四万温泉・沢渡温泉

2001/06/24

Drive&Touring Reportメインへ

<<戻る

出発前

 梅雨だ。最近バイクツーリングばっかりなので、雨でも平気な四輪、愛車スカイラインで久々に出掛けることにする。最近は2〜3週間に1回しかスカイラインに乗っていない。2ヶ月前にはバッテリーが上がってしまった位だ。四輪でドライブなんて昨年の草津温泉以来だ。

 今日の目的地は温泉地。別冊宝島「本物の温泉ここが一番!」を参考にして、四万温泉に行くことにする。積善館本館の「元禄の湯」が良さそうだ。カーナビに積善館の電話番号を入力して案内させる。

 11時30分、エンジンは問題なくかかった。空は曇り。昨夜の天気予報では雨が降ることになっていたが、さてどうなるか。

 


自宅の駐車場で

新座〜渋川伊香保

 新座の自宅を出発。久々に四輪でドライブなので、バイクの癖が出て左手でウインカーだそうとしてワイパーを動かしてしまった。やばい。


 所沢インターから関越に乗る。関越はやや混んでいるが、渋滞はしていない。ちょっと走行車線を走って、すぐに追い越し車線に移る。バイクだと追い越し車線は怖かったのだが、スカイラインは追い越し車線のスピードでもしっかり安定していて、全く怖くない。刺激が少なすぎて退屈するくらいだ。

 すぐに雨が降り出した。車にしておいて良かった。雨の日のバイクは大変だ。北海道でよ〜〜くわかった。

 


関越のパーキングエリアで

渋川伊香保〜四万温泉

 渋川伊香保インターで降りて、R17を走るが、バイパスへの分岐でミスコース。カーナビに従ったらミス。しっかりしろ〜〜。
 R353に入り、吾妻川沿いに走る。ほぼ渋滞無し。途中12時を超えたので食事するべく食堂を探して走るが、入り損ねる。
 四万街道に入るが、途中時速30キロで走るファミリーカーが前に立ちふさがり、行列が出来る。配慮のない姿勢に切れかかる。

 四万温泉入り口、カーナビに従って入っていく。カーナビの表示では積善館は温泉街から更に奥に入った山の中ということになっているが、本当かあ?
 その指示に従って走るが、たどり着かない。本で見た積善館は川沿いにあったはずだから、明らかに間違っている。2回温泉街をぐるぐる回る。
 ふと、交差点を見ると積善館への道標があった。それに従って走ると積善館が見えてきた。

 

積善館本館・元禄の湯

 積善館はその建物自体が文化財になっていて、観光名所になっているようだ。積善館本館の玄関まで車を乗り入れるが、駐車場満杯。4台しか停めるスペースがないんだから当然。

 引き返して路上駐車する。そもそも四万温泉にはちゃんとした駐車スペースが見あたらない。あっても5台程度しか停められず、満杯。だから路上駐車いっぱい。

 積善館の少し手前には共同浴場の「河原の湯」(下の写真)がある。無料だが、露天ではない。今回は積善館に行くのでパス。

 積善館に入る。休憩・入浴歓迎と書いてあるので、女将さんらしき女性にその旨伝える。千円。スリッパに履き替えるが、「元禄の湯」は入り口のすぐそばだ。

 


四万温泉は駐車に苦労する・・・

積善館本館

元禄の湯

 「元禄の湯」入り口でスリッパを脱ぐと、床が暖かい。扉を開けると、すぐに本で見たあの湯船が目に飛び込んできた。更衣室と浴室が別になっていない。入り口すぐが脱衣場になっている。

 入っているのは一人だけ。ラッキー。すぐに服を脱いで入る。洗い場は浴室の奥にシャワーがあるが、銭湯的な洗い場はない。かけ湯があったので、そこで体に湯をかけ、湯船に入る。

 湯は無色透明だが、温泉的な手ごたえはあった。伝統ある温泉だけあって泉質は文句無しで、源泉は70度位あるらしい。ここは源泉かけ流し。

 5つある湯船のうち2つに入り終えたところで、風呂から上がって体を洗う。洗い場はないが、シャンプー、ボディソープ、石鹸はある。かけ湯のところで、たらいを使って体を洗う。泡が湯船に入らないように、えらく気を使った。シャワーの方に移動して頭を洗う。体洗うのもこっちの方が良かったかな?ちょっとかけ湯のところで頭を洗うのは無理があるような感じがする。

 体洗った後、更に3つの湯船に入り、完全制覇。先に入っていた一人も出ていき、「元禄の湯」独り占めだ!

