元ネタ・データバンク
その他
・2巻の第15話「ダーク.ゾーン」の扉絵のチョコレートは多分かの名作「2001宇宙の旅」のモノリス、そこのコロナちゃんはモノリスを目撃した研究者のつもりだと思います。そこらのジュン君、ジッソー君、コーちゃんは骨を持っていますがこれも同じく同作の最初のサルが文明を持つ瞬間のシーンで骨を武器に使う場面がありそれを意識したものだと思われます。(by Taku さん)
・ちなみに私の予想がただしければ6巻の「復活の日」は、ゴジラのことです。ゴジラの監督は最初に円谷英二さん。(たぶんおやじさんはこのひと)次に中野昭慶さん。その次に1989年川北さんと大森さんがビオランテをつくるのです。ぴったりじゃないですか?(by 毅顕 さん)
「ネズラ大怪獣ドブ中決戦」(13巻)
・これはほぼ間違いなく「ガメラ対ギャオス空中大決戦」でしょう。これはスタッフの中に樋口真嗣さん、金子修介さん(ひょっとしたら名前違うかも知れない)伊藤和典さんがいた。そして屋外に組まれたオープンセット。(人間の視点と自然の太陽光線がリアルさを演出)外のため入ってくる虫に悩まされたという事実。もはや間違いないでしょう。
(by 毅顕 さん)
・「ネズラ」というのは、ガメラシリーズが生まれる前、大映で企画していた怪獣映画だと、ガメラ公開時のTV特番で云っていました。タイトルは「大群獣ネズラ」。文字どおり巨大ネズミが群をなして暴れ回るって話なのですが、本物のネズミを使おうとしたため、ノミが大発生してえらいことになり、結局中止となったそうです。それに変わる企画として、ガメラが誕生したわけです。(by ヤスミツ さん)
・神楽の元ネタは筒井康隆「熊の木本線」です。
「ナンジョレ熊の木カンジョレ熊の木」に始まる舞いを正確に歌ってしまうと・・・(by ヤスミツ さん)
・とんでもないものが出てきてそれを踊りによって帰すというシチュエーションは諸星大二郎氏の妖怪ハンター稗田礼二郎シリーズの「闇の客人(まろうど)」が元ネタです。(by 吉村マロ さん)
「馬の首」
・「馬の首星雲」というのもありますが、元ネタは怪談「牛の首」でしょう。SF作家の間ではやっていて、小松左京とかのエッセイで紹介されていますが、あまりの怖さに聞いた人間は死んでしまうというもので、内容は誰も知らない。1つのジョークです。(by ヤスミツ さん)
・馬の首の内容は「牛の首」だと思います。表紙については筒井康隆さんの「馬の首風雲録」だと思います。犬型異星人同士の戦争を描いていました。(by 吉村マロ さん)
「酒の池に肉の林」
・第5巻、「明るいなかま」冒頭のネタですが、これはジッソーくんいや実相寺昭雄の著書「星の林に月の舟」を酒池肉林とかけたモノでしょう。この本は(未読ですが)、ウルトラマン制作現場を題材にしていて、何年も前にドラマ化もされています。女の子についてはわかりませんが、実相寺氏の奥さんも女優だというので、そのあたりから由来しているのでしょうか。(by ヤスミツ さん)
「ゴッドねえちゃんvsデストロイヤー」
・ご存知かと思いますが、持っている台本「見知らぬ天丼」「ヒグマダイバー」は、かのエヴァンゲリオンの「見知らぬ天井」「マグマダイバー」ですね。;; 話番号までふってるし...。(by つむら さん)
・元ネタはもちろん「ゴジラVSデストロイア」ですが、「ゴッドねえちゃん」とは和田アキ子、「デストロイヤー」は4の字固めで一世を風靡したプロレスラーです。その昔、TVのバラエティー番組(タイトルは忘れましたが)で共演し、激しいどつきあいを繰り広げていました。(メットに和服という変なカッコは、そのときの衣裳なんです)いまでも「懐かしの番組特集」なんかで放送されることがありますので、知ってるヒトも多いでしょうね。(by ヤスミツ さん)
・平成ガメラは 監督が金子修介、特技監督が樋口真嗣、脚本が伊藤和典さんです。(この三人は13巻で一緒に映画を撮ろうとしていた三人のことだと思う)この映画は屋外にセットを組み、人間の視点で撮ったそうだ。(自然な太陽光がリアルさを演出)そして入ってくる虫に悩まされたらしい。(by 毅顕 さん)
・「マグレ大サーカス」は「木暮大サーカス」がモデルでしょう。(by 阿部&藤田 さん)
・4巻“冬の出来事”の巻でコロナちゃんが雪かきをしながら“小路 狸小路は 楽しい町よ”と歌っていますが、札幌に“狸小路商店街”というかなり大きな商店街があり、その商店街が昔CM(恐らく北海道ローカル)で狸小路のテーマソングのようなものを流していたらしいので多分その一部でしょう。(by 阿部&藤田 さん)
・8巻“おねえさまへ・・・”の巻でジョンが“エスどうしの痴話ゲンカ?”と言っていますが、“エス”と言うのは、“シスター”のSのことでレズビアンの二十年くらい昔の呼び方です。(by 阿部&藤田 さん)
・4巻、“こわい歯医者さんの巻”でおとうさんがライカに医者の証拠として黒板に記号を書いていますが、これは”ベン=ケーシー”という医者が主人公の古いTVドラマの冒頭で、やはりこの記号を黒板に書きつつ、“男、女、誕生、死、そして永遠だ。”と解説するシーンを毎回やっていたと思うので、それが元でしょう。(by 阿部&藤田 さん)
・6巻でおとうさんが原液のカルピスをジョッキで飲むシーンがあったと思います。そこで、“原液で飲んでおいしいかい?”とお母さんにいわれてふりむくおとうさんの構図と目の表情が、カルピスの古いシンボルマーク(黒人がカルピスを飲んでいる絵)になっています。(たしか、黒人の黒とカルピスの白の対比が問題視されて廃止になったはずです。)(by 阿部&藤田 さん)
・5巻“闇の声”の巻
“食べたきのこに乗っ取られる”というのは、昔の怪奇映画“マタンゴ”が元だと思います。無人島に遭難した船の乗組員が、寄生生物“マタンゴ”に襲われる話です。(by 阿部&藤田 さん)
・第5巻「闇の声」
