先日のフィリアホールでのコンサートはまあまあうまくいったと思います。以前は間違わなかった所にはまったり、悔いは多少残るのですが楽しんで演奏できました。それからハプニングというか大チョンボは2部でのトリオのときでした。
グラナダ、エストレリータとノリノリで吹いた後、かっこよく啼鵬氏を迎えアディオスノニーノを吹き、拍手をいっぱいもらい一曲追加のチキリン・デ・バチン(バチンの花売り少年)を紹介し、その勢いでチキリン・デ・バチンと孤独の歳月を吹くつもりでしたが、アディオスノニーノの途中で左足のそばにあるはずのソプラノがなかったのに気がつきました。そしてピアソラの説明を啼鵬氏にまかせ、急いで楽屋に取りに行きました。曲間の勢いが必要なのにカッコ悪かったなあ。(苦笑)
バンドネオンとピアノ、サクソフォーンのボタン、鍵盤、キイの数を比べるいつものギャグは何とか受けたけど、楽器を持ち忘れたのははじめて。まだ修行が足りない・・・。挽回しなくちゃということで、フランクのソナタではかなり集中した・・・かな?
(須川 展也)