秩父・赤谷温泉

2001/05/13

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5月13日日曜日 秩父奥武蔵グリーンラインと赤谷温泉

出発前

 暑い。そう思えるくらい天気が良く、気温が高い。こういう天気ではツーリング行かないわけには行かない。ちょっと寝坊して出発は昼過ぎになりそうだ。こうなると近場、しばらく行っていないところとなると秩父だ。秩父市街地を越えてR299を小鹿野町方面へ行ってみよう。このへんは確か日帰り入湯施設が充実しているはずだ。
 早速着替えて出発。TVには堂本光一が映ってスピーチしていた。

 

 

自宅前駐車場前で
出発直前。自宅の駐車場で。

新座〜所沢R463バイパス

 12時30分新座出発。R254を英インターでR463に入り、所沢に向かう。このR463は所沢直前までは良い道路なんだが、航空公園が見えてくると途端に渋滞して、所沢に入るとこれがまた迷路のような道で迷ってしまう。今回もR463からR463のバイパスに入ろうとして一旦所沢市街地に入ろうとしてミスコース、所沢駅前に出てしまった。市街地は直角に交わっていない交差点、微妙に曲がった道、三叉路、五叉路の連続で本当に迷路。20分ほどタイムロスしてようやくR463バイパスに入る。道端の茶畑ではお茶を摘んでいた。

 R463バイパスは道も広くて快適・・・だが、信号がタイミング悪く赤になるのでちょっとストレスがたまる。マクドナルドが見えてきたので昼飯にする。この時点で1時20分。ちょうどビッグマック200円、マックシェイク120円というセールをやっていたので、この2点だけ買って食べる。しかし、なぜかレジ前ではこの2品の安売りは大きくアナウンスされておらず、本当に今安くなっているのか不安になる。
 また、レジの前の家族連れの注文の多さと判断のとろさに殺意を覚える。

 

R463マクドナルド付近
R463沿いのマクドナルド。ここで昼食。

R463〜R299飯能〜奥武蔵グリーンライン顔振峠

 マクドナルドを出て、R463をひたすら走る。R463はR16と交差したあたりからR299になる。R299は途中で旧道とバイパスに分岐するが、標識でバイパスの方が近道とアナウンスされていたので、バイパスの方を走る。すると、バイパスはいきなり行き止まりになり焦る。この行き止まりにはなんの案内もない。
 ツーリングマップルを何度も開いて、なんとか飯能市街地を迂回する形でR299に再合流。ここからはワインディングになる。
 久保交差点手前で高麗川を橋で渡ると、その後は高麗川沿いを山並みを見ながら走る快適な道だ。信号がなかなか無くて、なおかつこの日はアベレージスピードも速い上に、遅い車がすぐに譲ってくれるので実に快適に走ることが出来た。気温も暑くなく寒くなく、風も快適。バイクに乗っていて良かったと思える瞬間だ。
 高麗川の河原にはバーベキューをやっている家族連れが何組も見えた。

 西川小学校付近で顔振峠への分岐があったので、ここでR299を外れて林道に入ることにする。ここから奥武蔵グリーンラインと呼ばれる舗装された林道に入ることが出来る。以前入ったことがあるので楽勝で走れると思ったが、実際入ってみると以前の記憶は全く頼りにならず、一度ミスコースしてしまった。細い1車線の道を登り切るとそこは顔振峠。
 顔振峠は眺望は良いが、駐車場は峠の茶屋のものなので簡単に停めることが出来ない。前に来たときにそれを知らずに停めたら茶屋のおばちゃんに入って何か買うように言われた記憶がある。そのときは昼飯食っていなかったので蕎麦を喰った。結構旨かったのだが、今回はさっきマクドナルドでハンバーガー喰ったばっかりで腹一杯なので遠慮する。ちょっと走って路上で記念撮影。

 

顔振峠付近
顔振峠付近
展望台
傘杉峠の少し先の展望台から

顔振峠〜傘杉峠〜狩場坂峠

 顔振峠を過ぎ、すこし走ると傘杉峠だ。特に何もない峠なので記念撮影だけして通り過ぎる。

傘杉峠

 傘杉峠を過ぎ、少し走ると展望台が見えてきた。ツーリングマップルにも名前が載っていないのでなんという展望台かは確認できないが、結構良い眺めの展望台だった。展望台にはライダーが一人のんびりくつろいでいた。

 走っていると、ちょっと顔を風に当てたくなってきた。そこでヘルメットのシールドを開けると、細かい虫が大量に飛んでいて、顔にバチバチ当たる。目にも入ってくるのでたまらずシールドを再び閉める。そうだよなあ、夏が近づいてくると虫の数もどんどん増えて来るんだよなあ。今日もジャケットには虫の死骸が大量に貼り付いている。

 高山不動尊を過ぎ、関八州展望台に入りそびれる。どこが入り口だったんだ?

