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肛門から内視鏡を挿入し、全大腸を観察する検査です。
当クリニックでは、入眠剤を静脈注射し、患者様が眠っている間に検査を行うことを原則としています。
当院では、患者様が内視鏡を介して感染する事を防ぐため、器具の洗浄・消毒を十分行っておりますが、併せて検査前に感染症についてチェックをさせて頂いております。 ≪大腸カメラでわかる病気≫ 大腸になんらかの病気があると、便秘や下痢あるいは便に血液が混ざったりします。大腸にかかわる病気は、ストレスから生じるものから癌などさまざまです。
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大腸カメラ |
検査でわかる主な病気・・・大腸がん・大腸ポリープ・大腸憩室 |
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大腸ポリープ | 大腸憩室 | 潰瘍性大腸炎 | ||||||||||||
近年、食生活・生活習慣の欧米化に伴い大腸癌が急速に増加していますが、早期であれば開腹手術をする事なく内視鏡による切除のみで完全に治す事が可能です。 |
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内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー) |
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≪検査の偶発症について≫ 1)出血:ポリ−プを切除する時、あるいは切除の数日後に出血する事が まれにあり、出血が多い場合には入院して治療を受けていただ きます。 (入院していただく病院は医師との相談のうえ決定します。) 2) 穿孔:腸の壁の厚さは5mmしかないので、切除した時に腸に穴を開 けてしまう可能性もごくまれにあります。 大量出血、穿孔(せんこう)の場合には出血を止めたり、穴を ふさぐために開腹手術をしていただく事がありますが、その危 険性は0.1〜0.01%と非常に低いものです。 以上の大腸内視鏡検査やポリープ切除治療の長所・短所をご理解の上、同意書にご署名をお願いしています。 ≪検査当日までの準備≫ ≪検査にかかる時間≫
処置内容等により異なります。 ≪前処置について≫ 大腸の内視鏡検査を行う前に、大腸の中をきれいにします。 =前処置の主な内容= *検査前日は、繊維の多いものは食べられません。(主に、野菜・果物・海 藻類など) *検査前日の夕食は、できるだけ19:00頃までにすませてください。 *前日就寝前(22:00頃)に、下剤を服用していただきます。 *検査当日は、朝食・昼食とも食べられません。 *検査当日早朝より、経口腸管洗浄剤を飲んでいただきます。 ★便秘のひどい方は、検査食の摂取、2〜3日前よりの食事制限や下剤の追加 内服をして頂く場合があります。 ≪検査後の注意≫ 大腸検査の前後には食事制限をはじめ日常生活上の制限が生じます。 |
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