伊豆・熱川温泉高磯の湯 2001/10/13 |
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出発前 本来ならこの日はサッカーの試合の予定だったのだが、参加人数が少なくて流れてしまった。よって、暇だ。 そこでゴールデンウイーク以来行っていない伊豆にツーリングに行くことにする。もう少しすると露天風呂も厳しいシーズンになるので、今のうちに露天風呂に入っておこう。そこで、伊豆で景色が良くて、まだ入っていない露天を探すと、熱川温泉の高磯の湯が目についた。ここは以前行ったんだけど、場所が分からなくて入れなかった露天風呂だ。今日は必ず入る。
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新座発〜環八〜東名自動車道 環八に入ると、大渋滞。最近東名自動車道を使ったツーリングをしていなかったので、渋滞にかなり腹が立つ。なにせ井荻トンネルから既に渋滞しているのだから。 用賀手前でようやく空いてきた。この時点で既に12時を超えている。東名に入ってすぐ、港北PAで休憩。ここではトイレだけの休憩にして出発。
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出発前 |
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小田原厚木道路 厚木から小田原厚木道路に入る。よく考えてみると、この道を明るい内に走るのは初めてかもしれない。いつもは御殿場から箱根の峠を攻めてから伊豆に入っていたから。帰り道としては何回か使ったが、その時はいつも夜だった。 走っていると、この道で良いんだっけ?と思えてくる。夜に、逆方向に走ったときの記憶とはかなり違う。 この道は何度か料金所があって鬱陶しいが、ハイウエイカードが使えるので、まだ他の有料道路よりはマシだ。 箱根口から早川インターを経由して海岸沿いに進むことにする。とにかく今日は海岸沿いを走り、景色を楽しむ。景色が良いなら有料道路を走る。そういう方針で行くことにした。 熱海ビーチラインのPAで昼食。立ち食い蕎麦屋と同じ様な蕎麦440円。もうちょっと先まで走って地元の旨いものでも喰えば良かったかなあ?でもこの時点で13時30分、腹減っていて待ちきれなかった。
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熱海ビーチラインのPA。 |
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伊東〜赤沢温泉 熱海近くではTVブロスのピエール瀧の連載で紹介されていた「不思議な町1丁目」の看板がやたら目立った。あまりに酷すぎるらしいので、それが面白いらしいが、今回は遠慮した。 熱海マリーナを過ぎると、今ひとつ景観が良くない。その上渋滞にもつかまった。すり抜けしながら先を目指す。 伊東を抜け、赤沢温泉が見えてきた。ここまで渋滞につかまって時間を食ったので、もう3時20分だ。ちょっと休憩しよう。 ここ、赤沢温泉には無料露天風呂があり、以前入ったことがある。その露天風呂の様子を覗くと、なんと使用禁止。崖崩れがあったらしい。 私の後からも二人のライダーがこの温泉に入りに来ていたが、露天使用禁止の掲示に落胆して、諦めきれずに柵を越えて湯船まで確かめに行っていた。湯船には水だけが入っていて、入浴できる状態にはなっていなかった。 この露天風呂の背後にある公衆トイレの管理状況(水が出ない)から考えるに、この露天風呂はこのまま廃止になってしまうかもしれない。
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あああ、なんと露天風呂使用禁止。 |
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熱川温泉 赤沢温泉を後にし、熱川温泉を目指す。熱川温泉は斜面にへばりついたような温泉街で、道も大変細い。共同浴場である「高磯の湯」は海岸沿いにあるので、細い道をくねくね曲がりながら海岸沿いまで走った。 以前ここに来たときには高磯の湯は発見できなかったのだが、今回はあっさりと発見できた。以前本で読んだときにはこんなに整備された風呂ではなかったと記憶しているのだが、きちんと整備したのだろうか? 高磯の湯はプールと入り口が一緒になっており、入り口で料金を払う。入湯料はちょっと忘れたが、500円だったと思う。タオルなどは付かないので自分で用意すること。 高磯の湯はプールの横を抜けて脱衣所に向かうようにできている。今回はプールは既に閉鎖されていたので、がらんとした水の入っていないプールの横を通ることになった。 プールの横を通って突き当たりが高磯の湯だ。男女別になっていて、脱衣所もちゃんとある。洗い場もあるが、石鹸シャンプーが置いてないので、あまり使えない。 中にはいると、おじさん二人が入っていた。湯船はかなり広い。今まで入った東伊豆の露天風呂の中で一番広い。 みんな脱衣所で服を脱がず、湯船の脇で服を脱いで目が届くところに服を置いていた。私もそうすることにする。 それにしてもなんて爽快な露天風呂なんだろう。湯船に使っている限り外から見えることはないし、その割には海や山はちゃんと見える。海の手前まで行けば、波のしぶきまで浴びることができる。今日は快晴で、本当に雲一つない。気温も熱すぎないし寒すぎない。思わず海の手前まで行って仁王立ちしてしまった。 おじさんにお願いして入浴している姿を写真に写し、大満足で湯から上がった。
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熱川温泉 |
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帰途 熱川温泉を16時15分に出発し、伊豆高原から伊豆スカイラインにはいった。この時間に入れば、明るい内に終点までたどり着けると思ったからだ。確かにライトが必要な程は暗くはなかったが、薄暗く、対向車線にすら車が来ない、かなり寂しい、というか怖い位の道を走る羽目になった。 十国峠を越えた頃からは完全にライトが必要なくらいの暗さになり、もういい加減ワインディングは止めてくれ、と言いたいくらいになっていた。箱根新道に入ったら入ったで、後ろから乗用車に煽られてかなり怖い思いをした。それにしても私のライディングテクニックはまだまだだ。ファミリーカーに下り坂のワインディングで煽られるんだから。 箱根新道から小田原厚木道路に入ったときには本当にホッとした。しかし、走っているとバランスを崩しそうになる。どうもかなり疲労がたまっているようだ。厚木JCTから東名高速に入り、速攻で海老名SAで休憩。居眠り寸前だった。 ここ、海老名SAは随分と立派なSAで、マッサージまで受けることができる。レストランに入って、ラーメンを食べる。うーむ。今ひとつだったかな? 海老名SAを後にし、しばらく走ると、どうも下痢気味の模様。大したことないやと思い、SAやPAを全部やり過ごしていたら、途中から我慢できないほどの便意が襲ってきた。結局用賀から新座の自宅まで、ひたすら堪えるという地獄のような体験をすることになった。
総走行距離340キロ、非常に充実したツーリングだったが、最後の下痢だけは勘弁。
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海老名SA |
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