元ネタは内容からもわかる通り『マタンゴ』ですが、タイトルはこの映画の原作が、ウィリアム・ホープ・ホジスンの『闇の声』となっているからでしょう。あとキノコに乗っ取られた子供達のセリフ、「先生ー」「おいしいわー」「先生ー」というのは、映画にもあったものです。禁断のマタンゴを口にした八代美紀が、学者(?)役の久保明にそれを勧めようとする時のセリフがそうです。あと笑い声の「ケラケラケラ」「フォッフォッ」もマタンゴのそれと同じ。そういえば、日記の「やはりあれはただのキノコではなかった」という文も元ネタと同じ(の様な気がします・・・)。(by 荒馬大介 さん)
・副題ですが、初期のものにはウルトラセブンからのものが多いようです。“ダーク・ゾーン”や“必殺の0.1秒”、“栄光は誰のために”などがそうです。(by 阿部&藤田 さん)
・副題についてですが、2巻で12話が欠番になっていて後の方で載っていますがこれはウルトラセブンで、やはり12話“遊星より愛をこめて”がクレームによって欠番になっているので、それでしょう。マニアの間ではかなり有名な話らしく、“幻の12話(笑)”としているのもそれが理由だと思います。(by 阿部&藤田 さん)
・副題ですが、6巻の“カールビンソン一家横浜博へ行く(おいおい)”の巻は、“オバQ一家万博へゆく”という歌があるので、それでしょう。(by 阿部&藤田 さん)
・“ゼイ・リブ”の巻は、“まんがはじめて物語”の主題歌、“はてななぞなぞアイランド”のなかに“ゼイ・リブ ゼイ・リブ いってみようよ タイムマシンで 先走り”という部分があります。(by 阿部&藤田 さん)
・6巻の“ゼイ リブ”ですが、ジョン=カーペンターの監督作品に同名のものがありました。“地球人そっくりに化けることのできるエイリアンが地球人とすり変わることで侵略してくるが、主人公がエイリアンを見分ける方法を見つける。実際のエイリアンの姿は、とてもグロテスク”と言った内容らしいので、多分こっちのほうが元でしょう。ジョンとベルカの格闘と、その後のセリフ“予算がなかったんだ”もこれに大きく関係していそう。(by 阿部&藤田 さん)
・9巻の副題、“かぜひいてねんね”は、ポンキッキに同じ題名の歌がありました。(by 阿部&藤田 さん)
・11巻の副題、“最も危険な遊戯”は松田優作主演の映画に同じ題名のものがありました。政財界で暗躍する殺し屋の話だったと思います。(by 阿部&藤田 さん)
・6巻の“見上げてごらん夜の星を”は、坂本九の出演した映画か、歌った歌(たぶん両方)に同名のものがあります。定時制高校がテーマだったと思います。(by 阿部&藤田 さん)
・13巻の“赤ちゃんよ永遠に”は、70年頃のイギリス映画に同名のものがあります。人工爆発で出産が禁止された近未来で、こっそり赤ちゃんを生んでしまう夫婦の話らしいです。(by 阿部&藤田 さん)
・1巻“吹き荒れる大海嘯”でケンとお母さんとの会話に“またケンのいい伝えが始まっただ”“先住民のいい伝えをバカにしてはいけない!!”と言うものがありますが、一番最初のゴジラのなかに、“またじいさんのゴジラが始まった”“昔からの言い伝えをバカにするでねえ”と言う会話があるそうです。(by 阿部&藤田 さん)
・12巻“加速装−置!!”で“スピード スピード窓の外”“畑も飛ぶ飛ぶ家も飛ぶ”とありますが、これは”鉄道唱歌”の“はやいぞ はやいぞ 窓の外...”とスピード(覚醒剤の別名)をかけたものでしょう。(by 阿部&藤田 さん)
・5巻“謎の円盤UMA”の巻でコロナちゃんが”さわりたくない”と言ったミミズですが、「トレマーズ」というホラー映画にでてくる巨大ミミズ、「グラボイス」がモデルだと思います。(by 阿部&藤田 さん)
・6巻のゼイリブの巻におけるジョンとベルカの格闘シーンの後の、「予算が無かったんだ」という セリフに関して。カーペンター監督の「ゼイリブ」を観ていればすぐに分かる事なんですが、この映画のなかで主人公が友人にサングラス(それをかけると宇宙人の正体がわかる)をかけてもらおうとして、それを友人が拒否して、格闘をするというシーンがあります。それが観ていて非常に無理のある、意味無く長いシーンなんですね。それが低予算のせいだと皮肉っているのでしょう。(by 栗城 さん)
12話について。
・ウルトラマンセブンの12話はホームページにあったとうり欠番です。何でも放映はされたものの「差別だ。」とクレームがつき、テ−プを燃やしてしまったらしいです。そして「幻の12話」と呼ばれてます。この前近所のビデオ屋を探しましたが、やはりありませんでした。ちなみにウルトラマンセブンの12話も「遊星より愛を込めて」と言う題名です。(たしか)(by 毅顕 さん)
「ガンヘッド」
・1989年の特撮映画。大まかなストーリーは、マザータワーの反乱したコンピューター、カイロン5を倒すため2つの姿に変形する兵器ガンヘッドを甦らせ立ち向かう。だいたいこういうのです。特筆すべきは10メートルにもなる制作費1億円というガンヘッド。なんでもガンヘッドと敵のエアロボットが一騎打ちするそうです(メカ同士の殺陣?)。そしてこれは特技監督が川北紘一さんなんです。さらに面白いことがこれが出た時期なのです。川北紘一さんはガンヘッドを撮る前は「さよならジュピター」という映画を撮っています。これは評価がいまいちで、「メカが悪い」「メカ描写が最悪」などいわれたものです。そしてその後に出たガンヘッドで悪いイメージを拭い去ったのです。6巻“カールビンソン一家横浜博に行く(おいおい)の巻”で、こういう原住民の会話があったはずです。「メカ同士の戦いに殺陣をつけるとは・・・」「コーちゃんのことだから正面からガツーンガツーンとぶつけるだけかと・・・」「コーちゃんの木星沈没はメカ描写が最悪だったから・・・」(この木星沈没は「さよならジュピター」と「日本沈没」をかけた(まぜた)ものだと思う。)いかがなものでしょう。(by 毅顕 さん)
