インプレッサ継続検査


98年2月10日、栃木陸運支局にてインプレッサの継続検査(車検)を受けてきました。

事前準備
  1. ユーザー車検電話予約(受験日の1週間前より)
    電話番号・予約方法は運輸省のページで調べました。
  2. 点検・整備実施(24ヶ月点検を一通り実施し、エンジンオイル・オイルフィルタ・冷却液・エアクリーナを取り替え、そしてスパークプラグを清掃しました。)
  3. 自賠責保険(24ヶ月27600円)に加入(近所のバイク屋さんで入りました。)
  4. 洗車。特に下回りを中心に!(コイン洗車場のスプレーで洗いました。)

受験当日
  1. 検査に必要な書類
      用意していくもの
    1. 自動車検査証
    2. 自動車税納税証明書 ←税金を納めた時の残りの紙です。
    3. 定期点検整備記録簿 ←きちんとチェックを入れましょう。
    4. 自賠責保険証明書
      車検場にて購入・入手するもの
    5. 自動車重量税納付書・印紙 
    6. 継続検査申請書(3号様式)
    7. 自動車検査票・手数料納付書・印紙
  2. 検査受付
    まずB庁舎にて、予約の確認後上記5と7の用紙をもらい記入。
    D棟にて、継続検査申請書(50円)・検査手数料印紙(1400円)・重量税印紙(37800円)を購入、納税証明書を提出し7の用紙に完納印を押してもらう。
    B庁舎に戻り、書類を提示し受付。検査の方法のビデオを観る。
  3. 検査の実施
    まず、検査ラインを見学し検査の流れをおぼえる。(フルタイム4WDの為、普通のレーンと順番が違うので3台くらい観る。)
    4WD用の6番レーンの列に並び順番を待つ。
    1. 外観検査
      検査官の指示に従い、ライト・ウィンカー等を操作。検査官がホイールのナットの弛みをハンマーで叩きながらチェック。最後にボンネットを開け車体番号を確認し終了。
    2. サイドスリップ検査
      歩くくらいのスピードで真っ直ぐ検査台の上を通過する。○が点灯、合格。
    3. スピードメータ検査
      4輪ともローラーに載せ、ギヤを入れ加速し40km/hになったらパッシングする。(4WD以外のラインでは、天井から下がっているスイッチを押す。)○が点灯、合格。
    4. ヘッドライト検査
      ライトを点灯しハイビームにして祈る気持ちでじっと待つ。右が○、そして左も○が点灯し合格。
    5. ブレーキ検査
      ローラーが廻りだし、まずフットブレーキを踏み前後とも○、次にサイドブレーキを引きこれも○が点灯、合格。
    6. 排気ガス検査
      前進しローラーを降り、マフラーに測定器を突っ込みしばらく待つ。○が点灯、合格。
      ここで記録ボックスに検査票を差し込み、これまでの検査結果を記入。
    7. 下回り検査
      前進し下回り検査位置へ。エンジンを停止し待っていると震度5くらいで揺らされ、その間に検査官が下からハンマーで叩いてチェック。その後、指示に従ってハンドル・ブレーキ等を操作し終了。○が点灯、合格。検査結果を記録する。
      最後に検査ライン出口の窓口で合格印をもらって検査完了。
  4. 新しい車検証の交付
    B庁舎へ行き、書類(1.5.6.7)を提出し、新しい車検証とステッカーをもらう。
  5. 最後にステッカーを貼ってすべて完了。

掛かった費用(整備費用を除く)
自賠責保険27600円
継続検査申請書50円
検査手数料1400円
重量税37800円 合 計 66850円

ユーザー車検を終わっての感想
9年前と違いユーザー車検が一般的になってきたので、書類の書き方の例が表示して有ったり説明のビデオが有ったり、分かり易かった。
検査については9年前も思ったことだが、こんな検査で何のチェックができるのか? 自分の車は自分で管理し整備しなければならないと改めて感じた。
最近ユーザー車検代行の看板が多いが、何の点検・整備もせずに車検を通すだけなので、それを知らずに安く車検を通そうとする人が増えると、整備不良の危ない車が増えるだけだと思う。

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