〈其の七十三〉

 混迷の度を増す現代社会と、否応なくその渦中に巻き込まれてゆく日本経済。行く末を案じ、生気を逸した社会人。希望を失せた労働者。

そんな幕開けの去年だったと思う、そして何ら代わり映えのない年の瀬。

少なからず我らが常連も、かく言う私もどっぷりとその暗い霧の中に巻き込まれ、出口さえ見えず方角さえ見失う。

 其れにも増して、台風・洪水終いには地震の大災害続き。

これでもか、これでもかと暗い影を落とす。

 一体何時になったら・・・何処に・・・希望の光を見いだせるのか。

 と、少々真面目になったが、我が友「神様」も何をしているんだか?

世間がこうだというのに・・・。何の役にもたちはしない。

大体、我らの神様は少々のんびり屋で、酒好きの助平で遊び好き。

うむっ・・・? 誰かに似ていると思ったら、この私そっくりではないか?!

いままで気付かず、道理でウマがあった訳か・・・。

類は友を呼ぶかぁ、いやいや同類相哀れんで、多々反省せねば。

 と言うことで今年こそは、その暗雲渦巻く霧の中から抜け出さないとイケナイ。希望という名の強風が其れをたちどころに吹き飛ばしてくれそうもない以上ね。 ネッ!「神様!!」。

 万人に幸せを!私に少々のオジェジェを!!

 今年も宜しくお願いいたします。

(パンパンパンのムニャムニャ)