・4巻の「冬の出来事の巻」の「おさかな」は、昔、「アニメ大好き」で放映したOVA「トワイライトQII」の中に出てくる子供が元ネタだと思います。確か、子供の神様か何かで、家の窓からジャンボジェットを見ながら「おさかな、おさかな」と言い続けてると、ジャンボジェットが魚になってしまう、ってシーンを見た記憶があります。もちろん、このOVAの監督は押井守さんです。(by レイス さん)
・4巻「呪いのツモ」編96頁1コマ目と5コマ目のおとーさんなんかややこしいですが、これは日本麻雀漫画史に残る金字塔的作品「哭きの竜」(能條純一作、「近代麻雀」連載)の主人公「竜」のまねです。当時、いろんなところでこの漫画のパロディが流行りました。5コマ目のおとーさんのように「ふっ」と呟いた後、トイメンを睨み付け「あんた、背中が煤けてるぜ」というのが決めぜりふです。(by ロヒ さん)
バイラス星人の円盤
・本当にあんな形です。本物は五つですけど。あのアンテナみたいのから光線を撃ってました。(by 毅顕 さん)
太陽塔
・表紙を見るとわかるとうり、お父さんに目や牙が付いていたりコロナちゃんが匂玉を持っていたり。お父さんは、あの目つきの悪い目や長い牙から考えてガメラでしょう。するとコロナちゃんは匂玉を使いガメラと交信する少女、草薙浅黄さん。ケンは敵役のギャオスとなるのでしょう。(by 毅顕 さん)
THE GUARDIAN OF THE UNIVERSE
・この題名はもう思いっきりガメラです。ガメラの映画のオープニングで出てくる題名「ガメラ 大怪獣空中決戦」の下に書いてある英語が、「GAMERA THE GUARDIAN OF THE UNIVERSE」なのです。(ビデオの表紙などにもでっかく出とります。)そして内容もなんとなくガメラのストーリーに似ている。ガメラのストーリーを簡単に書いてみると、「姫神島で見つかった、人を食う鳥のような怪獣ギャオス。内閣はこれを貴重な動物として、捕獲、保護しようと学者に協力させて福岡ツインドームにギャオスを誘導する。そこに一万年の眠りから目覚めたガメラが宿敵ギャオスを倒すため、海からドームに向かって直進する(!)。(当然福岡市は大惨事)これを理由にガメラは自衛隊から富士山あたりで攻撃される。海に逃げ、傷をいやしたガメラはやっと人間にも危険だとわかったギャオスと東京で戦い、海に去って行く。」何となく似てませんか。まず人間はギャオスと「仲良く」なろうとし、ガメラを攻撃します。そのうちにギャオスは巨大化し、本格的に人間に害を与え始めます。やっと人間がギャオスを攻撃し始めた頃ガメラがギャオスを倒しにやって来る。ギャオスを倒したガメラは海へ帰る。その後ろで人間はこういうのです。(だいたいね。)「ギャオスはまだ世界中にいるかも知れない。」「ギャオスが出るような環境を作ってはならない。」「ガメラはきっと来るよ。」何となく似てると思うのだがなぁ。(by 毅顕 さん)
4巻「死を呼ぶメニュー」「死を呼ぶ電波」「呪いのツモ」「果てしなき暴投」
・これは、昭和43年ごろに放映していた特撮ドラマ「怪奇大作戦」の副題から取ったものでしょう。原題は順に「死を呼ぶ電波」(第10話)、「呪いの壷」(第23話)、「果てしなき暴走」(第22話)といったところでしょうか。ストーリは...私、子供の頃、これ怖くて見れなかったので、あまり覚えていません。「呪いの壷」は壷を覗いたら死ぬ、ってやつだったっけ?(by ロヒ さん)
9巻「ナノ・スペース」
・NHKスペシャルでやった「ナノスペース〜超ミクロ宇宙への旅」から取ったもでしょう。NHKのカメラ技術を駆使してミクロの世界を探訪するという、結構面白い番組でした。放映年は失念しましたが、司会はあのデスラー総統の伊武雅刀で、これがなかなかいい味だしてました。(by ロヒ さん)
12巻「地獄の貴婦人」
・70年代中ごろのイタリア映画で同名のスリラー。ストーリーは、はっきり覚えてないんですが、死体を硫酸で溶かして完全犯罪ってやつだったような。本編もター君が風呂桶で溶けってしまったと勘違いするあたり、一応、内容も、それをパロッたものみたいです。(by ロヒ さん)
12巻87頁3コマ目のおとーさんがみているテレビ
・テレビに「イ」と映ってますが、これは1926年、浜松高等工業学校の高柳健次郎が、世界で最初に電子式ブラウン管に映した出した文字です(世界最初のテレビはRCAのツボルキンが開発したと言われているが、わしはそんなもんは認めん!)。それ以前に機械式のブラウン管で十字架を映したという記録がありますが、現在のテレビと同じ原理によるブラウン管はこれが最初であり、最初に映ったものはイロハの「イ」。(by ロヒ さん)
・12巻87頁おとうさんが見ているテレビに関する補足
確認していないので断言できませんが、最初のテレビに映ったのは、左右が反転した「イ」だったと思います。(違っていたらごめんなさい)(by ゆうき さん)
カールビンソン
・米軍原子力空母カールビンソン(Carl Vinson)第七艦隊に所属ということでした。(by adachi さん)
・米海軍のニミッツ級原子力空母の3番艦になります。連載開始時点では最新鋭だったはずです(現在は8番艦まで就役、9隻目も就役間近だったと思います)。名前の由来は、「ビンソン案」という海軍の大増強計画を立案した人物(海軍長官)によります。ちなみに、これに対抗したのが日本海軍の「八八艦隊」計画でした。(by yo1 さん)
・映画に「宇宙家族ロビンソン」というのがあった。近じかリニューアルするらしい(by adachi さん)
・吹き荒れる大海・・・の晩飯。栄養かたよってそうだなぁ。(by 毅顕 さん)
・吹き荒れる大海・・・の「奇跡だ!!うしと心を通じ合えるなんて!!」。何となくナウシカが頭に浮かんだ。(by 毅顕 さん)
