作業方法です。 1.リアの単発始動から行います。
アイドリングアジャスタつまみは リアキャブレタ → リンク経由 →
フロントキャブレタと というつながりになっている為に依るもの。 また
非運転側シリンダの、負荷と、キャブレターマニホールドより
エアの導入による混合気の発生を減らす目的で プラグも外します。
2.まずは暖気後、リアのみで 運転するため、フロント側プラグ外して
運転します。【プラグは熱いのでやけど等くれぐれもご注意を…】
アイドリングが1200ぐらいの方は、そのまま 単発でも連続運転で
きると思いますが、維持できない場合はアジャスタで調整し、ここで
の回転数を覚えてください。 ※今回 700rpmぐらいで合わせました。
3.次にリアを調整します。 今度はリアのプラグを外し
エンジンを運転してください、 (フロントのプラグを元に戻すのを忘れないでください…
) ここで 先ほどの回転数と同じであれば
”合格"という判断です、 ずれているなら エアクリーナーボックス シート寄りに
長穴が あいているので 懐中電灯で長穴をのぞき
長いドライバでバランス 調整ネジを回してください。
時計方向(CW)>>アイドリング減 反時計(CCW)>>アイドリング増
・長いドライバ=プラスでもマイナスでも可 シャフト径3mm位 シャフト長200m位
よくあるドライバセットの 小 の大きさのものであれば良い
(用意できない場合、都度エアークリーナーBOXを外すという方法もあります)
以上です。
また プラグ穴依り空気が出入りするために 結構 大きな音がします。 爆音ではないですが
ご注意ください。 プラグを外している為、塵埃の多いところでは行わない方が良いと思います。
最後にお約束のコメントですが… 調整は自己責任でお願いします。 (とはいうものの よほど変なことをしない限り
走行不能になるようなことは無い) 増減とも
1/2回転以上回すようなことはしないでください。 もし調整しきれない場合、他の原因の疑いがあります。
それと この気筒バランスですが そう簡単に崩れるものではないですから 調子悪い方、やってみたい方に
お薦めします。
今回は、排気漏れが有ったので調整を 行ったことを付け加えておきます。
以上 |