東伊豆 北川温泉
2000/11/13
１１月１３日月曜日 伊豆ツーリング 北川温泉
新座市→東名御殿場インター
１週間まるごと休みになる計画年休初日。朝から快晴、天気予報を確認すると終日快晴とのことで、ツーリングに出掛けることにする。目的地は伊豆の東海岸、北川温泉の黒根岩風呂にする。時間があれば帰りに修繕寺温泉に寄ることにする。 おそらく無理だろうが。
朝１０時３０分発。Ｒ２５４〜環８と走り継いで用賀インターから東名高速に乗る。
東名まではかなりの渋滞で、２時間もかかる。高速に乗ってからはまったく渋滞はない。
高速に乗ると、えらく寒い。ライディングジャケットにはインナーを付けた状態にしているが、その下はＴシャツ一枚なので寒い。この３シーズンジャケットはこのツーリングで今年は最後だな。グローブが夏用のメッシュグローブなのでよけいに寒い。
東名の海老名ＳＡで休憩。しかし、北川温泉に明るい内に着きたいので高速内では食事はとらないことにする。伊豆内の有料道路が無料になる「ゆうゆうパスポート」を購入。
東名御殿場インター→伊豆スカイライン
東名御殿場インターを下りて、Ｒ４０１〜箱根スカイライン〜芦ノ湖スカイラインを走る。ここはバイクで走るとＲ４０１が一番面白い。意外に車が多い。月曜日だというのに暇人が多いものだ。芦ノ湖スカイラインで記念撮影。
芦ノ湖スカイラインを抜けて伊豆スカイラインに乗る。伊豆スカイラインをバイクで走るのは初めてだ。よく考えてみたら箱根もバイクでは走ったことがなかった。
伊豆スカイラインはひたすら寒い。途中、ゆうゆうパスポートでコーヒーが無料になるスカイポート亀石で休もうかと思うが、もう２時を超えていたためそのまま通過する。
伊豆スカイラインを抜けて、県道１１１号線を経由してＲ１３５に出る。ここからは海岸沿いの快適なライディング。
海岸沿いに温泉がいくつもある。浜辺にテントを張っている猛者もいた。
北川温泉→赤沢温泉→北川温泉
北川温泉には意外に早く到着。時計を見ると３時２０分。伊豆東海岸は既に山陰で薄暗くなってきている。
黒根岩風呂の受付に行くと、受付のおっさんに指を４本立てられる。ヘルメットのシールドを開けて「え？」と声を出して確認すると、「４時からだよ」とのこと。４時まで待つのもなんなんで、他の露天風呂を目指す。
熱川温泉の「高磯の湯」を目指すが、発見できず、赤沢温泉の海岸にある露天風呂を目指す。海水浴場近くのトイレが目印ということで、トイレを探す。するとそれらしきトイレが。トイレ近くにバイクを止める。露天風呂はすぐに発見できた。海から１０メートルくらいの高台にそれはあった。既に先客１名。ちょっと挨拶して入湯。
湯はややぬるい。湯船は５人くらい入れそうな大きさ。底には苔が生えているのかヌルヌルしている。ここは無料。脱衣場はなし。普通こういう露天風呂はパイプがあって、そこからじょろじょろ湯が落ちているものだが、この露天風呂はどこから湯が沸いているのかわからない。先客のおじさんがすぐに上がったが、あがり際に湯船の底を指して「ここから湯が出ているからこの付近にいると良いよ」と言うので、そこに行くと、なるほど湯が出ている。
「ここはいつも湯が出ているわけじゃなくて、定期的に湯が出るようになっている。兄ちゃんは良いタイミングできたね。いま出始めたところだから、あと４０分は出ているよ。ゆっくりしていきな。」とのこと。
温泉ということだが、あまり温泉らしさはない湯だった。しかし、眺めは最高。遠くの釣り客からは見えているようだが、かなり距離があるので恥ずかしくない。
数枚セルフタイマーを使って記念撮影。
赤沢温泉を出て、北川温泉に行く。北川温泉に着くと、二人の浴衣姿の姉ちゃんが入ろうかどうしようか迷っているところであった。「入れ！」と心の中で念ずるが、残念、くるりと温泉街の方に帰っていってしまった。
北川温泉黒根岩風呂は湯船が３つ。こちらは海からすぐで、眺めは先ほどの赤沢温泉と変わらない。有料だけにちゃんと脱衣場もある。女性用更衣室もあるが、混浴。夫婦で入っている人もいた。先客はその夫婦含めて３人。
こちらの湯は温泉らしい湯で、肌がすべすべになってくるのがわかる。温度は適温。
もう薄暗くなり始めているが、空を見上げて体を伸ばす。飛行機雲が３本伸びていた。
北川温泉→新座市（帰路）
帰りは来た道を逆に走る。伊豆スカイラインは真っ暗で、ハイビームじゃないと怖い。途中数台の車に道を譲る。
芦ノ湖スカイライン〜箱根スカイライン〜Ｒ４０１は更に怖い。途中シビックタイプＲに煽られたため道を譲る。箱根新道を通って帰れば良かったと後悔。
高速ではがたがた震えながら走った。途中どうもバイクが右に左に流されるなと思ったら、居眠り寸前であった。ＳＡにドトールコーヒーがあったので、普通のコーヒーを買って飲む。失敗。全然うまくない。
家に着いたのは９時頃。総走行距離４１０キロ。バイクでは最長記録となった。