・僕と君の・・・のターくんの芸、ハカイダー。キカイダーというロボットが主人公の特撮のテレビ番組があってその敵役にハカイダーというロボットがいました。頭から脳味噌が見えていました。そして話が進むごとに落ちぶれていくという方でした。(by 毅顕 さん)
・幻の・・・の最後のボールがタッコングの様・・・(by 毅顕 さん)
・渚の・・・の最初の倉庫の前にあるDDT。懐かしいというか何というか。(by 毅顕 さん)
・渚の・・・ジョンの風邪。夏風邪は何とかがひくと言いますが・・・(by 毅顕 さん)
・たまげた・・・ベルカの台詞、「私は見た。確かに巨大な生物だった・・・」。ゴジラでたしか「私は見た。確かにジュラ紀の生物だった。」というのがあったはずです。ちなみに初代ゴジラの身長は五十米くらいです。(関係ないと思うけど) この話は初代ゴジラに関係してると思う。(すこしね。)ゴジラの発見者の提案で、東京に防衛線がひかれたり、張られた高圧線の電圧が両方とも五万ボルトだったり。関係ないかも知れないけど、ゴジラの最後での有名な台詞、「あのゴジラが最後の一匹とは思えない。」というのがあります。(by 毅顕 さん)
・それ行け宇宙・・・これは細々したものが多いと思う。187ページの七こまめ、ゴジラらしき絵と、良く出てくる目。この目は何でしょう。188ページの1こまめ、右下にモゲラ(1957年、東宝、地球防衛軍 これにでてきた異星人のロボット(怪獣?))らしきものと、宇宙人東京に現る(1956年、大映)にでてきた宇宙人、パイラ人らしきものがいるし、次のコマにはタミヤ(あのミニ四駆とかで有名な)のマークらしきものと大怪獣バラン(1958年、東宝)がいます。(by 毅顕 さん)
6巻「鳥を見た」
昭和41年ごろ放映されていた特撮ドラマ「ウルトラQ」の第12話の同名の作品から取ったものでしょう。ストーリーは少年三郎の飼っていた小鳥が実は怪鳥「ラルゲユウス」で、ある日突然、巨大化し街を破壊するというものでした。(by ロヒ さん)
・第2巻「ダーク・ゾーン」最後のコマ「フランス料理は1口にかぎる」
落語「酢豆腐」が元ネタです。この噺は、食通ぶった男をだまして腐った豆腐を食べさせるもので、落ちのひとことが「いえ、酢豆腐は一口に限ります」といいます。おとうさんが「さんまは目黒」といってるのは、「目黒のさんま」の落ちが「いや、さんまは目黒にかぎる」、と類似しているところから付け加えられたと思います。(by ヤスミツ さん)
・第7巻「悪夢」
トンネルの話で出てくるジョンに似た男がいってる「いっつもさむしんぐにゅう」というのは、ジョージ=ルーカスがかつて出演していたパナソニックのCMでのセリフです。CMはルーカスの映画製作にパナソニックの技術が生かされているという内容でした。(by ヤスミツ さん)
・ドラマ「宇宙家族ロビンソン」ですが、さる6月20日から日本テレビで深夜26:05から放送しています。(by ゆうき さん)
・第3話 60年に一度花を咲かせる竹の実を餌にして増えるのはネズミ。(by ゆうき さん)
第6話「一万二千個の梅干し」
・エヴァの劇場版で「一万二千枚の装甲板」ってありましたよね。ひょっとして同じものを元ネタにしたのではないかと思うのですが、考え過ぎでしょうか?(by ゆうき さん)
「12000」ですけど、サンダーバード1号の最高速度からきてるっていう話しを「不思議の海のナディア」あたりから聞いた記憶があります。特撮から来てるんで、庵野監督のもあさり氏のもこれが出展だと思うんですよね。ただ、劇中でサンダーバード1号は時速24000kmで飛んでいたりするんで何とも。何年か前に放映されたもので見たんで、元ネタになった頃の放映版は違うかも知れませんね。ナディアに限らず、GAINAX作品に度々出てきます。ナディアでは、「万能戦艦ν-ノーチラス号」が敵ネオアトランティスの宇宙母艦レッドノアに戦いを挑む時に、確か、「接近する物体を確認、時速、な・なんと12000kmです」という台詞で使われてます。で、何かの対談記事でその数字の話題が出まして、「あれは、サンダーバード1号の最高速度なんですよ」というような話が載っていました。もしかしたらサンダーバード2号かもしれないです。確認できないもので。(^^;(べし さん)
・第6話の「一万二千個の〜」という数字について
サンダーバード1号の速度が元ネタ、というので正解だと思います。これは『サンダーバード』第1話で実際に台詞で語られています。ロンドン空港の管制官が「東から飛行隊を確認、急速に接近中、速度・・・な、なんと12000キロです!」と言ってました。(by 荒馬大介 さん)
・第2巻が「ウルトラセブン」のサブタイトルであるように第1巻も全てある番組のサブタイトルです。それは、「宇宙刑事シャイダー:昭和59年3月〜昭和60年3月放送」
1)正義・友情・愛 (48話:最終回)
2)狂い咲きトンボの正体 (これは違います。出展不明)
3)吹き荒れる大侵略 (44話)
4)僕と君のメロディ (32話)
5)恋のミュータント (14話)
6)一万二千年の暗黒 (47話)
7)幻のショータイム (46話)
8)渚のマリンブルー (15話)
9)直撃じゃじゃ馬娘 (41話)
10)たまげた異星生物(16話)
3、5、6話がちょっともじってあるみたいですけど、ほぼこれを元にしていると見て良いと思います。(by T.K さん)
・単行本2巻のサブタイトルについて
既に紹介されている通り、すべて「ウルトラセブン」からの引用です。
「栄光は誰のために」・・・・(ウルトラセブンの)第30話
「プロジェクト・ブルー」・・同19話
「あなたはだあれ?」・・・・同47話
「ダーク・ゾーン」・・・・・同6話
「ひとりぼっちの地球人」・・同29話
「明日を捜せ」・・・・・・・同23話
「必殺の0.1秒」・・・・・同32話
