白子温泉・養老渓谷・R465 2001/11/24〜11/25 |
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2001/11/24 出発前 今日は3連休の中日。何もしないで3連休過ごすのは嫌なので、でかけることにする。 乗鞍に行って以来、泊まりがけのツーリングに出ていないので、泊まりのツーリングに行くことに決めた。当然ユースホステル泊だ。房総半島に春以来行っていないので、房総半島に行く。 ユースホステル協会のホームページを見て、九十九里浜付近のユースを探し、九十九里浜白子ユースに電話をかける。3連休中日なので、予約が取れるか心配だったが、あっさりとれた。12時30分出発。
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新座発〜R17〜首都高〜湾岸幕張SA 完全に冬の装備で走る。R17〜首都高も予想したより渋滞しておらず、快適。さすがに都心にはいると渋滞するが、予想の範囲内だった。首都高を湾岸線に入り、ひたすら直線を走る。まだ2時台だというのに、夕方のようだ。 湾岸幕張PAで休憩。このPAはできた当時は成田の発着状況がわかったり、滝があったりで、かなり気合いが入った作りだったのだろうけど、今は滝は埋められてしまい、成田の発着状況を表示するディスプレイは色がおかしくなった上に、Windowsのデスクトップが表示されているという、かなり寂れた状態になっていて、見ていて悲しい。
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湾岸幕張PA |
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東関東自動車道〜千葉東金道路〜東金九十九里道路〜九十九里道路 首都高湾岸線の先は有料道路だらけで嫌いだ。しかもハイウエイカードが使えないで小銭が必要な道路まである。 東金九十九里道路なんか自動料金所だった。これがバイクにとっては最悪なんだよなあ。なんと釣り銭が出ない。なんとか150円ぴったり持っていたので事なきを得たが、札しかなかったら突破するところだ。 九十九里道路にはいると、九十九里浜沿いに海を左手に見ながら走ることになる。大変爽快。海にはサーファー。根性だねえ。 そのまま九十九里道路を走り、15時40分には今日の宿泊地白子町にたどりついてしまった。ユースの場所も一発でわかった。ユースの場所を確認した上で、チェックインの18時までまだ時間があるので、温泉にでも入っておくことにする。 ここには白子町アクア健康センターというクアハウス風の施設と温泉街があるようなので、まず温泉街の方に行ってみる。温泉街には、普通の観光地のホテルが数件建っていて、日帰り入浴もできるようだったが、あまり眺めが良くなさそうだったためにパス。白子町アクア健康センターに行くことにする。こっちの方が海沿いにあるので眺めが良さそうだ。 |
東金九十九里道路高村光太郎の像 |
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白子町アクア健康センター 白子町アクア健康センターはクアハウス風の施設で、入場料が1700円と高め。タオルはハンドタオルバスタオル共に付くし、浴衣も付く。ただし、プールにはいるために水着が必要なので、持っていない人はレンタル料が必要。さらに、売り物の砂風呂は別料金。なにかと金がかかる施設だ。砂風呂はかなり時間待ちしないと入れないようなのでパスすることにした。 更衣室にはいると、これが凄い混雑。なんとか着替えて、まず温泉に入る。 温泉は男女別で裸で入る。温泉は予想以上に狭く、湯船は内風呂一つだけだった。湯はコーヒー色でしょっぱい。海沿いの温泉らしい風呂だった。ちょっと温いのが残念。窓からの眺めは特に良くない。 温泉から上がり、プールの方に向かう。プールは男女一緒で水着着用。しかし、普通温水のプールといった雰囲気。ジャグジーが何カ所化にあるが・・・。25メートルプールは子供用にできていて、浅すぎて泳ぐのが大変。プールはガラス張りなので、海が見えて爽快なのかと思ったら、海側には市民向けの雑草生え放題のグラウンドがあって、更にその先には防波堤があって、海は全然見えなかった。 なんか砂風呂に入らないと行った意味がなかったんじゃないかと思うくらい、今一な施設だった。 |
白子町アクア健康センター |
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九十九里浜白子ユースホステル 今日の泊まり先、九十九里浜白子ユースホステルに行く。ここは入り組んだ狭い道の先にあり、非常にわかりにくい場所にあるが、なぜか一発でたどりつけてしまった。 到着17時30分。ユースホステルの会員証の期限が切れかかっていたので、1年延長、それ含んでも2食付きで7千円弱で済むんだからユースは安い。 今日は男6人だけらしい。うち3人はバイク乗りで、私と同じ部屋だった。一人はオフロード車2台をトラックに積んで来ていた。彼をオフ車君と呼ぼう。もう一人は赤いGSF750に乗ってきていた。彼をGSFと呼ぼう。しかし、赤いGSF750?どこかで見たような・・・。 夕食〜ティータイムとずっと食堂で話す。