 ここには蒸し風呂がある。蒸し風呂は人一人が横になって入るようになっており、大変狭い。お湯を蒸し風呂の床にかけ、横になって2分程度入っていた。かなり閉鎖的でちょっと怖かった。

 風呂から上がろうとすると、4人が一気に入ってきた。おお、ちょうど人がいない時に私は入っていたんだなあ。ラッキーだった。

 積善館を出ると14時ちょっと。まだ昼飯を食べていないので、四万温泉内で食べることにする。郷土料理の看板に惹かれて行ってみると「準備中」。仕方ないので、近くにあった蕎麦屋に入った。これが大正解で、「舞茸天ぷら+そば」セットを頼んだが、これが手打ちのつるつるの旨いそばで、さらに舞茸の天ぷらが予想より大きく、さらに旨く、満足した。一緒に注文した自家製の豆腐を使った田楽も旨かった。

 蕎麦屋を出ると15時ちょっと。近くの温泉に行くことにする。「本物の温泉ここが一番!」によるとこの近くではでは沢渡温泉が良いらしいので、行くことにする。


湯船の方から脱衣場を見る。脱衣場は浴室と別れていない。

手前の扉二つが蒸し風呂。中に入ると狭くて結構怖い。奥がシャワー室。頭洗うならここかなあ。普通のシャワーが付いている。


沢渡温泉の温泉街。結構きつい坂道。


共同湯外観。外は大したこと無いが、中は結構良い雰囲気。

沢渡温泉

 ここだと日帰り入浴は「沢渡温泉共同浴場」になる。四万温泉からだと県道55号を使って15分くらいだった。

 沢渡温泉に入ると、巨大な病院が目に付いた。他の旅館はどれもそれほど大きくなく、渋めの温泉だった。温泉街は道は狭く、前から車来たらすれ違うのが大変だろうなあ、と思うほどだった。

 共同浴場は簡単に見つかったが、建物の前に駐車場らしきスペースはあるのだが、「駐車禁止」の看板があったので入らないで先に進み駐車場を探した。しばらく進んだ所に大きめの駐車場があったので、車を停めて歩いて共同浴場に行くことにした。

 共同浴場までは結構な登りで、正直結構疲れた。共同浴場前に付くと、さっきの「駐車禁止」看板は路上駐車禁止と言うことが分かり、共同浴場前の空き地はやはり駐車場だった。くそ〜〜失敗。

 受付窓口にはおばあちゃんがいた。300円払って入場。結構新しめの施設だが、木造で結構味がある建物。先に3人入っていたが、2人はすぐに出ていった。服を脱いで入ると中にいるのは一人だけ。どうもこの時間だと地元の人ばっかりらしい。

 湯船は二つあって、片方は透明、もう片方はちょっと白濁。やや熱めの湯。白濁した方は温泉らしい匂いもして雰囲気があった。ここも源泉はかなり熱く(どの程度の温度だったかは忘れた)、建物のすぐとなりが源泉だった。おそらく源泉かけ流し。

 洗い場はあるが、蛇口からは水しか出ないので、湯だけを楽しむ方が良いだろう。

帰宅

 沢渡温泉を出て、あとはひたすら帰るのみ。R353〜R17とナビの指示通り走り問題なく関越に入る。
 関越では眠くてしょうがないので、多めに休憩。

 自宅帰宅は19時。

 総走行距離280キロ。自動車って楽だなあ、と実感。

<<掲示板へ

<<Drive & Toruring Reportメインへ

<<戻る