(by つばき さん)
2巻166頁4コマ目「あじすあべば」
・アジスアベバはエチオピアの首都。アムハラ語で「新しい花」の意。国連アフリカ経済委員会の所在地。根拠ということもないですが、その次のベルカの台詞が「ここをどこだと思っているんだ」なので、地名と見ていいでしょう。(by ゆうき さん)
3巻192頁5コマ目「でかいハサミが死をまねき・・・なんちゃって」
・御存知かもしれませんが、シオマネキ(潮招き)という片方のハサミが異様に大きいカニがいます。(by ゆうき さん)
4巻173頁4コマ目「古代中国の麻酔法」
・「三国志」に関羽が碁を打ちながら平然と肘の手術を受けるくだりがあります。(by ゆうき さん)
・6巻182頁4コマ目「釈迦がいたずらっ子をつかまえて・・・」ぶった(仏陀)んでしょうねえ・・・やっぱり(by ゆうき さん)
・7巻194頁5コマ目「抜けないかも知れません」「木刀ですから・・・」
古事記に、日本武尊が出雲建(いずもたける)を成敗する話があります。そのなかで、日本武尊は出雲建に友達になろうといって近づき、水浴びをしている隙に出雲建の剣を木刀とすり替えてしまいます。そしていざ斬り合いになったとき、出雲建は剣を抜こうとしたが、木刀であったために抜けず、日本武尊はたやすく彼を殺してしまうというエピソードがあるのですが、関係はちょっと薄そうです。(by ゆうき さん)
・8巻「つぶやき岩の秘密」
小学生向けのドラマでそういうタイトルの回があったのですが、忘れました。確か金塊か何か出てくる話だったと思います。(by ゆうき さん)
・11巻25頁3コマ目「オタケさん」
江戸時代以来オウムには「オタケさん」と言わせるのものと決まっている。(by ゆうき さん)
・11巻90頁5コマ目「大手ゼネコン」
手回し発電器「ゼネコン」というのは本当にある。(by ゆうき さん)
・第10巻「恐竜大戦争」の巻:
アイディアは「ジュラシック・パーク」からでしょうが、タイトルはおそらく、「恐竜大戦争アイゼンボーグ」からとっています。恐竜軍団と人類の戦いをテーマにした、実写とアニメチャンポンの恐竜ものドラマでした。P148最初のコマで原住民達が恐竜の名前を叫んでいますが、これはそのまま主題歌の歌詞になっているはずです。(by ヤスミツ さん)
・6巻182頁4コマ目「釈迦がいたずらっ子をつかまえて・・・」:
「・・・こらっ、そんな悪い子は、ぶつぞう(仏像)!」ってのもありますね。・・・ベルカにおかずにされそうだけど・・・。(by ヤスミツ さん)
第13巻「地上最強のカラテ」の巻:
トラの教える練習法は、「空手バカ一代」からではないでしょうか?片方の眉毛をそって山籠もりというくだりは読んだ覚えがあります。人前に出られないから生えそろうまでの間練習に専念できる、ということです。(by ヤスミツ さん)
・第5巻「謎の円盤UMA」の巻P65・1コマ目:
「ANGELWORM」とかかれているのは、フレドリック=ブラウン原作のSF短編に出てくる「ミミズ天使」のことです。文字通り、ミミズに翼がはえて昇天していくのです。ネタばらしになるので詳しいことは省きますが、アルファベットでかかれているのがミソです。(by ヤスミツ さん)
・第5巻「主役消失」の巻P115・最後のコマ:
「首都消失」の原作者、小松左京作品を元ネタにしています。「日本沈没」「物体O(オー)」はいずれも同名の長編と短編です。(後者は特に、「首都消失」と非常に似通っています)ジョンがギターをひいているのは、「さよならジュピター」にでてくるジュピター教団の教祖のマネです。・・・原住民がドンツクやってるのはわかりませんが、たしか84年「ゴジラ」に似たようなシーンがあったような覚えがあります。(by ヤスミツ さん)
・第5巻「ドラゴン・スピリット」の巻P162・最後のコマ:
「簑踊り」というのは、簑を着せて火をつける江戸時代の刑罰です。受刑者がもがき苦しむ様を踊りにみたて、この名がつけられました。島原・天草地方で農民を弾圧するのに行われたのが有名で、弾圧のあまりの苛烈さに島原の乱が引き起こされたとも伝えられます。(by ヤスミツ さん)
・第10巻「箱の中の住人」の巻:
おとうさんが白黒テレビにカラーフィルターを貼りつけていますが、往年の「インベーダーゲーム」、同じ方法で無理矢理にカラーモニターにしていました。(by ヤスミツ さん)
・10巻43頁6コマ目 おとうさんが白黒テレビにフィルターをかけ、カラーに見える
といっていますが、これ実際に商品としてありました。うろ覚えですが、透明のアク
リル板のようなものに赤と青と緑のセロファンが帯状に貼ってあるだけのシロモノ
で、白黒テレビのブラウン管にかけると、画面が赤青緑に見えるという、トンデモナ
イ子供だましの商品でした。 たしか「パートカラー」と言ったと思います(しか
し、歳がばれるな(^^;)。(by ロヒ さん)
・7巻「ミクロの決死隊」のもとネタはたぶん「ミクロ決死隊」というアメリカのアニメからだと思います。昔、神戸ローカルのテレビでやっていた。隊員の中にインド人(たしかそうだった)がいて、そいつが「念力〜」とか言いながら手のひらをクルリとまわすと扉が開いたりする。途中お父さんが頭にターバンまいて「念力〜」とやっているから間違いないと思う。(by 日光 さん)
・カニ光線は明らかに蟹工船でしょう。(by TAKU さん)
・12巻101ぺージのおとうさん
12巻を読んで以来ずっと気になっていた(俺だけ?)Gペンを持ったおとうさんの元絵を発見した。昭和61年に少年キャプテン編集部が出した、「キャプテンJr.漫画家になる本」にあさり先生が自ら出演(実演)して漫画の書き方を解説しているが、その中のカットの一枚だったことが判明。(by gi pants さん)
・6巻の「見上げてごらん夜の星を」の扉絵