私と同室の2人、そして別室の高校生一人が話しに加わり、他1人は話に加わらず本を読み、もう一人は部屋に閉じこもっていた。 今日も私と同年代が多く、高校生は一人だけ。ペアレントさんによると、最近はやはり高校生が減ってしまったという。また、3連休でこんなに空いているのは昔はなかったことだという。 GSF君が「どこかで会わなかったか?」と言ってきた。私が「え〜〜と一緒に温泉行かなかったっけ?それで帰りに螢見なかった?」と言うと、「やはり」という。なんてこった蓼科クライネユースで一緒だった彼ではないか。なんという偶然。 高校生の彼は現在高校3年で、本当ならば受験の追い込みの時期なのにここにいる。「勉強が手に着かないから」来たそうだ。電車を使った旅で、明日どいういルートをたどろうか、ペアレントさんと一緒に相談していた。 オフ車君は、バイク何台も持っているバイクマニアで、この3連休はオフロードコースで爆走する予定だそうだ。道理で異様に汚れているはずだ。ブレーキレバーやクラッチレバーは何本も持ってきていて、既に1本取り替えているという。すげー。 話が弾んで消灯10時を超え、11時にようやく解散、部屋で電気が消えたのは12時頃だったろうか。 |
九十九里浜白子ユースホステルの部屋 k九十九里浜白子ユースホステルで記念撮影 |
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11月25日 養老渓谷・旅館滝見苑 朝、8時半にユース出発。今日はせっかくの紅葉シーズンなので、紅葉の名所養老渓谷を目指す。 県道30号〜R128と走り、大原からR465に入る。このR465は、養老渓谷までの区間はいずみ鉄道と併走するなかなかに快適な国道だった。 R297との併走区間を少し走り、R465単独の山道をしばらく走ると養老渓谷だ。養老渓谷は養老温泉方面からも粟又の滝方面からも入れるようだが、旅館滝見苑で温泉に入る予定だったので、粟又の滝方面から入ることにする。 まだ10時ちょっと過ぎだというのに、駐車場は既に満杯だった。バイクだから楽に路上に停められるだろうと思っていたら、停められるような雰囲気ではなく、仕方なく町営駐車場に停めた。バイクだということで待たずに隙間に停めることができたが、しっかり車と同じ料金がかかってしまった。 温泉より先に紅葉見物にする。養老の滝入り口から入り、頼りない歩道を歩いていくと、粟又の滝が見えてきた。この滝って、別名が養老の滝なのか、表示が曖昧でわかりにくい。 遊歩道は対岸にあるので、ブロックを並べた橋を渡ることになるが、この橋がまた人一人しか渡れない代物で、しかも度胸がない人は這って渡るものだから、なかなか渡る順番が回ってこない。よって長蛇の行列ができることになる。 遊歩道を1時間ほど歩く。対岸に渡る橋が現れるだろうと思っていたらいつまでたっても現れない。仕方なく来た道を引き返す。養老渓谷を全部見ようとしたら1日必要なんだな。 養老渓谷から出ると、11時30分。丁度昼飯に良い時間だ。しかし、旅館滝見苑の食堂は団体向けに準備中で入れそうにない。しょうがないので、温泉だけ入って帰ることにする。 ここの温泉は3階にあり、内風呂も露天もある。3階といってもかなり高い場所にあるため、景色は抜群だ。露天の眺めも良いが、内風呂も窓が曇らないで景色がよく見えて良い。ただ、温泉自体はどうも加熱循環っぽい。それでもこんだけ景色良ければ十分か。入湯料は1000円で、タオル付き。 |
養老渓谷養老の滝(粟又の滝)入り口 養老渓谷は対岸に渡るのも大変 沢蟹もいた。 |
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酷道465号! 養老渓谷を後にし、R465をさらに先に進む。R465を使って房総半島横断だ。 七里川温泉付近の交差点で脇道に逸れる。この脇道がR465。集落にさしかかると、車1台通るのがやっとの道がでてくる。そして、しまいには大型バスが道を塞いで大渋滞している現場に差し掛かってしまった。20分位してようやくこの現場を通過。亀山ダム付近なんて本当に山道。地方道を無理矢理国道に昇格させたに違いない。 この後もR465はR410と併走したり、北行ったり南行ったりしながら房総半島を横断、ようやく浦賀水道に出てR465とお別れと思ったら、実はR127との併走区間で、富津に寄ろうと思って脇道に逸れたら、それがR465で又付き合う羽目になったりと、日が暮れる寸前までR465とは遊ばせてもらった。 |
R465号、R410との併走区間。狭い〜〜 |
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帰途 結局16時に富津岬に着くまでなにも食えなかった。富津岬で「たかはし」という料理屋に寄って定食を食す。2500円。まあ、旨かった。もう少しボリュームがあるともっと嬉しかったなあ。 富津岬の先端にチョット寄り、木更津南ICから館山自動車道に入り、そこからひたすら有料道路を走る。湾岸線では真正面に見える夕陽が大変美しく、思わず「太陽にほえろ!」のテーマソングをくちずさんでしまった。 総走行距離430キロのなかなか良いツーリングだった。 |
富津公園の「たかはし」 |
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