〈其の十八〉

 

芋煮鍋.JPG (13420 バイト)山肌の色合いが幾分赤みを増し、街路樹の落ち

た銀杏の実が、あの独特の「香り」を辺り一面に

拡げ、道行く人を遠ざける。だから尚更思うのか

今年はキンモクセイの時期に風邪をこじらせ、

芳香な香りが記憶に薄い。でも、さっきから

「あの匂い」が鼻について消えない、どうやら踏

んづけたみたい。今日一日同じ様な人が何人

居るのやら・・・、それもまだ良い方で、落ちてき

た銀杏の実が知らぬ内に、着ているパーカーの

フード部に入り、帰宅バスの中、乗客に顰蹙、家族に顰蹙という常連も居まし

たっけ。遂この間、秋のイベント「芋煮会キャンプ」が、関東圏からの直行組も

含めて、賑やかに行われました。今回は、例年に反して近場のダム湖での開

催となり、其の分遊ぶ時間が増えて「即席の釣り大会」。当然握るわけですが、

そこで釣っちゃう訳ですが、私めが・・・

(親の総取り)。

またしても顰蹙、どうやっても釣れちゃうんですから辛いですね!?

 

冬取りが顔を出し始めた十月終わり