真ん中の星は地球ではなくて惑星アニカだと思いますが、陸地がどう見ても北海道の西側面です。(by adachi さん)
・5巻「謎の円盤UMA」
全然魚が釣れないコロナちゃんにコーちゃんが竿を一本貸しましたが、それにはイルカ型のルアーが付いてました。コーちゃん曰く、「そのイルカ、ジュピターって名前なんだ」。・・・これはおそらく『さよならジュピター』でジュピター教団のリーダーがイルカを飼っていたことに由来するのでしょう。てことは、あの生物はジュピターゴースト?あと、釣りが得意と言い張るショウちゃんの技「このまま竿を上げると木に引っかかる。こういう時は横向きに釣るんだー!」は、『惑星大戦争』の撮影の際のエピソードからでしょう。宙返りする轟天のカットはたカメラも含めて全て横向きにして撮った、といいます。実際「横向きに〜」のコマに「ごーてん!」と書いてあるし・・・。(by 荒馬大介 さん)
・5巻「砂の器」
ジッソーくんとショウちゃんの特撮合戦は『帝都物語』と『竹取物語』『首都焼失』でしょう。「将門の〜!」と絶叫していたジッソーくん、ざるに電飾を付けた「宇宙船」綿そのものの「物体0」を持っていたショウちゃん。ヤッくんによる判定はみんなの不満を受けながらもショウちゃんの勝ち。(by 荒馬大介 さん)
・宇宙家族カ−ルビンソンの中でおとうさんが変形した車は昔のマツダの軽自動車でキャロルと言います。どうやらあさり氏はこの車が好きらしく昔コミックコンプと言う雑誌に連載されていた地球防衛少女イコちゃんと言う漫画にもおんぼろながら登場します。そういえば同じ雑誌で寄生虫に寄生された女の子が主人公の漫画もありました。この作品はどうやら単行本化はされていないようです。残念。(by さいとう さん)
・「元祖」のお花見の回
箱抜けの手品に失敗したお父さんに降ってくるおもり(分銅?)に「16tonとありましたが、これはイギリスのTVコメディー番組『空飛ぶモンティ・パイソン』の中でちょくちょく登場する(降ってくる)おもりの重さと同じです。もっとも、元ネタのほうはもっと大きいです。(by 荒馬大介 さん)
・第4巻「死を呼ぶ電波」
ニュースでさえアングルにこだわるジッソーくんですが、電話機越しにジョンを撮る、というこったアングルは、確か『ウルトラセブン』の第8話「狙われた街」にそんなカットがあったような気がします。(by 荒馬大介 さん)
・第7巻「ガンヘッド」のジッソーくんのゴーグル
これは遮光器です。おそらく実相寺昭雄監督作品『ウルトラQ・ザ・ムービー』に登場したワダツジン(宇宙生物)の変身した姿・遮光器土偶体系にかけてあるのでしょう。この回の最後のページで、ジュンくん(と思われるが、向きからして誰とは断定できない)の持つレコード版に「ナギラ・ケン」の文字が。ジャケットには『ウルトラQ〜』に登場した怪獣・ナギラが描かれていることからもそれが伺えます(でも、このレコードの元ネタが分からない)。(by 荒馬大介 さん)
・ショウしゃんの夏休み自由研究「全長13mの『大和』」
「大和の全長がどれくらいだか知っていますか?」とあったので調べました。戦史に詳しい友人によると、戦艦大和の全長は約260m。これの20分の1ですから・・・13m。ショウちゃんの自信作らしいけど、コロナちゃんにはあきれられてましたね。(by 荒馬大介 さん)
5巻の「要塞警察」の冒頭でアイスを買ったコロナちゃんが撃たれるのは、映画「要塞警察」の1シーンそのままですね。(by 望月 さん)
・2巻の148ページでジョンがサヤエンドウ豆の格好をしているのは映画「SFボディースナッチャー」のパロディーですね。15年くらい昔のSFホラー映画で、エイリアンに肉体を乗っ取られた人々が大きなサヤエンドウのようなものを抱きかかえて行列を作っているシーンがありました。(by 望月 さん)
・12巻の最後の話、「銀嶺の覇者」はおそらくレインボーというバンドの同名の曲だと思います 確証はありませんが。(by BLACKHEART さん)
・4巻「こわい歯医者さん」P165の魔女ルックおとうさん+歩くホウキはファイナルファンタジー初代の魔女マトーヤとその僕(?)ではないかと思われます。(by BLACKHEART さん)
・12巻”加速装ー置”で出てきたベロの下に入れてゆっくり溶かすのは心臓発作の薬ニトログリセリンだったと思う。(by YASUO. NAKAYAMA)
・8巻「家族の肖像」
デン助が「私のようにごく自然に振る舞わなければ!!!」と“どっぱーん”をバックに貝殻に乗ってポーズを決めているのは、超有名なボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」からきてますね。この絵だけではどうやって誕生したかわかりにくいですが、説によれば海の泡からぶくぶくと現れたと言われています。デン助は髪の毛が無いので海草で局部を隠してますが、実際は髪の毛で隠してます。(by 大野 さん)
・4巻「こわい歯医者さん」P165の「魔法使いのおとうさんと歩くホウキ」・・・これはディズニー映画『ファンタジア』の1エピソード「魔法使いの弟子」から来ていると思います。魔法使いの師匠が外出する際に、弟子(ミッキーマウス)に風呂の水汲みを言いつけるのですが、手伝いがおっくうな弟子は師匠が置いていった魔法の三角帽子を使ってホウキを操り、手足を生えさせてそれに水汲みをやらせようと考えました。師匠の見よう見まねでホウキを操る事に成功し、自分はゆっくり寝ていると、そのホウキは延々と作業を続けていて部屋中水浸し。困ったのは弟子のほうで、魔法のかけ方は知っていても解き方は知らなかった。仕方なくホウキをバラバラに砕いて一件落着・・・と思いきや、今度は破片一つ一つからホウキが再生。何百何千というホウキが一斉に水汲みを行い始め、どうしようと慌てているところに師匠が帰ってくる・・・。という話です。要するにあのコマは「自分がいない間に、ああいうようなとんでもないことになりはしないか」というお医者さんの不安をそのまま表現したものでしょう。(by 荒馬大介 さん)
