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落語


・第10巻「機動特捜タンゼント」の巻:
同作でのタンゼントとおとうさんのやりとりは、ベルカたちの言うとおり「こんにゃく問答」です。禅僧の代役を頼まれた豆腐屋が、無言で禅問答を挑んできた坊主のジェスチャーをこんにゃくについてのイチャモンと勘違いして応答し、それでも相手をやりこめてしまうというハナシです。ジェスチャーまで「まんま」同じですよ。禅僧(タンゼントの方)の解釈は下のとおりです。おそらく、禅宗の世界観を表したモノでしょう。
10本の指で「十方世界は」
5本の指で「五戒で治まる」
3本で「三尊の弥陀は」
1本指で「目の下におわす」
それに対して、偽坊主(おとうさんの方)の
(豆腐屋とも、こんにゃく屋ともいう)解釈は、
「十丁でいくらだ」
「五百文だ」
「三百文にまけとけ」
「あかんべぇ」
となります。(by ヤスミツ さん)

第10巻「機動特捜タンゼント」の巻。
禅僧(タンゼント)が指を十本出す前に、片手で丸を作っていますよね。
そして、お父さんはそれに両手の指でわっかを作って答えています。
これは、禅僧側の解釈でいくと
片手の丸で「地球は」
両手の丸で「天地の間にあり」
こんにゃく屋の解釈でいくと
片手の丸で「手前のとこの豆腐は丸いか」
両手の丸で「いや、俺のとこの豆腐は四角い」
ということになります。(by くみ さん)

・第9巻「波の盆」の巻最後のコマ:
「抜けないと思います」「木刀ですから」というセリフは、落語「道具屋」のオチ近くのセリフです。たまたま道具屋の店番を頼まれた男が、客相手に巻き起こす騒動を描くハナシです。このあと、「木刀ならどうして早くそういわんか」「木刀を抜いたら何が出てくるか知りたかったんで」とやりとりが続きます。(しかし、ゆうきさんのいうようなエピソードがあるんですね)(by ヤスミツ さん)

・第3巻「猟奇!!虹男」P35・1コマ目:
ジッソーくんのいっているのはすべて落語「牛ほめ」に出てきます。いわゆる「ばか婿」噺で、嫁の実家の牛をほめる口上として教えられた言葉です。詳しいことは省略しますが、いずれも、すぐれた牛としての角や目、歯並びの条件ということです。(by ヤスミツ さん)

・第5巻他「カンカンノウ」:
落語「らくだ」が元ネタです。このハナシは、らくだと呼ばれた長屋の乱暴者がフグで頓死、その友人が葬式をしようとしてくりひろげる騒動を描いています。その中に、家賃滞納を理由に香典を渋った大家の前で、死体にカンカンノウを踊らせて脅迫するというくだりがあります。ちなみにカンカンノウというのは、長崎から流行したと伝えられる唐人踊りというのですが、源脈をたどっていくと長崎から中国、オランダ、西欧にたどり着いてフレンチカンカンに・・・なるわきゃないか。(by ヤスミツ さん)

・第12巻「地獄の貴婦人」
ターくん自分が死んだと勘違いした場面は「そこつ長屋」が元ネタです。浅草で熊さんとそっくりのの死体を見つけた八っあん、長屋に戻って熊さんに「いいかおめえはな、ゆうべ浅草で・・。死んでるよ」。それを聞いた熊さん死体をみて「ああほんとに死んでいる。だけど八っあん、ここで死んでいる俺は確かに俺だがここにいる俺はいったい誰なんだ」。落語の方はここで終わりです。(by 轟天 さん)

・第2巻「ダーク・ゾーン」最後のコマ「フランス料理は1口にかぎる」
落語「酢豆腐」が元ネタです。この噺は、食通ぶった男をだまして腐った豆腐を食べさせるもので、落ちのひとことが「いえ、酢豆腐は一口に限ります」といいます。おとうさんが「さんまは目黒」といってるのは、「目黒のさんま」の落ちが「いや、さんまは目黒にかぎる」、と類似しているところから付け加えられたと思います。(by ヤスミツ さん)



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