〈其の十五〉
鬱陶しい長雨に、心なし元気がない向日葵に対
して、どんよりとしたそんな日に、心静かにそれ
で居て自己の存在を主張している紫陽花の花が
印象に残る。二、三日うだる暑さが続いたと思っ
たら、彼の向日葵も待ってた梅雨明け宣言。歳
のせいなのか、温暖化のせいなのか「こんなに
暑かったけ・・」と、ちょっぴり体に堪えている夏
です。そんなさなか、「たもたもLIVE」は大盛況
の内に行われました。明るく、軽快な乗りのカン
トリーミュージィック。熱く心に響くフォークソング。店内、ストローハットに目立
つバックルをしたカントリーウエスタンの面々、口々に歌い出す者、感動のあ
まり、ハンカチを手に涙する人と、凄く楽しいイベントでした。年に一度はいい
かもね。もっとも、私はと言うと、「前半、断片的な記憶」・「後半、記憶なし」。
なんか凄い顰蹙、ここでは言えない醜態らしく・・・
「・・だって、覚えてないんだもーん・・」。
汗だくの七月