックを感じる事なく空港に到着した。今回の機長はなかなかの人物らしく、ステュワーデスもビューティフル・ランディングと絶賛していた。
2回目のアメリカ入国である。朝田夏雄氏からのプレゼントを気にしながら、入国審査にのぞんだ。

サンサルバドル サンサルバドル

12月27日(金) その2

2度目のアメリカ入国である。ロサンゼルスからコスタリカに出国するとき、ロサンゼルスからコスタリカへの搭乗手続きを日本で済ませておいたので、ロサンゼルスで搭乗手続きをすることなく、いつの間にか、アメリカを出国していた。本来出国のときには、アメリカ入国出入国カードの半券を航空会社の係員を通して返納しなければならないのだが、返納すことなく出国してしまった。説明書きには、返納しなかった場合は入国を拒否することもあると書いてあるので、ちょっとビビリながら入国審査にのぞんだ。
今回は日本からの便ではないので、日本語は通じないだろうと思いながら細身で背の高い黒人の入国審査官の前に進んだ。審査官は無表情に手続きを進めながら、「Where are you going?」と一言質問をしてきた。コスタリカから来る日本人は珍しいのであろうか、それとも長旅をしている貧乏旅行者にでも見えたのであろうか。ともかく、一言「Japan」と答えて入国審査は簡単に終わった。
ユナイテッド航空の到着ロビーはターミナル7であり、日本から初めて到着した場所と同じである。到着ロビーの一番奥のホテル案内板まで進み、そこにあるホテル用内線電話で、無料送迎バスを呼び、専用停留場で待つことにする。前回迎えに来て運転手と同じ人が迎えに来た。だんだん緊張がとけてくるのを感じながら、ホテルに向かった。
ホテルのロビーに到着すると、偶然ラマダホテルの日本人スタッフ早乙女さんが、他の客の対応で、ロビーに出ており、「前回はユニバーサルスタジオのOPツアー申し込んでもらいありがとうございました」と挨拶をうけた。
普通の団体なら、空港までの送迎を付けるのに、付けないとは・・・とイヤミを言われたのか感心されたのか解らないが、しばらく話をした。旅先で、日本人に出会い、完全に緊張の糸とけてしまった。
早乙女さんから、ホテルのバスで近くのショッピングモールに行けばとのアドバイスを受け、鍵をもらいそれぞれの部屋に入った。
買い物と夕食を兼ねて全員で、ショッピングモールへ行くことにする。
早乙女さんに連絡をとり、その旨を伝えると、自分でロビーのベルボーイに言いなさいと冷たくあしらわれ、自分達で、対処した。やはり空港までの送迎を付けなかったからだろうか、それともアメリカでは日本みたいにサービス過剰ではないのだろうかなどと考えながら、ショッピングモールに向かった。
カルバシティーのバルドウィンヒルズ・モールは大きなショッピングセンターで、クリスマス後のバーゲンをやっていた。まず夕食を食べることにする。
アメリカはやっぱりファーストフードでしょうということで、中華料理のファーストフードの店に入る。厨房からは中国語が漏れ聞こえてくる。中国人のたくましさを感じながら、食事をとり、その後時間をきめて自由にモール内を歩くことにする。
服でも買おうかとみてあるくが、なかなかいいものがなく、結局本屋でカリフォルニア州の自然という本を買うだけにおわってしまった。
ホテルにもどり、ホテル内の売店でミネラルウオーターを買って部屋に戻った。いよいよ明日は帰国だ。