南アルプスの風景 〜栗沢山

  2004.8.6撮影  <SONY Cybershot FX77>

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長谷村のバスで北沢峠に到着
山梨県側の南アルプス林道
トリカブト
北沢長衛小屋
北沢にかかる橋を渡る
栗沢山へのルート
森林限界を抜けたところ
甲斐駒ケ岳
北岳
仙丈ケ岳
ハイマツに覆われた登山道
アサヨ峰
栗沢山山頂にて
下りの岩場
仙水峠
仙水峠の岩塊斜面
右が栗沢山、左が駒津峰
北沢長衛小屋のテント場
北沢峠バス停に到着
 今回は、栗沢山、アサヨ峰に行き、仙丈、北岳、甲斐駒を撮影しようと計画。
 仙流荘でバスを待っているときは、絶好の天気。こんなに良い天気は珍しい、というくらいに晴れていた。
 北沢長衛小屋を過ぎ、栗沢山へのルートを行くが、他の登山者はゼロ。急な登山道で最初からハードな感じがする。
 しかし、ホントに人が通っていないようで、歩くたびにクモの巣を払っていかなければならない。
 急な登りから平坦な道になってきたあたりで、木々の隙間から仙丈が見える。今までには見たことのない角度で、小仙丈カールが見事だ。
 しばらく行くと、また急な登りになってくるが、ハイマツ帯となり、シャクナゲも見られる。右側は仙丈、北岳が良く見え、塩見もはっきりとわかる。左側に目をやると、こちらは甲斐駒が迫ってくる。しかし、甲斐駒の後ろは真っ白なガスで覆われている。これは、もうしばらくするとダメかな、と思う。
 周りのハイマツが少なくなってくると、岩場が現れた。急な岩場の登りで、少し恐怖を感じる。天気も悪くなってきて、このまま行けるのだろうかと不安に。前方のアサヨ峰へ通じる尾根の左側はガスで全く見えない。
 岩場の登りを終えると、標高2,714mの栗沢山山頂に到着。
 残念ながら、北岳、仙丈の上の方には雲がかかっている。甲斐駒は下からガスがどんどん上がってきて、全く見えなくなってしまった。
 アサヨ峰に至る尾根道は真っ白になってしまい、黒い雲も出てきたため、ここは予定を断念。そのまま仙水峠へ下ることに。
 しかし、仙水峠方面も真っ白で道がわかりにくい。下りも急な岩場なので、ゆっくりと下る。
 仙水峠に下ると、こちらは晴れていたが、残念ながら甲斐駒や仙丈は見えない。
 少し休んで、北沢峠に戻る。
 いやいや、今回も天気に裏切られてしまった。

2004年8月6日(金)

 6:20 仙流荘発
 7:15 北沢峠発
 7:25 北沢長衛小屋
 9:05 栗沢山山頂
 9:55 発
10:50 仙水峠
11:15 発
11:55 北沢長衛小屋
12:05 北沢峠
12:43 発
13:30 仙流荘着


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