・9巻「匠の世界」のおとうさんの「プラズマ砲」
枠外に「禁断の惑星」とあるように、かの古典的SF映画『禁断の惑星』に登場した兵器です。平面状の四角いパラボラの四隅に発射口が付いていて、大きさもテーブルぐらいのものです。(by 荒馬大介 さん)
・10巻「バスケット・ケース」の「ビーフ・カタストロフ」の威力
ターくんが「沸いた沸いた!」その後「溶けた溶けた!」と叫んでいますが、そのコマの描写からしてこれは「オキシゲン・デストロイヤー」のそれと同じだと思います。(by 荒馬大介 さん)
・11巻「最強の男たち」の奇人兵団の必殺技
「魔法陣アタック」は故・石森章太郎原作の特撮ヒーローTV映画『アクマイザー3』の中に出てくるアクマイザー3のザビタン・イビル・ガブラの3名が繰り出す必殺技が元ネタです。やり方は同じです。(by 荒馬大介 さん)
・「和歌山とか千葉とはなんぞや?」という件ですが、これは他のページでの「有害」「成年コミック」「有識者」から類推するに、 例のM事件(連続幼女誘拐殺人事件)を契機に巻き起こった有害コミック規制を指していると思われます。具体的には「和歌山」というのは、この発端となった「コミック本から子供を守る会」が 和歌山県田辺市にて発足した事から来ています。「千葉」というのは、これらの運動を受けて条例の改悪を行った千葉市を指していると思われます(各雑誌等に一定の割合で性表現等が含まれた場合、雑誌全体を有害図書指定して摘発できる、いわゆる包括指定項目が制定された事を指しています)。(by 岩崎 さん)
・8巻、「家族の肖像」での「千葉」「和歌山」ですが、連載当時にいわゆる「成年コミック論争」が吹き荒れた時期でして(デン助の股間を隠しているでしょ?)、その問題の発端となったのが和歌山のと千葉のの抗議運動だったからなのです。(by you-kid さん)
・素っ裸のデン助の、股間にはられた、文字ですよね。おそらく、あれは、地図で見れば、一目瞭然かと、思います。つまり、千葉県や、和歌山県の形に、でんすけの形が・・・、という事なのでは、無いでしょうか。まあ、「千葉県」というよりも、房総半島。「和歌山」というよりも、紀伊半島というほうが、形としては、正しいような気もしますが・・・。どちらも、地図では、上のほう、つまり、北の方が、広がっていて、下に向かって、細くなっているので。しかも、逆三角形というわけではなく、いわゆるモノの形に、見えない事も無いのではないかと思います。(by W.O さん)
・10巻の「恐竜大戦争」の扉のコロナちゃんの服装はNHK教育「天才てれびくん」枠内で93年に放送されていた「恐竜惑星」というSFアニメのヒロイン「萌ちゃん」の服装です。あさりセンセは恐竜惑星がかなり気に入っておられるようで、アニメージュに「今チェックしているのは恐竜惑星くらい」と書かれたり、コミケで発行された同人誌のネタにもしておられました。ちなみに「まんがサイエンス」の5巻にも萌ちゃんらしき少女が出ています。(by 着陸車輪 さん)
・12巻:SFがっちり買いマショーの「超音波美顔器」
これは実際に全く同じ物が20年ほど前に出回ってました。確か「超音波で毛穴の奥の汚れがすっきり落ちて綺麗になれる!」といった類のコンセプトだったと思いますが、当時はアイドルだった天地真理さんの宣伝と共にバカウケしてました。使い方は、上部の洗面器に水を入れ、スイッチを入れると、下からぶくぶく泡が立ちますので、そこに顔をつけて1分間待ちます。するとあら不思議!お顔すっきり!ってな感じです。しかし、「1分間も顔つけてられるかい!」っていう声と、肝心の効果のほうに関しての疑問の声が高まってきた為、瞬く間に廃れていきました。今となっては、儚いというか滑稽というか・・・。(by 大野 さん)
・8巻「家族の肖像」の(和歌山)というのは、現在の成年コミック表示の原因になった91年のエロ大規制の発端、和歌山のPTAによる抗議からきていると思います。たぶん(千葉)もその関連ではないでしょうか。(時期も重なると思いますし...)この規制についてあさり先生は単行本「ただいま寄生中」の後書きで意見を述べておられます。(by yamamoto masaki さん)
・「7巻「ガンヘッド」でジュンちゃんが持ってるレコード」ですが、これはそのものズバリ、なぎら健壱「悲惨な戦い」です。「相撲取りの回しが外れてしまって云々」という内容で、出して1週間で発禁の憂き目をみたそうです。現在は日本で一番売れたレコード(笑)、「一本でもにんじん」と共に、なぎら健壱ベストアルバムに収録されているはずです。(by 岩崎 さん)
・おそらく、レコードの元ネタはなぎら健壱氏の「悲惨な戦い」からでしょう。内容は、相撲取りの回しが取れ、弟子が隠そうと毛布を持って土俵に上がった途端、俵につまづいて転びそうになり、掴むものは無いか捜していたら「目の前に」あった・・・という内容です。なぎら氏によると、銀座のバーで相撲取りに追いかけられたそうです(笑)。このCDは「放送禁止歌謡」(1400円)のなかに収録されています。(by とりー18号 さん)
・第6巻の表紙、機動警察パトレイバーで警視庁特車第2課第2小隊が運用する篠原重工AV98イングラムの様に見えますが、おとうさんはAV98の頭部センサーのあたりに乗って操縦しているのはなんというか..です。劇場版第3作目が進行しているという説があります。*今年度中の公開予定だそうです。題名はパトレイバー13(らしい)原作にあるアメリカ陸軍と日本の研究機関が開発した生物兵器と特車第2課が戦うと..キャプテン通りのカールビンソンならネタにされるかも..(by 中根 さん)
・「第2話46頁4コマ目から47頁までのベルカの星の昔話」
