〈其の八十八〉

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 山野は色違いの緑が眩しく、顔に当たる風は心地良く、色とりと゛りの花も咲き乱れ、、正に「花に酔う、風に酔う、野に酔う」心境だ。梅雨前のさわやかな季節。機会を見つけては、それらを満喫しない手はない。キャンプ好きの心が疼く季節でもある。<何時でも良いんだが・・・
 昨年から鬱々とした問題も、心なのか脳の方なのか・・・、ソフトなのかハードなのか・・・、あの暗〜いもやもや感がここに来て、遅い雪解けの如く、遅咲きの桜の花弁が散る如く取れてきた。
 この時期の風が運んでくる香りがよい薬となっている。同時に肩にコビリ付いていた酷い懲りも和らいだようだ。
特に初夏の爽やかな空気が、森の緑が心身共に癒してくれる。やはり、野に出なきゃイケナイのである。
 疲れている人・ストレスを感じている人・心病んでいる人・何でもない人・遊び好きの人。兎に角、森に行くのである。
 楢の梢からの木漏れ日、野鳥の囀りを聞きながらのビールは、只それだけで格別!夏鳥たちが良い歌を聴かせてくれます。何もしないで、只寝そべっているだけでリラックス。静かに目を瞑り、深呼吸を繰り返すと次第に心身共に疲れが取れ、穏やかな気持ちになる。
 リフレッシュの神髄此処にあり。 森の緑がそうさせるのか?!澄んだ空気がそうさせるのか?!鳥の囀りがそうさせるのか?!
 自然の力を借りに、森に行くベシ!! ビールを持ってね・・・・・・。

(チュピチュピチュヒ゜のキュルキュルキュ。)