掘り出されたのは3体の異形のマシンであった
先史文明の置きみやげか 神の時代の遺物か
発掘されたマシンは制御のために人間の心を必要としていた
発掘されたメカを作動させるためには魂の移植ともいえる行為が必要だった
そのため3人の男が選ばれメカは作動試験に入った』
あだ名は「死神」。機械のように敵を殺すと恐れられた、たたき上げの軍人。
あだ名は住宅地を敵ごと吹き飛ばした作戦を実行したことに由来にする。
その作戦に巻き込まれて死亡した民間人の中に彼の妻と娘がいた。
照準機の中に2人をとらえたまま任務のために引き金を引いた彼は
炎につつまれる2人を見たその日から逃げることを許されなくなった。
彼はさらに危険な戦いの中に身を置くため、ある計画に志願した。
そこで彼は「殺し屋」「火の玉」の2人と共に、超兵器のからだを手に入れる。
ここにウエスナー星宇宙軍独立空間騎兵隊トリー准将が誕生する。
『たたき上げの軍人・3人の魂を得て超兵器は起動し、劣勢だった戦いは盛り返した。
さらに勝利を決定づけるため、3号機(トリー)を分析、
支援マシンなどを開発する一方、4号機とも呼べるレプリカを完成。
これには、親衛隊のエリートが同調・吸収され、起動に成功。
だが、それがすべての始まりであり終りであった・・・・・・。』
しかし、4号機・チェトレ准将の裏切り行為のために惑星ウエスナーは壊滅的な状態に。
ドワー准将が右手と引き換えにチェトレ准将を刺し違える。
全ての終止符を打つためにトリー准将の手により、惑星ウエスナーは人類ごと消滅。
以降それぞれの消息は不明である。