〈其の十七〉

 

cosmos.jpg (14879 バイト) 街路樹の銀杏の葉色も心無しか薄れ、少し前

まであんなに鬱陶しかった雑草も、枯れ葉色に

沈んでゆき、競争相手の居なくなった道端に、思

う存分細首を伸ばしたコスモスの花色が,清々

しい微風に囁きかけられるように、ゆっくりと振り

向いている。 物静かな秋の到来です。いつも賑

やかな夏の神が今年は一段と元気で、気遣いば

かりしている秋の神は、其の分出遅れた感のす

る秋の始まりです。ここ2週間ほど風邪と腰痛に

悩まされ、このページの更新が延び延びになってしまい、「あっと」云う間の

十月です。夏の間、太陽に熱せられた浮かれ頭も、ここに来て少し冷えてきた

のか「・・辛い事も悲しい事も、楽しい事なんだよ・・・」などと、訳の分からぬ事

を考え、やはりまだ余熱があるようだ、ラジエター効果の無い「つるん」とした脳

味噌だもんなー。季節がそうさせるのか「夏はワイルドに、秋はシックに」大人

の雰囲気で気分転換、気分転換。そうそう十月は

「恒例芋煮会キャンプ」みんな、これを楽しみにしています。

 

(晴れればいいなの十月)