 この奥武蔵グリーンラインは結構分岐があって、どちらも同じ様なレベルの道でどっちが支線なのか分からないことがあって困る。殆ど勘と後続の車両が行った方向を目安に行く先を決める。幸い全て当たった。ツーリングマップルではわからない分岐も結構あるので注意が必要だ。

 途中眺望が開けた峠が何カ所か有ったが、車のそばにでかいアンテナを立てている人を峠の都度見かけた。そばに行ってみてみるとアマチュア無線の人のようだ。最近のアマチュア無線はパソコンも駆使して通信するらしく、ノートパソコンと通信機を一緒に使っていた。

 狩場坂峠に着く。ここは虚空蔵峠を越えてR299に向かう道への分岐でもあるのだが、相変わらずR299方面は通行止めになっていた。それでもその通行止めの道からマウンテンバイクに乗った外国人が現れたりするので、全然通れないわけじゃないようだが。
 狩場坂峠でちょっと休憩。ここにはりんどう茶屋という茶屋があって、地元の特産物やおでんを売っている。トイレに入ったら洗面台がない。茶屋の前にタンクが置いてあって、そこからちょろちょろ水をだして手を洗うようだ。ここでコーラを買う。350mm缶で160円だった。ちょっと高いが、まあ眺望代だ。
りんどう茶屋 ここからの眺望も素晴らしかったが、あまりに明るすぎて風景がみんな白っぽく見えてしまう。本当に今日の日差しは強烈だ。

 

狩場坂峠
狩場坂峠

狩場坂峠〜秩父

 狩場坂峠を過ぎると今度は下り坂が中心だ。しばらく走ると白石峠方面と県民の森方面に分岐する大野峠につきあたる。前回来たときは白石峠方面に行ったので、今回は県民の森方面に行くことにする。

 県民の森方面では所々伐採済の森があり、そこでは大変素晴らしい眺望が開けていた。記念撮影。

県民の森付近

 県民の森入り口に行くと、駐車場があった。ここにバイクを乗り入れようとすると白線が立体的になっていて、こけそうになる。どうも駐車場内で暴れる奴がいるようで、こういう対策をとっているのだろう。

 県民の森を越え、丸山温泉を過ぎると林道も終わりが近い。鯉のぼりがまだ何十匹も泳いでいる武甲の湯の横を通り過ぎ、R299に合流。

 ここからはR299にそって走ることにする。ツーリングマップルでは秩父市街を通り抜けることになっていて、さらにグニャグニャ曲がりくねっていて非常にわかりにくそうに見えるが、実際に走ると、標識の案内はしっかりしているし、R299が分岐より常にいい道なので迷うことはなかった。

 

県民の森付近ところどころ眺望が開け、雄大な景色が広がる。

秩父〜小鹿野〜赤谷温泉〜帰宅

 秩父市街を越え秩父橋で荒川を渡り、小鹿野方面に走る。この道が実にいい道で、適度に曲がっていて、平均速度が結構速く、そして信号が少ない。快適だ。

 さて、この辺の日帰り温泉に入るのも今回のツーリングの目的だ。R299沿いには確かに日帰り温泉の看板が増えてくる。どこに入ろうか考えている内に小鹿野町市街地を通り過ぎてしまった。このままでは志賀坂峠まで行ってしまうかな〜〜と思っていたら、赤谷温泉が見えてきた。温泉スタンドなんかがあるので、期待できる。小鹿荘の看板が目に付いたので、入ることにする。

 小鹿荘は結構綺麗な旅館だ。入湯だけもOKで、その場合は600円。日帰りの客にタオルのサービスはないので、タオルは自前で用意しておく必要がある。
 入り口のフロントで金を払って入場する。風呂場は定期的に男湯と女湯を入れ替えるシステムのようだ。
 脱衣場は清潔。コインロッカーもちゃんとある。私が入っていったときは誰もいなかった。やったあ、風呂場を独占だ、と喜んでいたら二人続けて入ってきて、ちょっとがっかり。
 服を脱いでさあ、風呂へ。まず露天風呂でしょう。露天風呂にはフタがかかっていた。誰も入っていないときはフタを閉めることになっているらしい。フタを開けて入湯。湯加減は丁度良い。微妙にぬるい程度でのんびり浸かるには丁度良い。露天風呂からの眺望は、高台にあるわけじゃないのでもの凄く良い、というわけじゃないが、空しか見えない露天ではなく、ちゃんと山並みが見える。露天で足をのばしての〜〜〜んびり。良い湯だなあ。
 内湯の方は広々していて、ガラス越しに外の風景も見えるので、こちらの方でゆっくりしても良い。湯加減は内湯の方が熱め。
 洗い場はちゃんとしていて、シャンプー・石鹸もある。床は温泉成分のせいか石鹸のせいか良く滑るので注意が必要。
 お湯は無色透明。ちょっとヌルヌルしていて、肌がつるつるになっていく感じがする。ただし、病気に効く湯ではないようだ。また、源泉の温度はそんなに熱くないようで、加熱している。まあ、そのへんは草津なんかと比べちゃいけないところだろう。

 湯から上がり、脱衣所で服を着るが、なかなか汗が引かない。脱衣所の外にある休憩所で20分くらい休憩。自販機のジュースは180円もする。ケチって無料のお茶を入れて飲む。なかなか汗が引かない。汗でっぱなしで小鹿荘を出てバイクに乗った。

 さて、帰り道はR299〜R463を素直に走ることにする。R299はず〜〜っと快適に流れ、この道が大好きになる。飯能を越えR299バイパス〜R463バイパスと進む。信号が多いが、苛つくほどの渋滞はなかった。しかしR463バイパスから所沢市街地に入ると再びミスコース。所沢市街地が大嫌いになる。

 帰宅は9時20分。合計180キロ程度の短いツーリングだった。しかし、結構充実感があった。

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小鹿荘
小鹿荘


露天風呂。誰も入っていないときはフタをする。