全国ハマボウフウ交流会
寺泊町文化センターはまなす    H17年6月28、29日

セナミスミレを育む会会長 柴田治 氏
(セナミスミレ復元までの足取り)の講演
交雑を防ぐため産地の不明、違うものは
持ち込まないのが鉄則。
海岸侵食も進み生育場所もなくなってい
るが地域で植生活動をおこなっている
新潟砂丘の会会長 安部幸雄 氏
新潟県の海岸の現状報告
寺泊は分水路により砂が付いているが
新潟県の海岸線は侵食が進んでいて
海浜植物の生育スペースもなくなっている
そして侵食で護岸工事が進めはなおも
生育は難しいとのこと。
きたねむろ山菜エコランド事務局長
井芹晴彦 氏
エコランドの歴史と現状。ハマボウフウ
特産化を目指した栽培技術の開発
農家の高齢者の生きがい対策で
栽培に成功した
   北海道、 石狩海浜植物保護グループ講師   内藤さん
   宮城県、 七ヶ浜ハマボウフウの会会長     紀野国さん
   宮城県、 名取ハマボウフウの会局長      今野さん
   神奈川県、グループゆい代表           荒井さん
   佐渡市、 赤泊支所地域振興課長        佐々木さん
 グループや地域で海浜植物保護、増殖(栽培)活動に取り組んだり、行政、多様なグループ
 ともタイアップして浜景観づくりなど取り組んだりと活発な活動や課題の報告がされた。
小雨の降る中、砂防林裏手の海岸と中央海水浴場木道脇など現地観察会が行われた。
寺泊観光協会西山会長を中心に砂防林付近にハマダイコン、ハマボウフウ、中央海水浴場にはハマゴウなど
種をまき移植し海浜植物の植生、保護が行われている。   (ハマダイコンは5月の写真)
会長はハマボウフウを特産品としての栽培を農家の人と模索している