〈其の六十八〉

 当初、空梅雨を思わせる天候が続いたが、終盤帳尻を併せるつもりだったのか、陰気な梅雨神様は、彼方此方に大雨を降らせ、人々を困らせて大きな爪痕を残していった。一難去ってまた一難。
 梅雨明けを望んでいた人たちも、今度は元気の良すぎる夏神様の振る舞いに閉口している。大の仲良し太陽の力を借りて、我が物顔。
 文明の発達も良いが、その付けが拍車を掛けて記録的な猛暑続き。温暖化と言われて久しいのに、早く対応策を考えないと、いや結果を出さないと・・・。
 熱いの寒いのと平気な方だが、特に汗を掻くのが好きで、エアコンも余りつけない方の私も、さすがに気温32゜Cを超えるとねぇ・・・。
ただ、山行き、渓流行きが多いと良い避暑対策になり、それに毎年「沢」での水遊びが恒例行事で、渓流の水は真夏でも5分と使ってられないくらい冷たくて、そこに胡座を組んで下半身水に浸かりながらの、此また、その水で冷やしたビールは「くっ、ぷひゃゃ〜」と最高!!
 皆さんも一度は試してみては・・・。
海も良いけど、山も良いよ!でもこれからのじき、アブがね・・・。

(サラサラのグビグビ)