古典芸能の「能」にある「道成寺」という話。女を欺き逃亡する男は修験僧安珍。女は清姫。ストーリーはベルカが語るところとほぼ同じですが、追いかける女は途中で大蛇に変化し、安珍の隠れた道成寺の釣鐘を取り巻いて焼き殺すという、陰惨な不条理劇です。「道成寺」は和歌山県日高郡川辺町にある古い寺で、女が飲みほした川は日高川と言われています。(by ロヒ さん)
・トムのガス式フルオート1000連発→裸の大将放浪記
確か「こち亀」で両津勘吉が改造したガスガンのM16もプロパンボンベを使用し両津がガスボンベ背負っていて...中川が「まるで火炎放射兵ですね」とかいい両津が乱射しホースがはずれたか漏れたガスがBB弾が当たったスパークで交番ごと吹き飛ばした..はずです。(by 中根 さん)
・9巻の「地震・雷・火事・オヤジ」で、寅が勧める脱出用のやぐらがありますよね。そこから一人逃げ出そうとする原住民、というコマ(「わざわざ登って逃げるやつがどこにいるか!」と吹き出しがある)で、その原住民が「満月」と言ってます。これはカズちゃんこと大森一樹監督作品『満月』で、戦国時代から現代へタイムワープしてきた武士が現代の女性と恋におちる(逆だったかな?)という異色ラブ・ストーリー映画からきてます。その映画の中で、二人が満月をバックにロープをつたって降りていくシーンがあります。あのコマはそこから来ているのでしょう。(by 荒馬大介 さん)
・11巻「夢のマイカー」で、車がエンコして困っているコロナちゃんたちにジッソーくんが大手ゼネコンを渡しますが、その時ジッソーくんは「散歩」の最中。クモの巣のように張られた縄は、江戸川乱歩作『屋根裏の散歩道』から。女性がクモの巣に捕まった虫のように縛り付けられているシーンがあります。この作品を映像化したのは、やっぱり実相寺昭雄監督です。(by 荒馬大介 さん)
・12巻の「ムシムシ大行進」の1コマ目で、原住民が「ウソノイクサガミだぞー」「こっちは蛇足のオロチだ!」と遊んでいます。これは『ヤマトタケル』ですね。(「ウツノイクサガミ」と「ヤマタノオロチ」)。となると、遊んでいたのは誰なのでしょうか?片方はコーちゃんなのかもしれませんが…?(by 荒馬大介 さん)
・9巻に登場した「マグレ大サーカス」。ここで、ナイフ投げ対決が行なわれますが、これがどうもひっかかります。「ナイフ投げならケンの方が上だよ」とありますが、ケンの得意技がナイフ投げだと言われているのはこの回が最初。加えて、わざわざ帽子をはすに、しかもキザにかぶっての登場。しかも得意技の対決。これはもしや『快傑ズバット』ではないでしょうか。元ネタの方にも「ナイフ投げ対決」はありましたし、主人公の名前は「早川健」、しかもキザ(帽子のかぶり方も同じ)。両者ギターも持ってます。やっぱりこれってズバット?(by 荒馬大介 さん)
・12巻 SFがっちり買いまショー
昭和56年頃、そういう番組ありましたよね。あと、目方でドン!っていう買い物番組も(今いくよくるよが司会だったなぁ..)ありましたが、カールビンソンって年齢制限あるコミックですねぇー奥が深い!(by 中根 さん)
・電動もちつき器
これですが、ウチの押入にあります。東京芝浦電気製で元箱に「東芝100年」と書いてあるのですが、たぶん1976年頃の物。確か餅米を蒸す所と餅をつく場所が別になっていたと思います。で、お赤飯も炊けたと記憶しています。2年ぐらい使ってそのままになったような..なんで買ったのかなぁ?餅ですが、近所のコンビニに行った方がそれで造るよりかなり安いと思います。(by 中根 さん)
・超音波リモコン付きカラーテレビ
記憶は定かでないのですが、昭和51年頃のテレビCM「黒は強いぞはいポーズ!」のNEC製テレビでは?リモコン押すとガッチャンガッチャン画面がかわる物..しかしあのCM..インパクトあったなぁ..確かCMで黒い服着た女の子が二人いたような..誰?(by 中根 さん)
・第7巻「夏休みで一番長い日」で、コーちゃんの自由研究「NGフィルムをこんなに集めた」というのは、東宝からリリースされていたビデオ「東宝特撮未使用フィルム全集」というのが元ネタで、その監修として川北紘一特技監督が参加していることからきていると思います。このビデオ、水野久美のナレーションに加え、松林宗恵、中野昭慶両監督、さらに生前の田中友幸氏、本多猪四郎監督のインタビュー映像付きという泣かせる内容です。(by 荒馬大介 さん)
・第7巻「小学生日記」で、入学式の最中、ミドリ先生の隣りに謎の置き物がありますが(P42の最初のコマ)、これは「クラインの壷」です。「メビウスの輪」と同じく、表裏が無いものの例えとして用いられる物体です。(by 荒馬大介 さん)
・宇宙家族カールビンソン第5巻「謎の円盤UMA」で、釣りをしているコロナちゃんの後ろで原住民(だれかは分かりませんが)”フルターンキャスト!”といっていますが、言葉や格好から、あれは矢口高雄先生の作品「釣りキチ三平」の11巻あたりから展開されている”無名島キャスティング大会”で主人公三平が放ったキャスティングの名称だと思われます。(by Junichi さん)
・12巻収録の「銀嶺の覇者」というタイトルはディープ・パープルのギタリスト、リッチー・ブラックモアが作ったバンド、レインボーのファースト・アルバムの邦題です。そのアルバムに収められた1曲、その名も”MAN ON THE SILVER MOUNTAIN”(名曲!)の邦題が「銀嶺の覇者」。アルバムの原題が”RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW"とそっけないモノだったため当時の日本の配給レコード会社が無理矢理付けたタイトルだったようです。
(by ウルフ さん)
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